PayPayカードが複数枚発行できるようになりました。
…、それって何が嬉しいの?ニュースになるようなこと?って思いませんか?
今回はクレジットカードが複数発行できることのメリットを紹介します。
PayPayカードが複数枚発行できるようになったことで変わる未来についても考察していきます。
では、いってみましょう!
PayPayカードが複数枚発行になる?
PayPayカードの複数枚発行が可能になったことが発表されました。
一人で、PayPayカードは3枚まで、PayPayゴールドカードは1枚まで、合計4枚まで発行できるようになったのです。
Visa、MasterCard、JCBブランドと複数のブランドのカードを持てるようになり、利用シーンに合わせてカードの使い分けができるようになりました。
複数枚発行で何が変わる?
複数枚のカード発行ができることで何が変わるのか。
まずはカードブランドごとにカードを発行できる点が変わります。
これまで、クレジットカードを発行した場合、Visaで発行すればVisaが使えるお店でしか使えませんでした。
それが複数枚のカードをバラバラのブランドにすることで、MasterCardしか使えないところでもPayPayカードを使え、JCBしか使えない場合でもJCBのPayPayカードを使えばいいのです。
また、用途によって使い分けるというのも行えます。
支払い口座をカードごとに分けることもできますが、カードごとに支払い集計が分けて確認することができるのです。
例えば、VisaブランドのPayPayカードは食費用、MasterCardは必要不可欠なお金用、JCBは娯楽用といった使い分けができます。
これをPayPayのアプリからどの内訳で使っているかが一目瞭然にすることができるのです。
個人事業主がプライベート用と事業用に分けて同じカードを使って、ポイントだけ集計するというやり方にも使えちゃいますね。
複数枚発行のメリット
クレジットカードを複数枚発行できることのメリットは、カードブランドを変えられることでどこでもポイントを逃さない。という点です。
JCBのカードを持っているけど、使えない。という場面は多々あります。
そういった時に、別のクレジットカードを使えばその場の会計は問題なく終えることができますが、ポイントは別のクレジットカードに貯まってしまうのです。
せっかくJCBのカードでポイントを貯めているのに、払えないから別のカードにしたために逃すポイント、これを防げます。
複数枚のカード全てが同じアカウントで発行されているため、ポイントの集計はアカウントに紐づくのです。
つまり、JCBのカードで払おうと、Visaのカードで払おうと、貯まるポイントは全て同じで集計されます。
カードブランドのせいで逃すポイントがゼロになるのが最大の魅力だと思います。
また、人によっては使うお金ごとに分類することで、節約になる場合もあるでしょう。
カードごとにお金は集計されるものの、ポイントは全体を合わせて1アカウントにまとめられる。
この特性によって、個人事業主は特に一枚のカードを所持するだけで済むのは大きいメリットに感じると思います。
複数枚発行のデメリット
クレジットカードの複数枚発行にはデメリットもあります。
それが管理が大変ということ。
カードを使い分けるというのは中々に面倒なことです。
これは食費なのか娯楽費なのかを考えたり、財布の中に複数枚カードが入っていればどれがどれで、今はどれを使うべきなのか迷う必要があります。
その時間がもったいなくなってしまう。というのがクレジットカードが複数枚発行されることの最大のデメリットだと思います。
面倒くさくて、結局一枚のカードしか使っていない。というのも多いはず。
僕自身、クレジットカードは一枚になるべく集約して、どうしても払えない時だけサブカードを持っておくという運用をおすすめします。
1日に人間が選択できる回数は決まっているらしいですし、迷う時間がもったいないと思うのです。
とはいえ、管理がしっかりできる方には複数枚発行のデメリットはほぼないと言えるでしょう。
PayPay以外の複数枚発行可能クレカ
PayPayカード以外にも複数枚発行が可能なクレジットカードがあります。
家族カードを外した上で、今回は3種類のカードを紹介します。
まずは楽天カード。
楽天カードは1人で2枚までカードを作ることができます。
カードブランドも分けることができ、楽天の溜まりやすいポイントを集約できるのが特徴です。
次に三井住友カードNL。
Visa1枚、MasterCard1枚とカードブランドを分ければ、2枚のカードを発行できるのが三井住友カードNLです。
またOliveという選択肢をとればさらに1枚のカードも作れる複数枚発行可能なクレジットカード。
最後に、ライフカード。
異なる国際ブランド(VisaやMasterCard、JCB)を選択すれば2枚まで発行ができます。
入会後1年間は1.5倍のポイント還元率のカードで支払いを集計できるのが嬉しいクレジットカードです。
このラインナップに今回PayPayが追加されました。
PayPayのみ最大4枚まで発行できる分、頭ひとつ飛び出ている印象です。
僕自身は複数枚持ちは、悩む時間がもったいない、判断するのが疲れるということでやりませんが、支払いを徹底管理したい方はぜひ検討してみてください。
まとめ
今回は、PayPayカードの複数枚発行を紹介してきました。
複数枚発行によって、支出を管理しやすくはなる反面、面倒な管理となってしまうというメリットデメリットも紹介しました。
僕としてはおすすめはしないものの、複数枚発行という選択肢が広がることは良いことだと思います。
ぜひ、複数枚発行で支出の管理がしやすくなるか。という視点も今後のクレジットカード選びの参考にしてみてください。
では、皆さんのクレカライフがより良いものになることを祈っています。
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