5分でわかる伊庭正康「できるリーダーはこれしかやらない」書評&要約・解説

ビジネス本の書評

リーダーは忙しすぎる!!!

実は、それは頑張りところが違うからかもしれません。

今回紹介する伊庭正康さんの「できるリーダーはこれしかやらない」では、リーダーの9割が市あらない正しい頑張りどころ、自分の時間を作る方法が紹介されていました。

この記事では、そんな「できるリーダーはこれしかやらない」の内容を要約・紹介します。

では、いってみましょう!

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本書の概要

ページ数

全286ページでした。

読むのにかかった時間

だいたい3時間半ほどで読み切ることができました。

構成

リーダーが自分の時間を作るためにやるべきことが紹介されていました。

何をするべきか、リーダーとして慕われる方法、強いチームを作る方法がまとめられた構成でした。

おすすめ度

「できるリーダーはこれしかやらない」のおすすめ度は、5点満点中4点です。

リーダーをやっている方、やろうとしている方必見の内容でした。

リーダーとして何をするべきか、できるリーダーになるために意識すること戦略がまとめられているので、リーダー関係の人には非常に参考になる内容です。

課長などの役職を持っている方はもちろん、プロジェクトリーダーといったポジションの方にもぴったりの内容で、とにかくメンバーを率いるポジションには必須の考え方でした。

読んで実践すれば、すぐに良いリーダーとして活躍できると感じる内容で、多くの方に読んでほしいと思いました。

ただ、この本だけの内容というわけではなく、色々な本の良いとこどりといった内容なので10数冊リーダー系の本を読んでいる方は同じ内容で学びがないな。と思ってしまうかもしれません。

「これ」とは何か

今回紹介している「できるリーダーはこれしかやらない」で気になるのは「これ」というタイトルの言葉でしょう。

ズバリ、「これ」とは「任せること」です。

できるリーダーは「任せる」しかやらない。というわけ。

いかにメンバーに任せて仕事を進めるのかが、できるリーダーの分かれ道ということです。

実際に「できるリーダーはこれしかやらない」の内容も、どうやって任せるのか、どこまで任せるのか、メンバーにいかにやる気を持って任せるのかが紹介されていました。

任せるに特化した一冊なので、すでに任せるのが一流という方には合わない内容かなと思います。

僕なんかはちょうど「任せ方」を知りたかったのでちょうど良い一冊でした。

信頼されるリーダーになるためのテクニック

リーダーに必要な「任せる」技術。「任せる」ためには信頼されているリーダーである必要があります。

というのも、信頼できない人から言われた仕事なんて、やる気が出ませんから。

いかにやる気を出して任せた仕事をやってもらうかが重要なのです。

ここでは信頼されるために、任せた相手が最高のパフォーマンスを発揮するために必要なことを紹介します。

やる気の方程式を知る

やる気をコントロールするためにも、まずはやる気の方程式を知っておきます。

登山家に「ヒマラヤに登るなんてすごいですね」といってもピンとこない。

受験生に「勉強してすごいね」といってもピンとこない。

目標が明確で、そこに届くよう努力している人を単に褒めても、ピンっとは来ずやる気にはつながりません。

では、どうやってやる気にさせるのか。

キーワードは「自分は何が得意か(Can)」「自分は何をやりたいのか(Will)」「何をやっている自分に意味や価値が感じられるか(Must)」です。

この三つのキーワードが揃った時に、人はやる気が出るそう。

なので、リーダーとしては、三つのキーワードがメンバーにとってどの部分なのかをヒアリングして、どうやって仕事を任せるのかを考えるのです。

やりたいこと、やることでどんなプラスがあるのか、どうしてそのメンバーじゃないといけないのか。そういったところを明確に仕事を任せられるとパフォーマンスは上がりやすくなります。

成長を加速させる

成長を実感できると人はやる気を保ち続けられます。

そのために必要なのが、正しい目標設定です。

全員達成できる目標ではなく、その人に合った目標にするのがポイントで、できるかできないか微妙な目標を達成するのが大事。

その際、定量的に測れる目標であることも重要です。

定量的で、その人の限界ギリギリの目標設定ができるように、その人の能力を常に把握しておくのもリーダーの仕事。

ベテランメンバーの最高出力を引き出す

リーダーをやっていると時には自分より年もキャリアも長い人がメンバーとなることもあります。

そういうベテラン部下を持った時に、最高出力で働いてもらうことが必要です。

それが、「委任」という手法。

高い水準で明確に要望を出し、方法は任せ、定期的に報告の機会を作ります。

たったこれだけで、ベテランメンバーはしっかりと仕事をこなして、最高出力で結果を出してくれるはずです。

高い水準かつ明確な要望というのが重要で、より高いレベルを求め、サービスの改善に向けた役割を付与します。

そして、定期的に進捗や状況を確認することで、ほっとかれていない状況、いつでも支援できる状況を作ることができベテランメンバーをフルで活用することができるのです。

スパッと決められるリーダーになるために

リーダーの大事な仕事は、「決めること」です。

ただ、速度が速いだけで深みのない間違った回答をするのも、先延ばしにするだけの判断もダメ。

スパッと決めつつも、間違いが少ない判断がリーダーには求められます。

そんな時に重要なのが、「ブレない判断軸」を持つことです。

お客様軸、公平な視点、リスク視点、目的視点、効果視点、長期視点といった判断の軸を持っておいて、判断を求められたことが条件に当てはまるかを確認します。

条件に合っていればGO、条件に合わなければNOと言えばいいのです。

これで判断を素早くある程度の質を担保することができます。

また、失敗を恐れずに最悪のケースでも問題なければ試してみる姿勢も大事です。

判断が正解かどうかは誰にもわかりません。やってみなければわからないというのが現実。

だからこそ、最悪会社が潰れるということでなければ、やってみるのが得策という考え方です。

失敗を必要以上に恐れずに、失敗からどうやって学ぶのかを活かしていきましょう。

まとめ

今回は、伊庭正康さんの「できるリーダーはこれしかやらない」を紹介してきました。

「任せる」ことの重要性ややり方がわかって、僕としては非常に満足できる一冊でした。

早速やる気にさせながら、「任せる」実践していきたいと思います。

まずは仕事を任せた先の進捗をしっかり見れるようにします。

皆さんもぜひ、リーダーをやっている方は「任せ方」学んでみてください。

では、皆さんのリーダーライフがより良いものになることを祈っています。

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