NVIDIAの時価総額が上がり続けています。
2024年6月6日時点で、時価総額3兆118億ドルを超え、Appleを抜いて世界2位となりました。
時価総額世界1位であるMicrosoftに追いつく日もそう遠くないと予想されます。
でも、どうしてこんなにNVIDIAが伸びているのか。
この記事ではNVIDIAがどうして伸びているのか、解説していきます。
では、いってみましょう!
NVIDIAの時価総額と現在の1位との差
2024年6月6日時点で、NVIDIAの時価総額は3兆118億ドル。
Appleの3兆34億ドルを抜いて2位です。
1位のMicrosoftとは、時価総額1,400億ドルほどの差がついています。
NVIDAって何の会社?
NVIDIAは、主にGOUを開発・販売しているメーカーです。
GPUはパソコンで高負荷のゲームを楽しむのに欠かせないパーツで、AIを開発するときにも重要な役割を果たします。
またデータセンター事業もNVIDIAは行っており、サーバーやネットワーク機器を設置し、運用するための施設を提供しています。
NVIDIAが伸びている理由
NVIDIAが伸びている一番の理由は、AIブームにあると考えられます。
生成AIの登場によって空前のAIブームとなっている昨今。
AIの開発に欠かせないのがGPUです。
そんなGPUを提供しているのがNVIDIAなので、NVIDIAの業績も上がっていくという構造。
データセンター事業の伸びについても、AIブームによる影響だと考えられます。
今後も伸び続けそうか
今後もNVIDIAは伸びていきそうなのか。
ズバリ、伸びていくけど、もうすでに落ち着き始めているというのが僕の見解です。
生成AIのブームはまだまだ発展し続けてはいますが、開発に必要なデータセンターやGPUの必要性は落ち着きつつあると思います。
すでに開発を着手している会社たちは、データセンターやGPUの準備ができている状態なので、これ以上増える見込みが少ないんじゃないかと思うのです。
また、量子コンピューターの登場によってむしろNVIDIAの業績が危うくなる未来もあると思います。
量子コンピューターはまだ一般化されておりませんが、確実に開発が行われており2026年までに登場すると見込まれます。
量子コンピューターはこれまでのコンピューターとは全く異なる速度を出せるようになるので、量子コンピューターが一般化されて、会社などで取り入れられるようになったらGPUなどの従来の機器は必要なくなると思うのです。
そうなった場合NVIDIAも量子コンピューター事業に手を出してきそうですが、そうならない場合は低迷もありうると考えます。
とはいえ、絶賛AIブームであり、GPUの需要も量子コンピューター登場まではあり続けることを考えると時価総額1位もありうると思います。
まとめ
今回は、NVIDIAの時価総額がすごいというのを解説してきました。
AIブームなどによって、意外にもソフトウェアではなくハードウェアが時価総額を上げているのは意外でした。
この知識は今後活かせそうな気がします。
量子コンピュータが登場した時は、OS会社はもちろん、ハードウェア会社にも投資したら爆上がりしそうな気がするのです。
この経験を次に活かして、NEXT NVIDIAを見つけたいと思います。
では、皆さんの投資ライフがより良いものになることを祈っています。
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