プログラミング挫折寸前ですか?
プログラミング、正直わかってくればくるほど、難しい知識が深すぎるとなってくることでしょう。
大丈夫です。
始めたてだろうと、覚えて数ヶ月経っていようと、プログラミングはいつまで経っても難しいものですから。
実際僕も大学で4年、社会で3年とプログラミングを行ってきましたが、まだまだわからないこと苦労していることがあります。
今回は、そんなプログラミングは難しい、諦める必要なんてない!あなたは決して無能だからできないのではないということを解説していきます。
僕でも働けているんですから、あなたなら絶対できます。
では、いってみましょう!
僕の基本情報(スペック)
僕は現在26歳の現役システムエンジニアです。
プログラミング経験は、大学1年生からで、大学の学部がパソコン関係だったためにプログラミングを経験することになりました。
完全素人、初心者から始まり、今は一つのシステムについて担当していて、システムエンジニアには珍しく4年目にしてまだまだプログラムを書いています。
プログラミング苦労談
大学生から学び始めたプログラミングについて、年別にどんな苦労があったのか解説していきます。
ぜひ、皆さんのプログラミングの悩みが解消できれば嬉しいです。
1年目(大学時代)
1年目はとにかく、右も左もわかりませんでした。
プログラミングとはなんだ、なんで動いているんだ。
とにかく書いてあるプログラムを移す作業しかできませんでした。
半分タイピングの練習ですね。
またコマンドという概念もこの時初めて知りました。
コマンドプロンプトというアプリを立ち上げて、これまでUI、フォルダを開いてファイルを作ってなどの動作を全てコマンド・文章で操作するという技です。
僕にはこのコマンドという概念を理解するのが非常に難しかったとのを記憶しています。
先生方は普通にやっているけれど、僕には意味がわからなかった。
「cd ..」「mkdir」「ls」「cat」などなど
何をしているのかにフォーカスせずにとにかく言われたことをやっていくという状況でした。
1年目が一番挫折しかけていました。
もうわからない恐怖と、他の人たちは普通にできているのに自分はできない。自分の無能さを嘆くような感じです。
乗り越えた方法は、プログラムはとにかく書いて動かして、ちょっと改造して動かすを繰り返しました。
繰り返し分ってもしかして、と思ったら自分の考えがあっているかを確かめるためにちょっと改造して動かしてみる。
この勉強方法が非常に有用でした。
考えて動かすので、だんだんとプログラミング言語の意味がわかってくるんですよね。
大学一年目では主にC++を学び、なんとか単位を落とさず次の年度を迎えることができました。
2年目〜4年目(大学時代)
1年目の苦労が終わり2年目以降は結構スムーズにプログラミングを学ぶことができたと思います。
とにかく1年目が辛すぎて、それと比較すると容易だと感じるのかもしれません。
ですが、ここでもやはり苦労はあったんです。
それが「やりたいのに、できない」になります。
プログラミングがちょっと書けるようになってくると、自分の意図したプログラムを作りたいという欲求が出てきます。
そんな時にこんな形にしたいという頭で思い浮かべたものを、書こうとするもののなかなかうまくいかない。
データAをちょっと加工して出力したいのに、うまくいかない。
プログラムコード自体は合っているけれど、考え方が異なるというのが頻発したのです。
この時は、とにかく検索との戦いになっていました。
調べて、試して、繰り返す。
ロジックを書き出してどういったコードでどういったデータをもらってくればいいのかをしっかりと吟味しながらプログラムを書いていました。
その時もまた試すというのが非常に重要だと思いました。
大学時代のプログラムはとにかく、プログラムに注力してちょっと高度なプログラムを書くというのが中心でどういった形でユーザーに届けるのかまでは考えていませんでした。
プログラムの提出も基本的にソースコードを渡すという形だったのです。
実はこれが後々の苦労につながることをこの時は知りませんでした。
5年目以降(社会人)
5年目以降は社会人になった後です。
プログラミングの基本は抑えられて、かなり自信もついていました。
研修でプログラミングをしたのですが、全く問題なく実施することができました。
しかし、そんな天狗の鼻を折ってくれる事件が起きました。
それは新入社員研修が終わった後の実務が始まったタイミングでした。
「コンパイルして、ビルドして、デプロイしといて、エラー起きたらどこで起こったか教えて」と言われた時です。
僕はこの3つをいまいち理解していないと判明しました。
プログラムコードは読めば何が動作しているのか大体分かりますが、コンパイル?ビルド?デプロイ?どうやって?
と全く何をやればいいのかもわからない状態だったのです。
そう、プログラム言語の勉強は大学時代入念にやってきましたが、いざそれを誰かに動かしてもらう実用面の知識はやってきませんでした。
僕は恥ずかしながらも上司に聞きましたが、「プログラミングはできるのはそれはできないんだ」という顔をされながら一から教えてもらい、切り抜けました。
そこからサーバーやクラウドといったインフラの部分を勉強するようになりました。
いくらプログラムが書けても、それを動かせる基盤を準備できるようにならないと、意味がないと突きつけられた瞬間の出来事でした。
今は…
今ではなんとかデプロイまでの理解が済むようになり、業務も任されるようになりました。
とはいえ、まだまだ知識が足りないんです。
特にサーバーとはdllとか、OSとか、システムが動いている一番下の部分についてはとにかく知識が足りないというのを実感しています。
いろいろ勉強してはいるんですが、理解はできてもいざ実践となるといまいち何をすればいいのかがわからないなんてことも多いです。
プログラムを学んで7年にもなるのに、まだまだわからないことだらけ。勉強は終わらない。
面白いですが、正直辛い部分も多いです。
プログラミングやパソコン関係は学べば学ぶほど、非常に深いというのがよく分かります。
ぜひとも、あきらめないでください。
僕も何度も挫折しかけましたが、今思うとあきらめないで良かったと思います。
僕でも乗り越えられ、未だ勉強、苦労しているところがあるので安心してください。
プログラミングは難しいからこそ、できた時の達成感は極上ですから。
まとめ
今回は、僕がプログラミングを7年間やってきた間の苦労話をしてきました。
思い出すととにかく1年目が辛かったという印象です。
プログラミングが分かりかけたのに、逃げていく感覚、できない自分が嫌になったことも何度もありました。
それでもなんとか頑張れたのは、先輩たちの「プログラミングは一定のタイミングで一気にわかるようになる」という言葉でした。
今もまだいまいちそのタイミングを実感したことはないですが、なんとか1エンジニアにはなれたかなと思います。
皆さんもぜひ、あきらめずプログラミングという世界が開ける日を目指してください。
では、皆さんのプログラミング能力が向上することを祈っています。
一応、僕のおすすめのプログラミングスクールと使用した書籍も載せておきます。
参考にしてみてください。
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