読書は紙が当たり前だった世の中から、徐々に電子書籍へと移りつつある昨今。
さらに新しい読書の方法が生まれてきました。
それが「Sol Reader」による読書です。
一見ただのサングラスに見えるこの製品は、VRゴーグルの如く文章を表示してくれるデバイスになっています。
今回は「Sol Reader」を紹介しつつ、今後の読書の形がどう移り変わるのか予想していきます。
では、いってみましょう!
Sol Readerとは
Sol Readerとは、Sol社が提供する読者にユニークな体験という焦点で、VRヘッドセットの常識を覆す確信的な技術です。
読書という本質的なユースケース1つに絞ったVRで、読書以外の機能を全て削ぎ落としたVRゴーグルになっています。
Sol Readerの基本情報
発売日・購入方法
明確な発売日は公表されていませんが、下記サイトで予約注文することができます。
価格
価格は、350ドル。日本円にして約48,000円です。
機能
1.3インチのサイドライト付きEインクディスプレイを二つ搭載し、それぞれ6万5,536ピクセル。
完全に前夫の視界がシャットアウトされる仕様です。
要は決して解像度が良いわけでも、白黒表示ということになります。
重さは104gなので、長時間つけていても疲れることはなさそうです。
スマホアプリと連携することが前提で、本体にはほとんど記憶容量がありません(64MB)
操作はワイヤレスリモコンで行います。
現在までの読書方法の移り変わり
紙の本がメインだったこれまでの読書の仕方が、徐々に電子書籍によって変わってきました。
どちらが結局のところ良いのかは、好みで異なってくるところでしょう。
科学的に考えた時にどっちが良いのかは別記事で紹介しているので、そっちも読んでみてください。
今は紙の本と電子書籍が入り混じっているちょうど中間地点って感じですね。
僕は両方の良いとこどりをしている状態をキープしています。
雰囲気としては徐々に電子書籍の方が推して来ているかなという感じですね。
今後の読書はどうなる?
今後の読書は電子書籍から一歩進んで、目で読む時代から耳になる時代!!とはならず、やはり本は本で残り続けるだろうというのが僕の予想です。
今もすでにAudibleなどで本を耳から聞けるようにはなっていますが、正直本好きの僕としてはイマイチ。
どうしても頭に入らないんですよね。本を読んでいる感、勉強している感はあるものの、頭に残らなければ意味ないんです。
耳からはイマイチ。ということはやはり目から情報をインプットしないと本は意味がない。
ということは今回紹介したSol Readerが今後の読書に定着するか!?となるかもしれませんが、僕は正直それもないかなと思います。
Sol Readerの発想自体は非常に面白く、あえて読書に特化させている点も評価できます。
ですが、これ買う人いる?って思ってしまいます。
完全に視界を覆うので集中はできるかもしれません。また長時間つけていても疲れないというメリットもあります。
ですが、それを求めている読書家の人が何人いるか。
何かをやりながら、何かをする忙しい今の時代に受けるとは思えないです。
あるとしたら視界を覆わない状態でのARグラスに本を投影する方向だと思います。
これなら歩きながら本を読んだり、電車に乗りながら視界を一切動かさずに本を読んだりすることができます。
安全面はどうなるんだ?という問題は残りますが、視界をそのままに空中に本がいつでも出現して読み進めることができる方が僕としては未来がありそうな気がしました。
104gのVRゴーグルという軽さは非常に嬉しいですが、もうちょっと技術が進化する必要がありそうなVR、AR時代ですね。
まとめ
今回は、Sol Readerを紹介しつつ、今後の読書がどうなるかについて考察して来ました。
Sol Readerの発想自体は非常に面白く、いろいろなことができてしまう時代にあえてできることを絞る選択が良かったです。
もう少しカラーで見れたり、高画質になったりすればより良い製品になったかなという印象です。
またVRよりもARの方が僕としては読書にはあっているかな?という印象を持ちました。
皆さんはどんな読書が今後の主流になっていくと思いますか?
では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。
コメント