生成AIが話題の中、Appleは中々参戦しない印象。
そんな中、ついにAppleからの生成AIモデル「MGIE」が発表されました。
テキストを入力すると、画像を自動で編集してくれるAIモデル。
この記事ではそんな「MGIE」の概要と機能をまとめて紹介していきます。
Appleが中々生成AIに手を出さない理由についても考察します。
では、いってみましょう!
MGIEとは
MGIEはAppleが開発した、テキストベースの指示に従って画像を編集するオープンソースの人工知能(AI)モデルです。
MLLM-Guided Image Editing(MGIE)と名付けられたこのモデルは、カリフォルニア大学サンタバーバラ校と共同で開発されました。
MGIEの機能とできること
MGIEにできることは画像編集タスクです。
切り抜き、サイズ変更、開店、明るさ、カラーバランス、コントラストの調整などの画像編集タスクをテキストで指示することで、編集できます。
利用は、GitHubからもしくは、Hugging Faceでウェブ上のデモを試す形です。
下記リンクで実際に動かすこともできます。
MGIEに似ているサービス
MGIEに似ているサービスは複数ありますが、一番はPhotoshopの生成AIが似ています。
Photoshopの生成AIでは、選択した範囲に全く別の写真を組み込んだりを自然な形でやってくれます。
MGIEは無料でできますが、Photoshopは月額2,728円が必要になります。
Photoshopは月額がかかっているのもあって、非常にクオリティが高いです。
なので、比較すれば確実にPhotoshopが優秀で、本気で使うならPhotoshopがおすすめだと思います。
Appleが生成AIに慎重な理由を考察
今回MGIEが発表されたわけですが、コレまでAppleは生成AIに慎重だったと思います。
OpenAIがChatGPTを発表してから、GAFAM全体で生成AIを各々発表していったのに、Appleだけ特に音沙汰がなかったのです。
では、なぜAppleはここまで生成AIに慎重になっているのか?
僕の予想では、この後にすごいのを準備しているから。だと思います。
AppleにはSiriがあります。
このSiriと生成AIを使ってよりユーザーの要望に合うものを聞いて、作って、提供する。ができるようになるんじゃないかと思うのです。
またAppleはクオリティと使いやすさを追い求めます。
なので、Appleから発表された生成AIはおそらく全言語に対応した生成AIで、精度も非常に高い。なんてことがあり得そうです。
とにかく、すごいAppleの生成AIが待っているから、今はまだ生成AIに参加していないように見せている。というのが僕の予想になります。
まとめ
今回は、Appleの生成AI「MGIE」について紹介してきました。
編集に特化された生成AIでPhotoshopには劣るものの、今後の発展が期待できると思います。
さらにAppleはコレまで生成AIに慎重に見えましたが、実はコレから出す生成AIの準備をしていると考えています。
果たしていつになることやら?もしかしたらiOS18(2025年)には出る可能性も高そうです。
まだまだ、ワクワクする時代は終わりませんね。
では、皆さんのAIライフがより良いものになることを祈っています。
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