VR世界の醍醐味といえば、没入感と激しいアクションだと思います。
僕もその体験がしたくてVRのOculus Questを購入したわけです。
今回はVR酔いしやすく、飽きっぽい僕でもはまったVRゲームについて紹介します。
「Robo Recall」というアクションゲームで爽快感、没入感、操作感が抜群でした。
実際に「Robo Recall」を遊んだ感想や良かった点、イマイチな点について赤裸々に書いていきます。
では、行ってみましょう!

「Robo Recall」とは

「Robo Recall」はEpic GamesがOculusRiftおよびOculusQuest向けに開発した一人称シューティングゲームです。
ロボットになってロボットと戦うというコンセプトで、武器も仮想の銃を使います。
テレポートで移動しながらの操作で歩行などはできない作りとなっています。
銃は4種類あり、爽快感抜群のアクションゲームです。
弾丸やミサイルを手で掴むことができるようになっていたり、敵のロボットを掴むこともできるので激しめのアクション好きにはたまりません。
ウイルスに汚染されたロボットたちを正常に戻すためにリコールする物語を楽しめるそんなゲームになっています。
ゲームの見どころ

ゲームの見どころは操作性のしやすさと、酔わなさ、爽快感です。
歩くという操作がない分、銃の発射に集中できたり覚える動作が少ないので操作に迷うこともなければ、初心者でも初っ端から十分に楽しむことができるのです。
また歩くという動作がないことによって、VR酔いも限りなく少なくなっています。
ロボットを倒すという罪悪感が全くないというゲーム性も爽快感につながっています。
思う存分敵のロボットを破壊するという衝動を遺憾なく発揮することができるのです。
値段も比較的安価で、税込2,900円になっています。
映像の綺麗さやゲームの作り込みから考えるとかなりコスパの良い選択肢でしょう。

感想

実際遊んでみた感想としては、本当にVR酔いせず遊べて爽快というものです。
僕は比較的VR酔いをしやすい方で、なんならVRでなくとも一人称視点のゲームは動画でも酔ってしまうほどです。
ですが「Robo Recall」に関しては1時間ほど連続でプレイしても全くVR酔いはしませんでした。
VR酔いが嫌という方はぜひ「Robo Recall」を試してもらいたいです。
歩くという動作がないので、酔いにくい作りになっているのです。
テレポートという操作方法に慣れは必要ですが、VR酔いしないという点を考えると最高なポイントになります。
爽快感があるのも「Robo Recall」が良かった点です。
機械同士がぶつかる音や銃によって倒れていくロボットたちは爽快感満点でした。
銃を撃った感覚や相手が倒れていく感じはリアルで、楽しむことができました。
テレポート直後は相手の動きが遅くなったりするので、ゲームとして楽しむことももちろんできます。
弾丸をつかむという現実では到底成し得ないこともできるので、ゲームならではフィクションならではのアクションも楽しかったです。
ストーリーに沿って基本的にゲームは進み、レベルが上がっていくとだんだんと難しくなっていくゲーム構造になっているのも楽しかったポイントになります。
ストーリーはシンプルで特に伏線回収だったりはないわけですが、わかりやすい内容でちょっと考えさせられる内容だったのは良かったです。
ストーリーは楽しむというよりかは状況の説明やバトルの理由という背景ですので、あまり期待はしない方が良いと思います。

イマイチな点

爽快感もありVR酔いもない「Robo Recall」ですがイマイチな点もあります。
それがボリュームの少なさです。
ストーリーの薄さもさることながら、銃の種類やできることやれるステージも少ないので、すぐに飽きてしまいます。
実際ストーリークリアに関しては2、3時間ほどで可能ですし、ミッションで遊び直すというのも1週間もすると飽きてしまいます。
「Robo Recall」を極めるというレベルには決して至らないものの、ゲームをやる時間は圧倒的に少なくなっていくことでしょう。
僕自身飽きっぽくはあるので、「Robo Recall」ではより一層その面が顕になりました。
飽きやすいという方にとっては「Robo Recall」は良くないゲームだと思います。
即クリアして放置されてしまうゲームに2,900円はなんなら高いと言えるかもしれないです。
もっとボリュームがあって、ストーリーをクリアしても武器が増えたり、ステージがアップデートされたりするゲームを選択する方が良いかもしれません。
僕自身、こんなあっさりしているのに残念感を抱いており、ボリュームのあるゲームの方が良かったかなという後悔を少し持っています。
ゲームの操作感や爽快感がある分、ボリュームを増やしてもらえればもっと輝けるゲームだと感じました。
まとめ

今回はVRゲームの「Robo Recall」についてレビューを行ってきました。
VRのあたりを見つけるのってかなり大変ですよね。
僕は何度か購入しては返品を繰り返して、ようやく面白そうな「Robo Recall」を見つけたのですが、やっぱり1週間ちょっとで飽きてしまいました。
まだまだ僕が完全にどっぷりハマれるVRゲームには出会えていないです。
VRはまだまだこれからの分野である分、王道のゲームというのも少ない印象です。
これから発展して、これさえ抑えとけば大丈夫というゲームが誕生することを祈っています。
では、皆さんのVRゲーム体験がより良いものになりますように。

