こんなアプリがあったらいいなぁ
もっと使いやすいアプリないかなぁ
と考えているならば、アプリ開発の才能があります!
でもアプリ開発なんて難しそうだし、プログラミングもできないしとお考えなら安心してください。
アプリ開発は思っているよりもずっと簡単なのです。
今回は、現役エンジニアの僕がアプリ開発の大まかな流れとプログラミングについてご紹介します。
きっとこの記事を読むと、アプリ開発って難しくない、やってみようと思えるきっかけになることでしょう。
ぜひ、アプリ開発に挑戦してみてください。
では、行ってみましょう!
アプリ開発実績
まずは僕が作ってきたアプリについて紹介します。
アプリは全部で、7つになります。
・寿命時計
iOSとAndroid両方
・名言日めくりカレンダー
iOSとAndroid両方
・叫ぶモールス信号
iOSのみ
・シンプルストップウォッチ
iOSのみ
・レベルアップ!記録帳
iOSとAndroid両方
・ツマミになるルーレット
iOSとAndroid両方
・爆弾処理対戦ゲーム
iOSとAndroid両方
以上の7つになります。
アプリについてはぜひインストールして確かめてみて下さい。
決して難しいアプリではなく、簡単なものになっていますので自信につながることでしょう。
これらのアプリを開発した僕が今回アプリ開発は難しくなくて、プログラミング知識も少なくても大丈夫ということをご説明していきます。
アプリ開発に必要なもの
アプリ開発に必要なものからです。
パソコン
必須なものがパソコンになってきます。
スペックなどは特に気にする必要がなく、大規模なアプリを開発するわけでもなければメモリだけ8GB以上できれば16GBあれば嬉しいくらいです。
CPUについては特に気にする必要はないと思います。
僕としてはMacBookをおすすめします。
MacBookであればiOS、Android両方を開発するのが楽になるのでおすすめです。
アプリ開発を進める上で一番高い出費はこのパソコン部分だけになります。
ソフト(無料)
アプリを作るためのソフトも必須になってきます。
しかし、ここで紹介するアプリたちはいずれも無料でインストールすることができます。
基本はUnityと呼ばれるソフトをインストールして、そのツール上でアプリ開発を進めるのがおすすめです。
iOSにも対応していて、iOSアプリを作成することも可能です。
iOSアプリをリリースする場合ですとXcodeというアプリが必要になってきます。
こちらも無料でインストールすることが可能ですが、Macユーザーしかインストールできない点は注意してください。
ソフトで必要なものは、UnityとXcode(iOSアプリを開発するならば)です。
どちらも無料でインストールできるので、お金はかかりません。
ただしアカウント作成が必要です。
アイデアと熱意
アイデアと熱意も必須です。
アプリ開発は簡単と言っても、決して1日でできることはないと思ってください。
短くても1週間くらいはかかると思います。
また慣れないうちは1ヶ月以上ひとつのアプリ開発を進めることになる場合もあるかと思います。
その長い時間に負けないような熱意と作りたい!というアイデアがアプリ開発には必須ということになります。
また、アイデアがオリジナリティに富んでいるほど良いです。
アプリを検索したときに上位表示されるとそれだけで、インストールされる可能性も高まりますので、面白いアプリを思いついたら他に似たようなアプリはないかを探してアイデアを深掘りできると良いでしょう。
お金が欲しいならお金?
最後にアプリでお金を稼ごうと考えると、お金が必要になってきます。
どういうこっちゃという話ですかと思いますが、アプリをAppStoreやGooglePlayでインストールできるようにさせるためには、有料アカウントを作成する必要があるのです。
この有料アカウント作成にお金がかかるというわけです。
無料で一般ユーザーにインストールしていただく方法もあるのですが、自分達がよく使うStoreから購入できるようにした方がインストールされやすいので、アプリを一般的にインストールしてもらいたいという方は加入が必須です。
無料公開でもお金がかかるので注意が必要になります。
AppStoreの場合は「11,800円(税別)」毎年かかります。
GooglePlayの場合は「2,750円(税別)」が一回だけ払うと半永久的なアカウントを手に入れることができます。
コスパ的にはGooglePlayの方が安いので、アプリ開発をやる最初のうちはGooglePlayだけで公開するという方法でも良いかもしれません。
以上がアプリ開発に必要なものになります。
意外と少なくて、すぐに始められそうという方も多いのではないでしょうか?
では、続いてアプリ開発を進めていく方法を流れに沿ってご説明していきます。
アプリ開発の流れ
構想を具体化する
こんなアプリを作りたいとなったら、アイデアをさらに具体化していくことが大事です。
漠然としすぎていると、次のステップの画面レイアウトなどが決められなくなるので、ぼやっとしたアイデアをより鮮明にできると良いと思います。
僕のやり方だと、A4の紙にどういった画面が必要なのかを書き出して、何ができるようにしたいアプリなのかを明確にする作業をしています。
やり方は自由で、もちろん書き出す必要もないです。
画面レイアウトと画面遷移を作る
続いて具体化したアイデアをさらに画面遷移とレイアウトで表していきます。
僕のやり方では、構想を具体化する段階である程度画面レイアウトは決まってくるので、あとは画面同士がどのボタンを押すと移動するのか考えたりします。
例えば、スタート画面があって、ゲームスタートというボタンをクリックすると、ゲーム画面に遷移するなどを考えるという手順です。
紙に書き出すのがおすすめで、それを見ながらUnityで画面レイアウトを確定させていく作業になります。
画面ごとの処理を作り込んでいく
ここからは実際にUnityを使って作業をしていくステップです。
Unityでのアプリ作成では、iOSとAndroidをまず選択することができ、画面ごとに開発を進めていくのが主な流れになります。
スタート画面を作って、ゲーム画面やメイン画面を作って、サブ画面を作っていく流れです。
おすすめのやり方としては、とりあえず全画面をざっくり作って、画面遷移がきちんと動作するか一連の流れを確認してからそれぞれの画面を作り込んでいく方法です。
小さく作って、だんだんと大きく作っていくのがやりやすいと思います。
このとき、レイアウト部については一歳プログラミングは使用しません。
ボタンをクリックして、大きさも移動も全てマウス操作だけで実施可能です。
画面遷移にや画面上で動かしたい処理が出てきた時のみプログラミングが必要になってきます。
画面ごとのレイアウトをマウス操作で作り上げ、裏で動く処理に関してはプログラミングしていくのが、Unityでのアプリ開発になります。
ちゃんと動くか確認する
一通りアプリ画面が完成したら、実際に動かしてみましょう。
うまく動作するかをスタート画面から一連の動作として確認するのです。
おそらく最初のうちはうまく動かないこともあるかと思いますが、めげないでください。
7年近くプログラミングをしている僕ですら、エラーやうまく動作しないことなんてよくありますから。
プログラミングはうまく動作しなくてナンボです。
徐々に直していくという気持ちで、落ち着きながら作業していきましょう。
ちゃんと動くようになったら、アプリとしては完成です。
自分のスマホにだけインストールしたり、世界中の人々に届けるアプリとしてリリースするなどできるようになります。
プログラミングは?
一連の作業を見ていただいた中で、プログラミングという言葉が出てきました。
アプリ開発で重要なところですが、決して難しいプログラミングがあるわけではないのを補足させてください。
例えば、データベースと連携しながら、複数のスマホと同時接続させて、アクションゲームとして完璧なRPGを作りたい。となってくると高度なプログラミング技術が必要になってきますが、個人で作るレベルであれば決して難しいプログラミングはありません。
最低限for文やif文を知っていれば、あとはUnityという頭文字をつけて検索すれば、大概が既に出来上がったプログラムを見つけることができます。
僕が作ったアプリの一つであります「ツマミになるルーレット」についても「Unity ルーレット」という検索結果からヒットしたものを参考に作成したものです。
困った時はGoogle先生を頼るとUnityでのプログラミングは決して怖いものではありません。
またC#言語が使われており、言語としてクセが少ない書きやすいプログラムでもあると思います。
基礎さえ押さえられていれば、決して難しいことはないと思います。
ただ最初の方は難しい、全然うまくいかないということもあるでしょうが、あきらめず自分の作りたいアプリのために熱意を注いでみてください。
大変なのはリリースくらい
プログラミングは決して難しくはありませんが、リリースするとなるとちょっと面倒臭いことが多いです。
慣れてしまったり、手順を確立させられればいいのですが、最初のうちはちんぷんかんぷんだと思います。
実際僕も最初の頃はかなり苦労しながらAppStoreへリリースしたりGooglePlayにリリースしたりしました。
訳のわからないエラーが発生してリリースできないなんてこともよくありました。
現在は割とすんなりリリースできるようになりましたが、最初のうちはかなり苦労すると思います。
エラーが発生したときはエラー文をそのままGoogleの検索欄にコピーするのがおすすめです。
誰かが同じエラーにぶつかって解決していることがあるので、参考になります。
リリースは大変ですが、リリースが終わったあと、AppStoreやGooglePlayで自分のアプリが見れるようになった時の達成感は最高です。
まとめ
今回はアプリ開発をやっている現役エンジニアである僕が、アプリ開発は決して難しくないというお話とアプリ開発の流れについて書いてきました。
少しだけでもアプリ開発に興味や、やる気が出ていれば嬉しいです。
アプリ開発は決して難しいわけではありませんが、敷居は高いと感じます。
先入観でできないと決めつける方が多いからです。
だからこそ、やってみる価値があると思います。
やっている人が少ないというだけで勝てる可能性が高まるのです。
ぜひ、アプリ開発検討してみてください。
独学じゃ無理だよーという方は、スクールなどに通うのも手かもしれません。
では、皆さんのアプリ開発熱に火が灯ることを祈っています。
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