春のトッピング祭りと称して、povo2.0がまたやってくれました。
300GB(180日間)19,500円というトッピングを出してきました。
こちらは30日あたり50GBで、3,250円という計算になるトッピング。
つまり、大容量プランとして非常にお得なものになります。
今回は、300GBトッピングの他にも出た、期間限定トッピングについて紹介し、楽天モバイルを喰うか考察していきます。
では、行ってみましょう!
povo2.0とは
povo2.0とは、KDDIが提供する格安SIMで、トッピングという独自のシステムを採用しています。
トッピングは、データ容量などを自分が欲しいと思った段階で追加購入できるシステムで、月々0円で契約できるという日本唯一の特徴を持っているSIMです。
回線はKDDIが提供していることもありau回線になります。
春のトッピング祭り
概要
実施期間2023年2月22日~3月22日23時59分までの期間で実施される春のトッピング祭り。
選べる3種類のトッピングを通常の値段よりもお得に使うことができます。
選べるトッピングの種類がこちらです。
無料で参加できるトッピングはありませんので、注意してください。
それぞれについて、細かく紹介していきます。
選べるトッピング
300GB(180日間)
180日間で300GBのデータ容量が使えるというトッピング、こちらは代位容量を使うという方向けのトッピングです。
通常であれば、180日間で150GB、12,980円というのがpovo2.0が用意する最大のデータ通信量でした。
それが期間限定で300GB、19,500円になったのです。
150GBに合わせて比較すると、通常:12,980円、春のトッピング時:9,750円になります。
150GBでも安いのに、さらに倍のデータ容量が使えるというのは、破格と言えるでしょう。
データ無制限プランを検討している方や、すでに他社で加入しているという方はこの期間にpovo2.0検討してみてもいいかもしれません。
本当に他社のデータ無制限プランよりも安いのかについては後述します。
データ追加1GB(30日間)
30日間という縛りの最安値は3GBで990円のトッピングです。
期間限定では最安値のトッピングが1GBで499円になります。
正直決して安い!と言えるトッピングではないです。
ですが、povo2.0使ってみようかな、最悪0円で持ち続けられるし、と考えている方なら十分に検討の余地があるトッピングだといえます。
とはいえ、データ追加7日間で390円、データ使い放題(24時間限定)330円という最安値のトッピングが他にもあるということを考えると、今回の選べるトッピングの中では選ばない方が賢明でしょう。
データ使い放題(7日間)
最後の選べるトッピングが7日間データ無制限:1,800円です。
通常ではデータ使い放題は24時間限定で330円というトッピングでした。
これが7日間使い放題になるので、2,310円かかるところが、1,800円になるのです。
大容量300GBも使いきれないよ、という方にはこちらをおすすめします。
旅行中などに特にハマるトッピングで、7日間いくらデータを使っても制限がかかることなく、追加料金を払うことなく使用できます。
1日あたりに換算すると、約257円なので、非常にお得なトッピングです。
もちろん、わざわざトッピングを選ばなければいけないというわけではありません。
自分の生活にあったトッピングがあったならば、期間限定だし追加してみるかなくらいの感覚が正しいです。
わざわざ普段は使わない通信だけど、使い放題をトッピングしたから使おう!というのはキャンペーンに騙されています。
普段の生活の延長線上のお得を拾っていきましょう。
大容量プランとの比較
180日間で300GB、一ヶ月あたり100GBのトッピングは他社の大容量プランと比較してお得なのでしょうか。
データ無制限プランがあるソフトバンク、au、docomo、楽天、ahamo(100GBプランあり)と比較していきます。
ちなみに、月100GBというのは、だいたい動画なら160時間、音楽なら25,000曲聴ける計算になります。
毎日5時間の動画を観ても余る計算なので、一般的に100GBあればほぼデータ無制限と考えても良いと思います。
ただ、パソコンのテザリングとしても使用する場合は別なので、パソコンのネット回線の一つとして検討している場合はデータ無制限プランの方がおすすめです。
では、プラン比較の一覧になります。
ソフトバンク、au、docomoの3社に関しては料金は一緒という見方で良いですね。
楽天モバイルのみ、データ無制限の中では最安値で、最大割引後でも最安値でした。
通信品質が甘いところは残りつつも、今後の解消やお値段据え置きならば楽天モバイル非常に良い選択肢というのが大容量の比較で見えてきます。
Povo2.0の100GB(正確には300GBトッピング)はahamoには負けつつ、ソフトバンクなどには勝つものの割引後では負けるという結果でした。
正直povo2.0の300GBには大容量魅力はほとんどありません。
300GBを半年で使い切るという長期目線、一ヶ月あたり50GBという方がコスパは良いと言えるでしょう。
50GBだと考えると月2,163円になるので、ahamoの20GBプラン(2,970円)よりも安いといえます。
なので50GBよりも大容量のプランを探している方はahamo、データ無制限なら楽天モバイル以外だとどこでも一緒という結論です。
月50GBは大きいという考えであれば、春のトッピングは300GBを選択しても良いと思います。
楽天モバイルはpovo2.0に喰われる?
今後povo2.0は楽天モバイルを喰うのでしょうか?
僕の考えだと、楽天モバイルは喰われません。
楽天モバイルはまだまだ通信品質が甘いという声が多いですが、今後の改善によってはデータ無制限界隈では最強の選択肢になりうるからです。
むしろ、楽天モバイルの通信品質によっては他3キャリアを喰う勢いだと思います。
今ですら、料金を比較すると楽天モバイルのみ圧倒的に安い、他のキャリアはお互いを牽制しつつ結局同じ値段という形です。
楽天モバイルが今後品質の担保がしっかりしてくれば、楽天一強、もしくは楽天に追随する形で各社とも値段を落としてくることでしょう。
そうなるとpovo2.0の旨みはほとんどなくなるので、楽天モバイルはむしろpovo2.0に喰われるという形になるかもしれません。
とはいえ、現状、povo2.0は月0円で持つことができる格安SIMという唯一無二の特徴も持っています。
今後も格安SIM業界、SIM業界注目ですね。
まとめ
今回は、povo2.0の春のトッピング祭りについて情報をまとめ、お得かどうか検討してみました。
結論としては、現在povo2.0を使用している方は、自分の生活にあっているものを選択して選ぶべし。
Povo2.0ではない方は、この機会を別に逃しても大丈夫、というものです。
とんでもなくお得!ってほどではないので、この機会にわざわざpovo2.0に移行する必要はないという結論になります。
もちろん、povo2.0の魅力が自分の生活と合っているという方春のトッピング祭り期間を利用すると通常よりもお得になることは確実です。
ぜひとも、自分にどんな格安SIMが向いているのか確認した上で選択してみてください。
では、皆さんの通信費が少しでも安くなることを祈っています。
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