2022年 最高に面白かった小説のランキング10発表

2022年も終わりを迎えます。

今回は僕が今年読んだ本115冊の中から、10冊をランキング方式でご紹介します。

小説に絞っています。

2023年にぜひ読んでほしい小説ですので、本選びの参考にしてみてください。

来年の目標は読書家を一人でも増やすことです。

では、行ってみましょう!

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2022年 読んだ小説

2022年に読んだ小説は、49冊でした。

ミステリーを中心としつつ、話題になった本やらを読んできました。

だいたい月4冊ペースで小説を読むことができました。

年初の目標として月3冊以上という目標は無事クリアできました。

今回は、49冊の小説から特に面白かった、読んでよかった、おすすめの小説を紹介します。

来年こそは読書を趣味にするぞーと思っている方は、ぜひ今回紹介する小説から読んでみてください。

ちなみに、今回紹介する小説は全て、このブログにて要約やあらすじを公開していますので、中身の詳細が気になる方は、それぞれの紹介文の後のリンクを押してみてください。

ネタバレもあったりするので、本選びの参考になるかと思います。

好きな本は基本的に驚きやら伏線が凄かったり、素晴らしいラストやラストまでの流れがよかったものを選んでいます。

ミステリーがほとんどなので、かなり偏ってはいますが、ご愛嬌ということで気楽にみていってください。

10位

「天国までの百マイル」 浅田次郎

これは感動部門で1位でした。

一人の落ちぶれた男が、病気の親を凄腕ドクターに診せるべく奮闘するという単純な物語ではあるのですが、めっちゃ感動するんです。

心にグッときて、心が温まる。忘れていた人とのつながりの大切さや無償の愛、それが伝わってくる作品になっています。

感動なんてこの頃していないな、という大人の方に特に読んでほしいです。

全てがセリフになってない部分もおすすめポイントです。

考えながら読んで、しっかりと伝わって、心が洗われる。そんな体験ができる素晴らしい一冊になります。

9位

「倒錯のロンド」 折原一

訳わからなくなるのに、最後の感想は面白かった。になる不思議な体験ができるミステリー小説になります。

盗作された小説をテーマとした作品で、殺人まで犯した盗作犯に復讐をするべく奮闘する主人公と盗作犯の2視点で書かれたシンプルな小説かと思いきや。

とんでもない展開へと入っていくのです。

数行では語り尽くせない、なんなら僕の文章力では1万字書いても伝わらない、とんでもないまさに倒錯のラスト。

自分の目で確かめてほしい。そんな作品です。

目が回るような小説になっています。

8位

「プロパガンダゲーム」 根本総一郎

ライアーゲームなどの心理戦が好きな方に特におすすめしたい作品が「プロパガンダゲーム」です。

ちょっと変わった就職試験というテーマで書かれた小説になります。

就職試験で行われたのは、疑似戦争。

戦争反対を推奨するチームと戦争肯定チームに分かれてます。

民衆役に選ばれた人々の投票で、どちらが勝つのか、まさにプロパガンダ。

広告とニュースを駆使して、いかに自分の意見を通せるか。またそれぞれのチームに一人だけ紛れ込んだスパイ、裏切り者も。

果たして、主人公チームは勝つことができるのか?

ゲームの裏に隠れたもう一つの思惑も見どころな作品です。

7位

「神様ゲーム」麻耶雄嵩

正直、心の弱い人は読まないでください。

かなりエグい展開や結末、意外すぎるて涙が出るような作品になっています。

小学生が主人公で、神様と名乗る転校生。ファンタジーのような設定に隠れたのはエグすぎるミステリーです。

街で起こった猫殺し事件や殺人事件、神様は全てを知っていて、神様は時に罰を与える。

主人公は神様を知り、答えだけを知って奮闘します。

ですが、その奮闘もラスト1ページでひっくり返る。

とんでもない作品です。

本当に心が弱い方は読まないでください。眠れなくなっても僕は責任を負えません。

6位

「すべてがFになる」森博嗣

タイトルが伏線になっている作品になります。

これだけ言って、あー大体わかったという方はほとんどいないことでしょう。

ですが、きちんとこの伏線が回収されるのです。

見事すぎる密室の破り方、思いもつかない方法での殺人事件になります。

理系シリーズとも呼ばれる作品で、理系あるあるや理系だからこそのワードもたくさん入っています。

理系に向けて書いた本と言っても過言ではないくらい、理系の方は共感できる内容になっています。

ミステリーとしても面白く、伏線回収やトリックに驚けるそんな作品です。

5位

「占星術殺人事件」島田荘司

脳が感電するような電気が流れる感覚を味わったことはありますか?

「占星術殺人」はまさにそんな作品です。

事件のあらましが全て開示された後に「この謎を解けるか?」という問いかけが作者から投げられます。

事件の謎を解く鍵は全て本書に詰まっていて、めちゃめちゃフェアな作品になっています。

自分の推理力を試せる作品で、自分で謎が解けた時の快感は最高です。

推理力に自信のある名探偵の方々に特におすすめしたい作品になります。

この謎をあなたは解くことができるか?

4位

「六人の嘘つきな大学生」浅倉秋成 

8位に続いて、こちらも就職試験がテーマになっているお話になります。

就職試験の題材が面白いというよりも、就職試験に隠れた闇がテーマになっている作品です。

大手の最終就職試験で起こった事件の真相はいかに?犯人とされる人物の正体とは?

そして、上っ面だけの学生たちの嘘つきな部分とはどこなのか?

みんなの嘘が明らかになった時、全ての伏線がつながって感動すると思います。

プロパガンダゲームよりもミステリーに力を入れた作品で、万人受けするのはこちらの作品だと思います。

就活生にもぜひ読んでほしい作品で、就活の闇、就職の闇についても一石を投じる作品になっています。

3位

「キャプテンサンダーボルト」阿部和重、伊坂幸太郎

アクション映画は好きですか?

小説でアクション映画を楽しめるのです。

「キャプテンサンダーボルト」は二人の幼馴染が再会し、大きな事件に挑んでいく作品となっています。

日本の危機を救えるか?というスケールの大きな話へと展開していくのは見事でした。

ドキドキハラハラで、先が気になりすぎて読む手が止まらなくなる作品です。

アクションありで、伏線回収も見事な作品。

全てが揃った映画のような一作になっています。

万人におすすめできますし、特に楽天イーグルスファンにはおすすめしたいです。

2位

「いけない」 道尾秀介

読んではいけない??

短編集にここまでの伏線回収ができるのなんて、僕は思ってもいませんでした。

短編が終わるたびに、1ページの写真が入ります。

その1ページでこれまで読んだ部分がひっくり返る。真実がわかってしまうのです。

ゾッと背筋が凍る体験が何度もできる一冊になっていて、伏線回収好きにはたまらない作品となっています。

ミステリーとして犯人を単純に当てるという作品ではなく、一つ一つの事件に隠された真実を楽しめる作品となっています。

最後の最後に全ての事件が繋がるというのも、めちゃめちゃ面白かったです。

1位

「新世界より」貴志祐介

今年読んで一番面白いと思ったのは貴志祐介さんの「新世界より」になります。

こちらかなりの長編となっていますが、読んでよかったです。

とにかく長いのですが、長いだけにめちゃめちゃ面白かったです。

上中と伏線や話に必要なピースを飽きさせずに読ませ、下で全ての謎、伏線が回収される。

しかも、終始、呪力と呼ばれる念動力が出てくるので、バトル要素がふんだんに盛り込まれているのです。

少年漫画のような物語が、僕には最高にハマりました。

下のバトルなんて、もうとんでもないですよ?バトルでハラハラドキドキ、ゾクゾクしたのは久しぶりです。

SF、ファンタジー、ミステリー、いろんな要素が盛り込まれた作品で、間違いなく僕の人生の中でも最高の作品の一つに入ります。

作品として長いというネックはあるものの、だからこその面白さや読んだ先にある真相は見ものです。

2022年、この作品に出会うために本を読んできたと言っても過言ではない作品でした。

まとめ

今回は、2022年のベスト小説としてランキング10を紹介してきました。

気になる作品が一つでも見つかっていれば、嬉しいです。

ミステリー多めで、人を選ぶかもしれませんが、絶対面白いのでお手に取ってみてください。

読んで後悔のない作品しかありませんから。

では、来年も良い読書ができることを祈っています。

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