5分でわかる「トップ5%リーダーの習慣」書評&要約

ビジネス本の書評

トップ5%に入るような優秀なリーダーにはある習慣がありました。

AI分析でわかった優秀なリーダーの習慣を真似するだけで、すぐに変わることができるんです。

成功をコンスタントに生み出していく彼らの秘密とは?

今回紹介する「トップ5%リーダーの習慣」は越川慎司さんが書かれた著書で、AI分析をフルに使って導き出された優秀なリーダーの特徴ややっていることを知ることができます。

簡単なことばかりですぐに実践できることが多いので、ぜひ今に停滞や不満を持っている方は読んでみてください。

きっと今を打破できる何かが見つかるはずです。

この記事では、そんなトップ5%のリーダーの習慣を簡単にまとめていきます。

では、いってみましょう!

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本書の概要

読むのにかかった時間

だいたい2時間ちょっとほどで読み切ることができました。

構成

どのような分析を行ったのかから、AIが導き出したトップ5%のリーダーの特徴、行動習慣について紹介されていく構成でした。

難しい行動は基本的になく、今日から取り入れられるものばかりでした。

無料で読む方法

2022年10月時点だとPrime会員なら無料で読むことができます。

PrimeReadingの対象になっていますので、ぜひチェックしてみてください。

ただしKindleのみですので注意してください。

リーダー以外の方にもおすすめ

トップ5%のリーダーというタイトルにはなっていますが、リーダーではない方でも楽しめる内容で勉強になる内容だと思います。

僕は実際リーダーのような管理職ではないですが、十分勉強することができました。

リーダーでなくとも先輩になるのが会社の常ですので、先輩としてどのような行動を取っておくべきかなど参考になるのです。

相談されやすい存在になる方法、話しやすい空気を作る方法、会議を円滑に行う方法など取り入れるとすぐに変われる部分が多いので、とても参考になります。

リーダーはもちろん、リーダー以外の方にもぜひ読んでほしい一冊です。

自分がついているリーダーが良いリーダーであるかの基準にもなるかもしれません。

リーダーが意識的にこれから紹介する特徴があれば、きっとそのリーダーはトップ5%に入るほどの力を持っています。

安心してついていって大丈夫でしょう。

もしもトップ5%のリーダーの特徴に当てはまらない場合は、もしかしたらリーダーは優秀なように見えてそうでもないかもしれませんね。笑

優秀なリーダーの特徴7選

ここからは実際に「トップ5%リーダーの習慣」に書かれていた習慣や特徴についてご紹介していきます。

これから紹介する内容ができていなかった方はぜひ、取り入れてみてください。

歩くのが遅い

まずトップ5%のリーダーは歩くのが遅いという特徴がありました。

歩くのが遅い理由としては、話しかけやすい空気を出すためのようです。

リーダーはいかに相談されやすい雰囲気を作り出すかが大事で、チームで動くためにはいかに早く遅くなっている部分をキャッチアップできるかにかかっています。

なので、どんな報告でもしやすい雰囲気を作り出すことが必要になってきます。

話しかけやすい雰囲気、空気を出すためにゆっくり歩くことで「あの、ちょっとよろしいですか?」と話しかける間を無意識か意識的に作っているようです。

忙しくても忙しくないように振る舞うのもトップ5%リーダーの特徴でした。

話が短い

トップ5%リーダーの特徴で話が短いというのもあります。

相手に伝わるのを最優先にして、メッセージをコンパクトにまとめるのです。

その際「意義」「目的」「数字」を意識することでコンパクトにまとめやすくしたりの工夫をしています。

また、会議では会議参加者全員が自分ごととして捉えられるようにアジェンダに工夫をするトップ5%リーダーが多いようです。

誰にどんな意見を求めるのかをアジェンダに組み込むのです。

どんな意見を求められるかを事前にわかっていれば、どこを注意深く聞く必要があるかを明確にでき会議もスムーズに進みます。

やる気をあてにしない

トップ5%リーダーは確実にプロジェクトを成功に導く力を持っているリーダーになります。

ですので、大成功の数が多いよりも失敗する数が少ないリーダーです。

失敗を減らすためにトップ5%リーダーはやる気については全くあてにしていません。

やる気というのはムラがあって、安定的でないし完璧にコントロールはできないからです。

コントロールできないものに注力するのではなく、やる気の有無に関係ない仕組みを作る方にトップ5%リーダーは注力します。

やる気ではない仕組みかが得意という言い方もできるかもしれません。

ストイックにならない

心と時間に余裕を作り、ストイックになり過ぎないというのもトップ5%リーダーの特徴です。

個人の業務遂行能力を磨くのには限界があるのを知っていて、自分がやるよりもチームでやったほうが効率的だとわかっているのです。

だからこそ、自分が頑張ることよりもチームでうまくやっていく方に力を入れます。

がむしゃらに仕事をタスクとして進めるのではなく、メンバーに合ったタスクをうまく振り分けたり、いつでも相談しやすい空気を出すようにしているのです。

忙しい人に相談事ってしづらいですから。

口角を2cmあげて誤解を防ぐ

口に出さない非言語コミュニケーションの中でも表情は大部分を占めます。

だからこそトップ5%リーダーは笑顔や雰囲気をより一層大事にするのです。

不愉快そうな顔よりも笑顔や少し微笑んでいる方のほうが好感を持ちやすいですし、協力的になりやすいです。

だからこそトップ5%リーダーは口角を意識的にあげて話すことで上機嫌さを表したり、誤解を招くようなことがないようにしています。

口角を上げるだけで良い印象を与えられるので、ぜひ今日から取り入れたい内容です。

指示名詞を避ける

「あれ」「これ」「それ」というような指示名詞を使わないというのもトップ5%リーダーの特徴です。

曖昧な表現によって誤解が生まれたり、自分の「あれ」と相手の「あれ」が異なる可能性を考慮しています。

しっかりと名詞を使ったり、曖昧な表現にならない工夫をトップ5%リーダーは意識しています。

言葉を巧みに使って、自分のイメージと相手のイメージを合わせるということにも意識を向けている特徴がありました。

伝えるのではなく伝わるを目指す

ここまで読んでいただくとわかると思うのですが、トップ5%リーダーの目指しているものは伝わるという点です。

相手に伝えるのではなく、相手に伝わるを意識しています。

この違いは情報を渡すだけでなく、相手に理解してもらうということで、相手の反応を大切にしているのです。

相手がちょっとでも合わないなと思ったらすぐに補足を入れることで、とにかくイメージの齟齬だったりを減らす努力をするのです。

そのために事前にアジェンダを渡したり、根回しをする場合もあります。

結果会議時間が短くなる特徴もトップ5%リーダーにはあるようです。

やれていないならこれからやればいい

今回紹介したトップ5%リーダーの特徴はあくまで一部です。

「トップ5%リーダーの習慣」にはまだまだ特徴や行動について、書かれていますので、ぜひ参考にしてみてください。

今回紹介したものの中で、できていなかったなと思うものもあると思います。

ぜひその場合は、これから意識してみてください。

ただ納得のいかなかった行動や特徴については真似しなくて大丈夫です。

しっかりと腑に落ちた形で実行することに意味があります。

やれていなかった部分で変わるべきところは、素直に変えることができるという特徴もまたトップ5%リーダーが持っているものになります。

今できていなくても、これから人は変われるというのもトップ5%リーダーは十分に理解しているのです。

まとめ

今回は「トップ5%リーダーの習慣」について、書評及び要約を行ってきました。

紹介した行動や特徴に少しでも皆さんの心を変えるきっかけになっていれば嬉しいです。

結局は行動したもの勝ち。

まずは優秀な人のマネからしていくと、自然と素晴らしい行動や適切な行動ができていくはずです。

ぜひ、今回紹介したトップリーダーの行動や特徴を意識してみてください。

リーダーでない方も行動や特徴を意識することで、伝わりやすさや頼り甲斐がアップするはずですのでとても参考になると思います。

では、皆さんのビジネスマンスキルが高まることを祈っています。

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