楽天の改悪と改善【10選】をまとめてみた

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楽天の改悪が続いている最近ですが、実は改善点もあるんです。

今回は楽天の最近の改悪と改善について10選としてまとめていきます。

噂ばかりが先立って、良くない話だけで決めつけてしまっている可能性があるのです。

冷静な目で楽天経済圏の今を見つめ直すきっかけにしていただければ嬉しいです。

では、行ってみましょう!

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楽天経済圏とは

楽天経済圏とは楽天サービスを使い倒すことで、SPUという楽天市場での買い物の還元率を上げるものになります。

例えば、楽天カードを使ってお買い物をする場合通常ポイントが+1%され、さらに楽天銀行を利用していると+1%、楽天モバイルを契約していると+1%とやっていくうちに楽天市場での買い物で買い物額+10%以上のポイントバックが受けられたりするのです。

楽天ポイントはそのまま楽天電気の支払いや楽天モバイルの支払いにも使えるので、楽天サービスで生活を固めて仕舞えば生活費をすべて楽天ポイントで使うということもできてしまうのです。

これによって生活費を圧倒的に下げることができるのが楽天経済圏になります。

ただし、最近では楽天モバイルの赤字やコロナ、ウクライナ情勢によって楽天自体の売り上げが徐々に赤字になっていくことで楽天経済圏が数年前よりも使いづらくなったりお得な部分が薄くなってきているのです。

今回は最近の改悪部と改善部を見直して、今後楽天経済圏を使っていく上で気をつけたいこと、今後も楽天を信じて楽天のサービスを使って良いのか考えていきたいと思います。

【改悪7選】

ゴールドカードのポイント付与がなくなった

年会費無料の楽天カードの上に位置する年会費2,200円の楽天ゴールドカードは2020年ごろまでは楽天ゴールドカードを使うだけでSPUは楽天一般カードよりも+1%という優遇がついていました。

しかし今ではゴールドカードのSPUアップという優遇はなくあくまで、楽天一般カードに保険や空港ラウンジが使えるといったゴールドカードにありがちなサービスが追加したものという立ち位置になってしまいました。

楽天経済圏を使い倒すための年会費としての2,200円は非常にお得だっただけにかなり残念な改悪でした。

今では楽天プレミアムカードという年会費11,000円のカードのみ+1%というSPUアップ条件になっています。

楽天証券投資のカード還元率が下がった

楽天証券での投資で楽天カード払いを選択することができます。

以前は1%還元が投資信託購入時にも適用され、お得に投資信託を購入することができました。

通常はカード払いはあっても還元はほぼ受けられないのが通例でしたが

楽天は楽天経済圏というサービスの広さを活かしての試みでしたが、今ではそれも改悪となってしまいました。

現在では楽天カードでの投資信託購入はできますが、その還元率は0.2%となってしまったのです。

SBI証券は逆に三井住友NLゴールドカードを使ってのカード決済での還元率が1%なるなど、他の企業に追随を許してしまっている今になってしまっています。

楽天証券でのSPU倍率条件が変わった

楽天証券にはまだ改悪があります。

以前は楽天証券での投資を行なった月はSPU倍率付与が+1%だったという単純な条件だったものが、今では30,000円以上の購入で+0.5%、さらに米国株式で30,000円以上の購入で+0.5%という大幅な条件変更がなされました。

従来までは少ない投資でもSPUの倍率を上げれていた分リスクが増え、条件が悪くなってしまった印象です。

僕は実際に少し前までは確実に1%のプラスだったのですが、今ではなんとか最初の条件30,000円は達成し+0.5%は達成できています。

米国株式の方は達成できず、完全に1%が0.5%になってしまいました。

楽天銀行の利息が下がった

以前は楽天銀行に預けているだけで、年利0.1%で金利が付くというものでした。

しかし2022年4月よりこれまた改悪が行われ、普通預金300万円以下には0.1%、300万円を超える部分については0.04%という年利に変わってしまいました。

300万円というある程度大きな額については従来通りですが、楽天銀行にもっと多くの資産を入れていて金利を当てにしていた人にとっては非常に大きな打撃となった改悪です。

ただ、僕としては楽天銀行に入れておくよりも楽天証券で300万円よりも上のお金については運用した方が良いと考えているので、そこまでの改悪とは考えていません。

楽天ポイント付与が税抜価格になった

楽天市場での楽天ポイント付与はこれまで消費税込みの値段に対して付いていました。

例えば1,100円(税込み)のものを買ったら10%計算で110ポイント付与でした。

それが改悪後は税抜価格に対してのポイント付与になったのです。

つまり1,100円(税込み)を買ってもポイントが10%計算で100ポイントしかつかなくなったのです。

一見大したことに思えないかもしれませんが、実質ポイント還元率が1%近くダウンしているのです。

税金は上がる一方なのにポイント付与は下がっていくという最悪の状態になってしまったのです。

楽天カードでの公共料金還元率0.2%になった

楽天カードの通常還元率は1%です。

もちろんこの還元率はどこのお店で使っても1%でポイントが貯まっていくということですが、2021年6月にここにも改正が入りました。

それが公共料金(ガス、電気、水道)、税金への支払いが0.2%還元となったのです。

なので楽天カードは還元率1%と豪語するものの実は公共料金に対しては0.2%と非常に少ないポイント還元率になってしまっているので注意が必要なんです。

公共料金である電気やガス代は毎月必ず出る出費なだけに還元率が下がるのはじわじわと辛くなってきます。

楽天モバイル0円運用不可になった

楽天モバイルは1GBまでの通信量なら無料で持つことができた唯一のキャリアプランでした。

ですが2022年9月より0~3GBは一律1,078円の料金がかかるようになりました。

詳しい話や代替案などは次の記事に書いていますので参考にしてみてください。

楽天モバイルは契約して0円で持つことができたのに加え、契約しているだけでSPUが+1%だっただけに実に悲しい解約だと思います。

実際僕は一切通信は使わずにSPU目当てで契約していた口ですので、こればっかりは解約せざるを得ないと考えています。

【改善3選】

SEIYUでのポイント還元に優遇

改悪ばかりに見えますが実は改善点もあるのです。

まず1点目がSEIYUが楽天と協業していることによってSEIYUでの買い物で楽天ポイントがお得に貯まるという点です。

これまでSEIYUはセゾンとの協業によって毎月特定の日にちで5%オフなどのサービスをやってきましたが、それが楽天との協業になったことで楽天ポイントがSEIYUの買い物でお得に貯まるようになったのです。

実店舗で使えるお得なサービスであり、SEIYUという身近なスーパーな分嬉しい改善でした。

楽天モバイル利用でSPU+1倍

楽天モバイルの0円運用ができなくなるという裏には改善点も眠っています。

楽天モバイル利用でSPU+1%になるのです。これまでも楽天モバイルを契約しているだけでSPU+1%でした。

ですが、これからは持っているだけでお金が発生するので、さらにキャリア決済でSPU+0.5%というのが付きます。

楽天モバイルを契約するとそれだけで毎月1,078円以上の通信費はかかるもののSPU+1.5%を手に入れることができるのです。

楽天モバイルを無料で持つことができなくなった分しっかりとユーザーが離れない方法を考えているのはさすがだと思いました。

とはいえ、サブ機として楽天モバイルを使っていたユーザーの心はこれだけじゃ掴めないと思いますが。

ダイヤモンド会員ならSPU+1倍

楽天モバイルの0円所持ができなくなったのは、楽天モバイルを使わずにSPUという恩恵だけをもらっていたユーザーを排除するためという説があります。

実際僕がそうです。

そのため楽天としては長くお金を楽天で使ってくれるユーザーに対してきちんとサービスとしてお返ししたいという本心からダイヤモンド会員ならSPU+1%というサービスも6月1日より先行でスタートするそうです。

ダイヤモンド会員とは楽天での利用状況に応じて会員をランク付けしているもので、条件としては過去6ヶ月間で獲得ポイント4,000ポイント以上、獲得ポイント回数30回以上、楽天カード保有になります。

過去6ヶ月間ということで、使い続けなかればダイヤモンドでは無くなってしまうので、まさに楽天経済圏への囲い込みが目的と考えられるサービスになっています。

今後どうなるか予想

ここまで改悪と改善をまとめてきました。実際改悪の方が多いことがわかりました。

今後も業績によっては改悪が増えていくことでしょう。

正直これまでの楽天経済圏のサービスが充実しすぎていたというのもあると思います。

また楽天モバイルでの赤字によってサービスの改悪を余儀なくされた面もあります。

今後は楽天モバイルが軌道に乗ればこれ以上の改悪はない、逆に軌道に乗らなければ今以上にひどい改悪が出てくると思います。

楽天証券への入金にお金がかかるとかなったら最悪ですね。

あとは一般楽天カードユーザーはSPU半減とかもあったら嫌です。楽天モバイルの業績によって左右する話ですが、楽天モバイルの未来はそこまで明るくないと僕個人は思っています。

と言いますのも、楽天モバイルの影響によって他のキャリアプランも格安プランを打ち出しているからです。

僕のおすすめとしてはOCNモバイルなのですが、楽天モバイルが3GBで1,078円するところOCNなら990円以下で契約することができます。

またLINEMOでも990円以下を実現できるので、誤差のように思えますが、大手の通信会社がバックについているOCNやLINEMOの方が通信品質に安心はあるかと思います。

ですので楽天モバイルの業績は上がるのは厳しいかなとみています。

すなわち、今後さらなる改悪も十分にあり得ると思います。

さすがに楽天証券への改悪や楽天カードへの改悪があった場合は乗り換えも真剣に考える必要がありそうです。

まとめ

今回は楽天経済圏の改悪と改善についてまとめ、今後どうなっていくかを予想しました。

楽天モバイルの今後は決して明るいとはいえないというのが僕の意見です。

今後楽天モバイルが値下げをしたりというのも正直考えられないかなと思っています。

値下げできるならもうしているはずですから。

とはいえ、楽天は他のサービスとの連携によりお得を生み出すビジネスモデルをしているので、今後もっと使いやすかったりお得なサービス体系を提案してくれることを願っています。

次の記事では楽天の明るい改善ポイントのお話ができたらと思います。

では、楽天経済圏の明るいニュースが出てくる時にまた会いましょう!

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