楽天経済圏は少し前なら節約に欠かせない考え方でした。
しかし最近では楽天モバイルを0円で持てなくなったり、楽天証券のSPU条件が変わったりと改悪が続いています。
そんな楽天経済圏は今でも本当にお得なのか、今回は考えていきます。
僕の実情を交えながら、楽天経済圏をお得にする方法と楽天経済圏に向いている人向いていない人についても書いていきます。
では、行ってみましょう!
楽天経済圏とは
楽天経済圏とは、楽天が提供するサービスを複数組み合わせることでSPUと呼ばれるポイント倍率を上げ(2倍、3倍、、、)楽天市場での買い物をお得にすることができるサービスです。
楽天が提供するサービスはスマホのキャリアプランから楽天でんき、楽天トラベル、楽天証券と幅広く生活に根付いたものが多いのでかなり使い勝手の良いサービスばかりです。
SPUというのも、楽天カードで支払うとポイント3倍、楽天銀行を契約しているとさらに1倍とどんどん増えていき、6倍、つまりは6%のポイント還元を受けることも難しくありません。
ポイントをうまく使っていくと、ぐっと生活費を減らすことができるので節約の味方として多くの方が紹介してきたのが楽天経済圏となります。
楽天の改悪まとめ
節約の味方にしてポイント製造機として、非常に優秀なサービスと特典だった楽天経済圏でしたが最近では改悪が目立っています。
例えば、楽天モバイルでは通信データ容量が1GBの方は無料だったのが990円を一律で取るようにしたり、楽天ポイントが税込ではなく税抜に適用されるようになったりしました。
楽天証券や楽天銀行でも改悪が続いており、楽天モバイルという大きな挑戦をしている分その皺寄せとして改悪が続いているようです。
もっと詳しい改悪点については別記事でも紹介していますので、確認してみてください。
僕の実情と今後のSPU
改悪が続く楽天経済圏が今でもお得か考える前に僕の実情について紹介していきます。
僕は改悪が入るまでは、SPU7.5倍くらいが通常時でした。
使っていたサービスとしては、楽天カード+2倍、楽天銀行+1倍、楽天証券+1倍、楽天ウォレット+0.5倍、楽天モバイル+1倍、楽天ブックス+0.5倍、楽天市場アプリ利用+0.5倍、楽天市場会員+1倍でした。
これに18日だとさらに+3倍になったり、楽天イーグルスが勝つと+1倍になったりして10倍になることもザラにありました。
SPUが10倍ということはポイント還元率にして10%ということになります。
これが税込後に適用されるので、100,000円(税込)のものを買ったとしたら、10,000円分もポイントを受け取れたのです。
改悪後を比較すると、楽天モバイルを無料で持てなくなるので手放すと想定した場合、SPUは6倍にまで落ち込んでしまいます。
楽天モバイルを手放すことで-1倍、楽天証券は既に改悪済で僕の使い方だと0.5倍にしかなりませんので-0.5倍です。
しかもこれが税抜にかかるようになったので、100,000円(税込)のものを買ったとしたら、SPU10倍は変わらないとしても、90,910円(税抜)にポイントが適用され、結果的に9,091ポイントしか付与されません。
税抜になったことで1%ほど還元率が落ち、尚且つ改悪によってそもそものSPU自体も倍率を上げづらくなっているので、かなりお得感は減ってしまうというのが僕の実情です。
頑張って10倍行くか行かないか、9倍くらいが限界じゃないかというのが僕の見方になります。
楽天経済圏はお得か?
さて、僕のSPUの実情と今後を見ていただいた上で、楽天経済圏をどうしていくかについて書いていきます。
僕はまだまだ楽天経済圏は一年位使い続けるであろうというのが解答です。
と言いますのも既に楽天証券で積立NISAをやってしまっているのが一番大きい理由になります。
正直SBI証券の方がカード支払いでポイント還元率が上がったりするので、今から始めるならおすすめなのですが既に積立NISAを始めている身としては移行が面倒臭いのです。
1、2%のために移行するには流石に骨が折れると考えています。
たとえ多少楽天経済圏の倍率が落ちたり、楽天モバイルが0円で持てなくなったとしても今のところはまだ見放すタイミングではないかなという見方です。
また、楽天経済圏が改悪したといってもまだまだ7%ほどのポイントバックは楽天市場で受けられることは確かです。
なので、楽天ふるさと納税などを考えたり、Amazonでのポイント還元率を考えたりするとまだまだお得であることは確かだと思います。
個々で楽天証券とSBI証券だったり、楽天モバイルとOCNモバイルなどと比べると楽天は負けてしまう部分も多いですが、トータルで見るとまだまだ楽天経済圏のお得さはあると思います。
生活の仕方によっては僕以上に楽天のSPUを向上できる方もいると思うので、これ以上の改悪がないということであれば楽天経済圏を見放す必要はないでしょう。
この先さらなる改悪があった場合はもちろん、見放して別経済圏、PayPay経済圏などに移行も考える必要はあるとは思いますが。
楽天経済圏の改悪情報などについては最新情報を発信していきますので、チェックしていただけると嬉しいです。
楽天経済圏が向いている人、向いていない人
向いている人
では楽天経済圏がまだまだ向いている人について書いていきます。
楽天経済圏が向いている人は、サービスの統一ができる人でしょう。
楽天カードを作って、楽天銀行と繋げて、楽天証券で投資をしてなど楽天でのサービスを使い倒せる人は楽天経済圏が向いています。
全てを統一できなくてもSPUで言うところの6倍くらいを実現できそうな方についても、楽天経済圏がおすすめです。
また多少の改悪にでも耐えられる方というのも大事です。
これからも楽天は改悪が行われる可能性が高いので、多少の改悪を覚悟できる方は楽天経済圏があっています。
向いていない人
逆に楽天経済圏が向いてない人は、サービスの統一が難しい方今から投資を始めようとしている方です。
投資を始めようとするなら今なら絶対SBI証券がおすすめです。
SBI証券ではカードを使った投資ができるとともに、ポイント還元率は1%と楽天証券よりも高くなります。
積立投資などは一度始めてしまうと、一つのところで統一した方が効率的で楽なので積立投資を始めるなら楽天経済圏ではなくお得なSBI証券で始めた方が良いです。
またサービスの統一ができない場合も楽天経済圏は向いていないと思います。
楽天モバイルを使わなかったり、Amazonで買い物するのが大好き、別の安い電気を使いたいなどある方は楽天経済圏は中途半端になるので検討しなくて良いです。
ただ一部を楽天経済圏にする僕のような使い方もありなので、中途半端でも本は楽天で買うなどの使い分けは良いと思います。
僕は本は楽天で買ってポイントが7%くらい還元されてお得に購入しています。
安い部分やお得なポイントをうまく使うのが、一番かもしれませんね。
改悪は続きますが、まだまだお得な点はあるので自分に合っているものを選抜することを結局はおすすめします。
まとめ
今回は楽天経済圏の改悪点と僕の実情を紹介しながら、楽天経済圏がお得かどうか書いてきました。
楽天経済圏を使い始めるか、使い続けるかの参考になっていれば嬉しいです。
楽天経済圏は改悪が目立ってきていますが、まだまだお得なのは確かです。
最悪の改悪が行われるまでは、お得な部分だけ使うという使い方が良いと思いました。
楽天経済圏だけでなく、他の経済圏も出てきているので今後は違う経済圏を検討するのも良いかもしれません。
追加情報が気になるところですね。
では、皆さんの節約の助けになる情報を今後もお送りしていきます。
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