朝ご飯は食べた方が良い!
というのは小学生の頃から言われてきたことですが、最近では朝ご飯は食べない方が集中できるしオートファジーによって脂肪燃焼が促されるなどの情報もあります。
さて、どちらが本当は良いのか。
今回は素人ながら、いろいろな本を読んだ僕が、朝ご飯は目的にて取るべきという話をしていきます。
あくまで素人が調べた範囲ですので、学術的な根拠は薄いので悪しからず。
では、行ってみましょう!
朝ごはんを食べるべき勢の主張
まずは朝ご飯を食べるべきという主張についてまとめていきます。
朝ご飯を食べるべきと考えている方は、「1日のエネルギーとなるから」「睡眠で枯渇した体を動かすため」「朝が一番脂肪になりづらいから」という意見が多かったです。
朝ご飯を食べると、1日の代謝が良くなって脂肪燃焼や1日の活力になるという意見ですね。
ボディビルダーやフィジーク選手の方も朝ご飯は絶対に食べた方が良いという意見で、朝ご飯を食べることで筋肉の分解であるカタボリックを防ぐことができると言っていました。
朝ご飯を食べることのメリットとしては、代謝を上げることができることと、筋肉や体の調子を整えることができるというところでしょう。
朝ごはんを食べないべき勢の主張
続いて、朝ご飯を食べないべきという主張についてまとめていきます。
朝ご飯を食べなくて良いという方は、「お腹いっぱいだと集中できなくなるから」「人間は食べ過ぎているから食べない時間を作った方が良い」「オートファジーが起こって体に良い」という意見でした。
まずオートファジーについて補足しておくと、オートファジーというのは細胞の古くなった悪玉タンパク質を新しく作り替える現象のことを言います。
このオートファジーというのが朝ご飯を食べないことで起こりやすくなるというのです。
オートファジーが起こると、肌のトラブルの改善や免疫機能向上などのメリットがあるようです。
また現代人は食に恵まれていて、朝昼晩、3食を食べるのが当たり前になっていて食べ過ぎているという意見もありました。
数万年という人間の歴史でもここまで食事を気にしなくても良いのは今くらいでしょう。
元々の人間の体的には3食というのは多過ぎて、体に合っていないんだという意見もありました。
どっちでもよくて、目的が違う
さて、二つの主張についてまとめてきましたが、どちらを信じれば良いのかわからなくなってきたことでしょう。
僕はこの二つの主張について、目的が違うという結論を出すことで納得することができました。
朝ご飯を食べるべきという主張は、短期的な体のためを主張しています。
朝ご飯を食べないべきというのは、長期的な体のためを主張していると考えるのです。
ここで注意してもらいたいのがどっちが良いというわけではなく、どっちを優先するかは個人によるということです。
短期的に脂肪を減らして筋肉を残したダイエットをしたいという方であれば、朝ご飯は食べた方が良いです。
オートファジーは確かに肌をキレイにする効果などがありますが、未だ解明しきれていない部分も残っています。
長期的に見れば可能性はあるけど、100%そうなるというわけでもなく、デメリットとして確実に筋肉が落ちやすくなるというのはあるのです。
空腹の時間が長くなると、人間は筋肉からエネルギーを得ようとしますので、カタボリックと呼ばれる筋肉分解が進みます。
なので、短期的に体を仕上げたい方や長い目線で健康的になれるかもしれない可能性に賭けるということが好きでない方は朝ご飯を食べるべきです。
朝ご飯を食べないべきというのは、長期的にみてメリットがあるかもしれないという主張だと僕は考えています。
朝ご飯を食べなくて良いというのは、あくまで最近言われていることと切り捨ててしまえるんです。
なので、確かに肌トラブルの改善や免疫機能向上などの効果はあるかもしれませんが長期的にみた結果だったり全員が全員に起こりうるとは限りません。
長期的にみてうまくいくかもしれないという可能性だと思っていただければと思います。
また、筋肉をしっかりつけたいという方にとっては長期的に健康になるという朝ご飯を食べない選択はおすすめできません。
オートファジーは筋肉分解を促進させてしまうので、せっかくつけた筋肉が落ちやすくなってしまうのです。
朝ご飯を食べないことのもう一つのメリットとしては、集中力が増すというのがあります。
空腹時の方が人間は集中できるというのは、すでに証明されているので、こちらはすぐに実感できる効果かと思います。
長期的な体が健康になる可能性が高い「朝ご飯を食べない」という選択。デメリットが少なく可能性や未来が明るいと感じるかどうかは人によるというのが僕の解釈です。
ちなみに、僕は割と朝ごはんを食べない派です。
集中できる時間に合わせるのもアリ
空腹だと全く集中できないという方もいるかもしれません。
そう言った方は間違いなく朝ごはんを食べた方が良いでしょう。
ただ、空腹でもある程度は動けるという方は、自分が集中できる時間に合わせて朝ごはんを食べるか否かを考えた方が良いと思います。
例えば、朝型の場合は朝ご飯は抜きで良いと思います。
午前中に一番集中できるということですので、朝ごはんを食べないことによってより一層集中力が増すのです。
ただその反動で昼ごはんをお腹いっぱい食べてしまうと、集中力が切れる時間とお腹いっぱいによる集中力低下が重なってしまうので注意が必要です。
昼型という方は、朝ご飯よりも昼ごはんを注意した方が良いと思います。
朝ごはんは食べても食べなくても午前中の早い時間には影響が少ないので、あまり考える必要はないです。
ただ、昼ごはんはあまりお腹いっぱいにしない方が賢明だと思います。
昼過ぎくらいに集中力が出てくるので、お腹いっぱいになってしまうとせっかく上がってきつつある集中力が低下してしまうのです。
最後に夜型の方です。
夜型の方は、朝ごはん、昼ごはんはしっかり食べた方が良いと思います。
夜型の方は夕方ごろまでは集中力が上がらないので、それまでは特に食事を気にすることはないかなと思います。
夜ご飯を程々にすることで集中力を維持につながるでしょう。
また朝ご飯は最悪食べなくても、遅めの朝食やおやつの時間を食事の時間にするなどの工夫をすることで集中力を上げることができると思います。
10時に一回めの食事、15時に2回めの食事、20時に軽めの夕食という感じです。
集中力という観点や朝はご飯が食べられないという点を考慮した進め方になります。
自分の集中できる時間に合わせて、食事のタイミングや量をコントロールすることが大事なのです。
3食だから太るのではなく、2食だろうと総カロリーが多ければ太りやすくなるのです。
食事管理は食事をいつ取るかというよりも、何を食べるかが重要になってきます。
まとめ
今回は、朝ごはんを食べるべきか否かについて書いてきました。
僕は朝ご飯はプロテインだけという生活をしています。
筋肉を残したいけど、朝ごはんを食べ過ぎるのは怖いというスタンスです。
朝ごはんをプロテインにするというのはおそらくオートファジー的にはNGで、オートファジーは起こっていないことでしょうが、頭が冴え渡る感じはします。
僕は朝方の人間なので、朝ごはんを極端に制限するというのは体に合っているのでしょう。
結論、朝ごはんを食べた方が良いけど、より一層の健康を手に入れる手法として朝ごはん抜きもありかもしれないというものになります。
結局、どちらを選ぶのも自分ですからね笑
朝ごはんを食べないというのは、長期的にみた健康を信じるある意味ギャンブル的要素が強いと僕は思っています。
それでも朝ごはんを抜くことで、集中できたり健康的になる研究はありますので、試してみるには十分に価値があると思います。
では、皆さんの健康寿命がさらに伸びることを祈っています。