外出する時イヤホンではなく、ヘッドフォンを使う方もいます。
マスク時代の今はマスクをして、その上にヘッドフォンをするという形が一般的ですが、正直耳にかけるマスクの上にヘッドフォンでは耳への負担も大きいはずです。
そんな悩みを冗談みたいな製品が解決させるのです。
ダイソンが出した「Dyson Zone」という商品です。
ヘッドフォンでありながら空気清浄機脳もついていて、口と鼻から吸う空気を常に浄化してくれる機能があるのです。
今回はそんな見た目も機能もユニークな「Dyson Zone」について紹介していきます。
では、行ってみましょう!
Dyson Zoneとは

Dyson Zoneは空気清浄機や掃除機で有名なDysonが出したヘッドフォンと空気清浄マスクを一体になった機器です。
形はかなりユニークで口と鼻を多い浄化された空気を常に口と鼻から吸うことができる作りとなっています。
近未来を感じさせるデザインに男心くすぐられる方も多いはず。
2022年3月30日に発表されたDyson Zoneは2022年秋頃に一部地域で店舗およびオンラインでの発売を予定しています。
日本での展開の有無や時期は未定です。
正直日本ウケする見た目ではないので、日本に上陸はせず、海外から直接輸入しなければ手に入らない形になるんじゃないかと推察します。
ヘッドフォンとしてのスペック

Dyson Zoneはカテゴリー的にはヘッドフォンに属します。
果たしてそのスペックはどのくらいなのでしょうか。
Dyson初のヘッドフォンということで期待半分、不安半分といったところですが、カタログで紹介されているスペック(性能)を見る限りかなり期待してもいいと思います。
まずはANC(アクティブノイズキャンセリング)機能。
外部の音を小さくしてくれる最近のイヤホンやヘッドフォンでは普通に備わってきつつある機能がDyson Zoneも例外なくついています。
ANC機能はさらに3モードが用意しています。
目の前のタスクに集中する際に適した「アイソレーションモード」
会話の音をより鮮明にする「会議モード」
緊急サイレンなどの重要な音を増幅して周囲の状況を認識できる「トランスペアレンシーモード」
の三つのモードがあるのです。
場面ごとに切り替えられます。
音質面は、各イヤーカップ内に高性能なネオジム電気音響システムを採用しており
「再生周波数帯域の幅が広く、集音された音を正確に再生できるように最適化し、ミュージシャンやクリエイターが意図した通りの音を楽しめる」とのことでした。
正確な音質はまだ発売前なので、わかりませんが
かなりクリエイターやミュージシャンに近い音源を楽しむことができるダイナミックな音であることが想像できます。
空気清浄機としてのスペック

Dyson Zoneのもう一つの魅力はヘッドフォンなのにも関わらず、空気清浄機を兼ねているという前代未聞の機能です。
まず非接触型シールド取り付けることができます。
空気清浄用のマスクを取り付けると空気清浄機能を使うことができるのです。
空気清浄自体は、二つのイヤーカップ型コンプレッサーを装備し静電フィルターと活性炭フィルターを介して空気を吸い込みます。
これによって「ハウスダスト、花粉、細菌などPM0.1レベルの粒子を99%を捕捉」
「NO2(二酸化窒素)、SO2(二酸化硫黄)、オゾンなど、都市部に多く存在する有害ガスの捕捉」を行えるようになっているのです。
また空気浄化モードには4つのモードが用意されていて、「低」「中」「高」「自動」を選択できます。
加速度計が内蔵されているので「自動モード」では運動やただ電車に乗っているだけなど様々な呼吸パターンに合わせて浄化の強さを自動切り替えしてくれるのです。

買うべきか?

空気清浄とヘッドフォンが一体化された「Dyson Zone」ですが、果たして買いなのでしょうか。
日本での発売は未定ですが、正直僕は買わないです。
見た目がいかつすぎるからです。
浄化された空気を吸い続けたいというのはよくわかりますが、見た目がかなりゴツい感じになっちゃうのは好きではありません。
ヘッドフォンとしての機能が気になるところですが、Dyson初のヘッドフォンということで流石にsonyやらbeatsほどの音質は無理なんじゃないかとも思っています。
いきなりsonyやbeatsに並ぶほどの音質を提供できたら、逆にDysonすごすぎですから。
マスク部分を取り外してヘッドフォンとしてだけの使用もできるようですが、そうなってくると別のヘッドフォンでいい気がします。
やはり浄化されて空気を常に吸っていたい方やマスクは信用ならん!という方などウイルス対策を万全にしたい方向けじゃない方と思います。
芸能人やら有名人が付けていたらちょっとした人気にはなりそうですが、あくまでユニークさを売りにしている商品だと思いました。
話題にはなりつつも自分では買わないといった商品でしょう。

まとめ

今回は空気清浄機とヘッドフォンが一体になった「Dyson Zone」を紹介してきました。
ユニークかつ斬新な見た目でかなり注目を浴びています。
マスクとヘッドフォンの両立を成した面白い商品ですが、正直僕は日本では流行らないかなと思います。
電車で乗ってきたら、え?ってなる気がしますし。
とは言え、カラーマスク(黒いマスクとか)も最初はやばいやつがつけるものという偏見がありましたが、このご時世になり見慣れてきました。
もしかしたら「Dyson Zone」も見慣れて「あーあの人、ウイルス対策万全じゃん」くらいの感想になっていくのかもしれません。
日本での販売は未定ですが、気になる方は続報をお待ちください。
ちなみに僕はマスクの色はグレー派です。

