電子書籍リーダーの最大の弱点は好きな電子書籍サービスを選べないところ。
今回紹介する「BOOX Poke5」はGoogle Playに対応した電子ペーパータブレットというところで、自由にアプリのインストールができてしまいます。
つまり、楽天KoboだろうとAmazon Kindleだろうと、関係なくインストールして読めちゃうんです。
一番安いところや、セールで自由に購入した電子書籍を読むことができます。
この記事では、「BOOX Poke5」について紹介し、どんな人におすすめかまとめていきます。
では、いってみましょう!
BOOX Poke5の概要
発売元
BOOXは中国メーカーの「Onyx International」から出ているAndroidタブレットです。
電子ペーパーが使われたディスプレイで、目に優しいのが特徴。
価格
価格は25,800円です。
大きさ、重さ
6インチのディスプレイで、幅は148mm、高さ108mmです。
重さは160gになっています。
スペック
Link Cartaスクリーンで一般的な電子ペーパーと同じ感覚で見ることができるディスプレイになっています。
防水・防塵機能はなく、バッテリー容量は1,500mAh、充電ポートはUSB-Cです。
クアルコム4コアで、RAMは2GB、内蔵ストレージは32GB。
メリット、デメリット
「BOOX Poke5」のメリット、デメリットについてまとめていきます。
メリット
好きなアプリをインストールできる
「BOOX Poke5」の最大のメリットはAndroidタブレットであるために好きなアプリをインストールできるということです。
電子ペーパーは基本的に機能が制限されているため、KindleならばAmazon Kindleしかアプリを使用できません。
楽天Koboも楽天Koboの本しか読むことができない電子書籍リーダーでした。
しかし、「BOOX Poke5」はAndroid OSが入っているためGoogle Playで好きなアプリをインストールできます。
つまり、Kindleも楽天Koboの書籍どちらも「BOOX Poke5」だけで読むことができちゃうんです。
比較的安い
電子書籍リーダーの中でも比較的安いのもメリットの一つです。
後ほど詳しい比較もしていきますが、似たような電子書籍にAmazonのKindle Paperwhite、楽天のkobo Clara 2Eというのがあります。
どちらも20,000円くらいの値段です。
単純な価格では「BOOX Poke5」の方が高く感じますが、どちらのアプリもインストールできるという点で考えると、二つの電子書籍リーダーを購入するよりも安い。
今後お得な方の電子書籍をAmazon、楽天でそれぞれ購入していくことを考えると余裕で元が取れてしまいます。
楽天だと30%オフで電子書籍を購入できるパターン、Amazonだと期間限定で50%オフで購入できちゃうパターンそれぞれあるので、どちらのパターンでも購入し同じ端末で読めてしまう「BOOX Poke5」は非常にお得だと言えるでしょう。
デメリット
いらないアプリもインストールできちゃう
好きなアプリをインストールできてしまうということは、いらないアプリもインストールできてしまうということでもあります。
悪意ある人がインストールして、ハッキングをされてしまう場合もありますが、僕が懸念しているのは集中をとぎらせるSNSのようなアプリがインストールできてしまう点です。
本を読む時の一番の障害は他に興味が移ることだと思います。
スマホでも電子書籍は読めるものの、どうしてもSNSやらYouTubeを見てしまって電子書籍に集中できないなんて経験あるのではないでしょうか。
Kindleなどの電子書籍リーダーはKindleしか起動できないので、他の通知やらに集中力を持ってかれることなく読むことだけしかできないので、読むことに集中できる。
「BOOX Poke5」はその点、他のアプリをインストールできてしまう分、集中できる環境を自分で作る必要がある点がデメリットになると思います。
もちろん、余計なアプリをインストールしない固い意志を持っている方なら全然気にならないデメリットでしょう。
防水じゃない
防水じゃないのが、一番のデメリットだと僕は思いました。
Kindleや楽天Koboの電子書籍リーダーは防水なので、推奨はされていませんがお風呂やプールで使用することができます。
本当にいつでも、どこでも電子書籍を楽しむことができるんです。
しかし「BOOX Poke5」は防水ではないため、お風呂やプールでの使用はできません。できなくもないんですが水に触ったら基本アウト。
これでは不安で水回りでの使用はできないです。
電子書籍をお風呂で読むのが最高なんだよと考えている方には合わない商品であり、ここが改善すれば電子書籍ユーザーに革命を起こす商品だと手放しにおすすめできると思いました。
おすすめの使い方
「BOOX Poke5」のおすすめの使い方としては、Kindleと楽天Koboの二刀流です。
安い方で電子書籍を購入して、「BOOX Poke5」では二つのアプリを使ってどっちの書籍も読める状態にするのがおすすめの使い方になります。
これをすることで、もともと安い電子書籍をセール時にさらにお得に購入することができると共に、一つの端末だけで電子書籍を堪能できちゃうんです。
もしも二つの端末を使い分けている場合は、どっちで何を買ったのかわからなくなり、旅先に持っていく場合にどっちを持っていくべきか迷い、結局読みたいものが入っていない方を持ってくる可能性があります。
「BOOX Poke5」はどちらの場合でもアプリに入っているので、「BOOX Poke5」一つ持っていればどこで購入した電子書籍も読むことができてしまうのです。
荷物を減らしつつ、いつでもどこでも本を読みたい方にはぴったりの商品だと言えると思います。
他の電子書籍リーダーとの比較
ちょくちょく話に出てきたKindleと楽天Koboのそれぞれの電子書籍リーダーたちと最後に比較をしようと思います。
似たようなスペックであるAmazonのKindle Paper Whiteと楽天のkobo Clara 2Eと比較をします。
一覧にまとめた比較表がこちらです。
安さだけなら楽天になるわけですが、容量が16GBという点は注意してください。
たくさんの電子書籍を電子書籍リーダーに保存したいという方は32GBを選ぶのが無難だと思います。
漫画なら1GBあたり10冊~25冊、小説だと1GBあたり50冊~1000冊ほど保存ができます。
コスパが高いのはKindle Paper Whiteという印象ですが、やはり楽天もAmazonもどっちの電子書籍も読める「BOOX Poke5」は強いですね。
どちらかのアプリに集約できるのであれば、それぞれの電子書籍リーダーを購入する方がお得で使い勝手が良いですが、決められないという方は「BOOX Poke5」を選ぶのが良いと思います。
ただ、防水ではない点だけが懸念ポイントですね。
まとめ
今回は、「BOOX Poke5」について紹介してきました。
Amazonも楽天もどちらの電子書籍も読めちゃうのは非常に魅力的に感じました。
ただ防水ではないのは不安が残りますね。
電子書籍を両方のアプリで読むよ。かつお風呂場では使わないよという方には「BOOX Poke5」をおすすめしますが、それ以外の方はKindleを選んでおくのが良いかなと思いました。
「BOOX Poke5」の今後の進化で防水対応になることを願うばかりです。
では、皆さんの電子書籍ライフがより良いものになることを祈っています。
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