中古市場×NFT、今更聞けないブロックチェーン技術をわかりやすく解説

IT情報

ビットコイン、NFT、仮想通貨、この中の一つくらいは聞いたことはなかろうか?

どれもブロックチェーン技術を用いたIT技術でここ何年かでブームになっている内容だ。

もちろん、どうしてブロックチェーン技術を用いたこれらのビットコインやNFTが騒がれているか、わかっていると思う。。

正直よくわからんけど、波には乗っとけ?

おっと、それは危ない。

ここで一度おさらいをしておこう。

ブロックチェーン技術とは何がすごいのか、もう一度おさらいして、どのような発展がありうるのか今回は論じていこうと思う。

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ブロックチェーンって?

今更聞きにくくなってしまったブロックチェーンについて、もう一度わかりやすく説明する。

ブロックチェーン技術とは、簡単にいうと取引情報を一つの会社が管理するのではなく、みんなで共有して改ざんできなくさせようぜ!というものだ。

読者
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???が浮かんだろうか。

もっと噛み砕いて、具体例を挙げながら説明していこう。

あなたは今日買い物をしただろうか。

例えばコンビニを一つの例とする。

コンビニで一本100円のコーラを買ったとする(安すぎるとかいうツッコミは置いといてほしいわかりやすくするためだ)

あなたがコンビニに渡した100円と受け取ったコーラ、果たしてそれは誰が証明できるのだろうか。

誰か知らない人に「勝手にコーラ持ってくなよ」と言われたらあなただったらどうするか。

もちろんコンビニの店員に確認を取るはずだ。

でもその店員も「いやー、100円もらった記憶はないなぁ」と言い出したらどうするか。

だったらレジに入っている記録を調べろ!と言うだろうか。

たまたまレジが故障して記録が残ってなかったとしたら?もう撃つ手がなくなってきたのではないだろうか。

このように、取引とはこれまで個人間(法人もあえて個人と考える)で行われてきて、その記録も個人が残しているのが当たり前だった。

しかし、それだと記録そのものを改ざんするような行為や、記録を残してる側が意図的に書き換えることもできてしまう。

そこで生まれたのがブロックチェーンということになる。

先ほどのコンビニの例を続けて使うと、ブロックチェーンを用いた場合、コーラを100円で取引したという記録を全ての人が共有する事実として記録されるのだ。

あなたにも、コンビニ側にも、変な指摘をしてきた変なおっさんにも、同じく記録の紙が配られるイメージだ。

皆が共通して持っている記録用紙だから改ざんのしようがない。

コンビニ側が自分の記録用紙を書き換えたとしてもあなたの記録用紙や変なおっさんの記録用紙にははっきりと「100円でコーラを買った」という記録が残る

このような形で無事、改ざんなどの不正から取引を守ることができるようになった。

これがブロックチェーン技術なのだ。

ビットコインなどの仮想通貨も造りとしては同じで、取引に用いた記録をコインという概念に置き換えたものとイメージしてほしい。

だからビットコインなどの仮想通貨はあくまで仮想。実態はないのだ。

仮想通貨に関してはまた別の機会に詳細を紹介できればと思う。

基本はブロックチェーンの応用という認識だけ持っておいてくれれば問題はない。

NFT著作権とブロックチェーン技術を組み合わせたものだ。

これまで、デジタル作品についてはコピーがいくらでも可能という認識だったが

NFTによって、NFTがついていないデジタル作品はコピー、ダミーであり、NFTがはっきりしているものがただ一つのものであるという証明ができるようになったのだ。

誰がどういう取引のもとでそのデジタル作品を持っているかをブロックチェーン技術を用いて証明している。

これをNFTと呼ぶのだ。

以上で、大体のブロックチェーンと昨今騒がれている仮想通貨や、NFTについては理解できたと思う。

次からは、実際にどういう使われ方がされているのか、実践的な話をしようと思う。

ブロックチェーンを用いたさまざまな市場の紹介

NFT技術

NFTの基本はもう十分わかってくれているだろうか。

デジタル作品に対して持ち主をはっきりさせる技術がNFTだ。

なぜ、昨今こんなにも騒がれているかというと、NFTを用いた転売が流行になっているからだ。

転売と聞くと嫌なイメージを持つ方もいるかもしれないが決して悪いものではないと前置きしておく。

NFTの転売とはデジタル作品について正当ではない値段がついているものを買って、正規の値段で売ろうという話なのだ。

NFTを用いたデジタル作品は星の数ほどある。

もちろん、あなただった作り出すことができる。

それを売るのが基本スタンス。

安く買って高く売る。

あくまでNFTが成立するのは今だけだと僕は見ている。

というのも、皆が欲しいと思う値段と売っている値段に乖離があるから成り立つビジネスだからだ。

そのうち全てのNFTで売られているデジタル作品がまぁまぁの値段に落ち着くこと間違いなしだ。

だが、まだ、その落ち着く雰囲気には至っていないので、こぞって安く買って、高く売る。

この考えのもとNFTが騒がれているというわけだ。

アルファロメオ 新車にブロックチェーン技術を採用

話は変わって、今度は目新しい場面へのブロックチェーンの活用方法を紹介する。

それは車産業だ。

史上初の新車にブロックチェーン技術を採用したのはアルファロメオだった。

新型SUV「アルファロメオ・トナーレ(ALFA ROMEO TONALE )」が2022年2月8日に発表された。

どこにブロックチェーン技術が使われているかというと、車のライフサイクルの各段階にだ。

原料調達、製造、使用、リサイクル、廃棄までのライフサイクルを改善不可な状態で管理できるようになるということだ。

これで何がいいのかというと、中古市場に特に影響があると言える。

オーナーやディーラーがブロックチェーン搭載の車がどのような経緯で今ここにあるのかを簡単かつ、正確にわかる。

これによって、適切な値段だったり、適切な残存価値を付与することができるようになる。

「変な中古品をつかまされた。」

なんてことはなくなると言っていいと思う。

ポルシェやフェラーリなどが車両の限定デザインのスケッチをNFTで販売するのは前例があったが

こちらはブロックチェーン技術と言ってもNFTに特化したもので、車のライフサイクルに活かした例はアルファロメオが初めてのケースとなるのだ。

ブロックチェーンの今後を考察

ブロックチェーン技術の強みは改善されにくいということにある。

これを活かした中古市場はこれから未来が拓けていると僕は考えている。

変な中古品をつかまされたくないと思うのは誰しもが思うことではなかろうか。

僕もそうで、本ひとつとってもなるだけちゃんとした人がちゃんとした管理をしながら読んだ本を中古なら買いたい。

鼻くそやポテチを食べた手でめくった本なんか読みたくも触りたくもない。

もちろん、鼻くそやポテチを触った手で本に触れているかをブロックチェーンで管理するのは不可能に近いと思うが

最低限誰が何年間持っていたのか、僕の前に何人の人が使っていたのかさえわかれば、ずいぶん違うと思う。

中古市場以外にもNFTはもちろん、仮想通貨もまだまだ熱い市場だと思う。

これからは不正がしづらいブロックチェーン技術に要注目だ。

まとめ

今さら聞けないブロックチェーンについてお話ししつつ、今どのような分野にブロックチェーン技術が使われているかについて話してきた。

皆さんはどう思っただろうか。

ブロックチェーンに未来はあると思っていただけただろうか。

今すぐにでもビットコイン買ってきます!となった人もいるのではないだろうか。

でも待った。そんな焦る必要はない。

もっと他にブロックチェーンを効果的に使った発明もきっと生まれる。

それを見極めてからでも遅くはない。

僕はいち早くその情報を掴んでそこに投資をしたいと思っている。

何事も最初が大事なのだ。

僕が投資やらに興味を持ち出したときにはもうすでにブロックチェーンを用いた仮想通貨はピークに達していたので、乗り遅れてしまった僕。

だからこそ、今度来るブロックチェーンを用いた何かを僕は見逃さないようにしたいと思っている。

最初が一番儲かる、リスクが高い分リターンも大きい。

いつか来るそんなビックウェーブを期待して、今日のところはおしまいとしようではないか。

皆さんが少しでもブロックチェーンについて理解し、新たなアイデアの肥やしになっていれば嬉しい。

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