メガネ型のデバイスで、目の前に大きな画面を投影することができるスマートグラス。
今回ドコモのオンラインショップでスマートグラスの一つである「Rokid Max」が2023年12月下旬に取扱いされることが決定しました。
この記事では「Rokid Max」の概要とスマートグラスとは何か、他のスマートグラスにはどんなものがあるのか。について紹介していきます。
では、いってみましょう!
スマートグラスとは
スマートグラスとは、メガネの形状でメガネのように装着するデバイスです。
実際に見ている光景に情報を付加するAR技術で、現実世界に重ねてディスプレイを表示する用途で用いられるのが一般的。
例えば、スマートグラスを装着したまま外を歩けば、歩いている景色を見た状態で視界の端に地図を開いておくということもできてしまいます。
Rokid Maxの概要
Rokid MaxはRokidが作成しているスマートグラスです。
215インチの大画面を表示することができるスマートグラスでありつつ、75gという軽量なボディをしています。
もちろんスマホとの接続もできるのですが、Rokid Station(別売:29,800円)というコントローラーのような機器を用いるとスマホなしでNetflixなどのビデオオンデマンドを楽しむことができます。
さらに近視の方向けに禁止補正ダイヤルも搭載しており、視力の異なる友人や家族でも簡単にAR体験を共有できるのです。
発売日は12月下旬、価格は59,800円。
他のスマートグラスたち
スマートグラスにはRokid Max以外にも選択肢があります。
ここではそんなスマートグラスの有名どころ二つを紹介します。
一つ目は、XREAL Air 2 Pro。
価格は61,980円、2023年11月17日に発売されたもので、75gの軽量ボディに前モデルよりも洗練された解像度などが魅力な製品です。
近視の方は別途レンズを購入する必要があるのは残念ポイント。
二つ目のスマートグラスは、Nreal Air。
価格は49,800円、重量は79gで一部のAndroidスマートフォンにのみ接続して使用することができます。
一番安いものの視力補正レンズが別売りやiPhoneでは接続できないというデメリットもある製品です。
トータルのスペックで考えるとrokid Maxはかなり高いコスパを誇る製品というのがわかります。
ドコモの戦略とは
ドコモはほぼ独占状態でRokid Maxを発売していくわけですが、その戦略の意図を考えてみます。
ズバリ、今後の市場がAR、MRになると確信し今のうちにスマートグラスを買うならドコモのオンラインショップという印象を植え付けたいのだと思います。
僕自身もスマホの次はスマートグラス系が発展していくだろうという読みですし、実際そうです。
ドコモの戦略もズバリその波を先取りしたものだと思います。
今市場に出ているMR系のスマートグラスはまだ発展途上で完璧で誰にでもおすすめできるというものは少ないです。
ですが、このタイミングでドコモのオンラインショップで発売することで、スマートグラスを買うならドコモが品質担保してくれるし安心できるよなぁと思わせたいのでしょう。
そうすることで、ゆくゆくの未来、ARやVRが主流になった時スマートグラスメーカーは昔からのドコモを優先して卸してくれますし、消費者もドコモが昔から発売していたよなぁという気持ちで購入すると思います。
このようにスマートグラスを買うならドコモのオンラインショップという印象をつけるために、まだ未成熟なスマートグラス市場を自分のオンラインショップに取り入れていると考えます。
戦略としても有効だと思いますが、新しいものをどんどん取り入れるドコモの姿勢に好感が持てますね。
まとめ
今回はRokid Maxというスマートグラスについて紹介しつつ、他のスマートグラスも紹介しました。
結論としては買うならRokid Maxかな。
とはいえまだまだ、スマートグラスは完成系には遠いから、今すぐ買わなくても大丈夫そうというものです。
スマホの次に来るであろうスマートグラス。
ドコモはそこに先んじて発売するという一手は大きいと思います。
ガジェットの今後の発展も楽しみですね。
では、皆さんのスマートグラスライフがより良いものになることを祈っています。
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