2022年も終わります。
今回は2022年に読んだ本115冊の中から、実用書、自己啓発本、ビジネス本といったジャンルから読んでよかったベスト10を紹介します。
2023年に読む本として、ぜひチェックしてみてください。
では、行ってみましょう!
2022年に読んだ本
2022年は小説以外の本として、60冊の本を読んできました。
小説と合わせると109冊になります。
小説のランキングは別記事で紹介していますので、小説版のランキングが気になる方はそちらを読んでみてください。
60冊の本では、実用書だったり、自己啓発、ビジネス本、歴史が書かれた本など種類バラバラだけどノンフィクションという枠組みになります。
今の自分を変えたい、成長したいという気持ちで読んだ本たちですので、このランキングに入っているものはその中でも特に僕自身に影響を与えた本たちになります。
本で人生は変わりませんが、本で人生を変えるきっかけを手にすることは可能です。
ぜひ、気になる本は読んでみてください。
各本の紹介の最後に、要約記事へのリンクもありますので、忙しい方は要約だけで済ませてもいいかもしれません。
では2022年読んでよかった本、ノンフィクション部門の紹介です。
10位
「失敗の科学」マシュー・サイド
失敗は決して悪いことではありません。
いかに失敗から学ぶことができるかが大事です。
航空機業界がどうして、危険で未知だった空での移動をあんなにも事故を少なくすることができたのか?
それは失敗を活かして試行錯誤し続けたからです。
いかに失敗をするか、いかに失敗から学べるか、失敗から分析、学習システム化までが学べる一冊になっています。
失敗は悪いことではなく、むしろ推奨すべきという考えは新しく、勉強になりました。
9位
「自分の中に毒を持て」岡本太郎
個性がない、このままでいいのだろうか?
と悩みはないだろうか?
全ての悩みは自分の中にあって、その悩みは自分を追い込むことで全てが成長の糧にすることができます。
「自分の中に毒を持て」はかなり奇抜な発想であるものの、いかに自分を甘やかしているのかがわかる内容でした。
迷ったら苦しそうな方を選ぶ、自分が辛いと思う方にむしろ進んでいくべきという面白い発想でした。
8位
「史上最強の哲学入門」飲茶
哲学は難しいもので、よくわからない?
いえいえ「史上最強の哲学入門」を手に取ればわかります。めちゃくちゃ面白いってことを。
刃牙という漫画をモチーフにした哲学書で、どんな哲学者が現れ、どんな考えを説いたのかがわかる内容になっています。
バトルマンガのように哲学者の中で最強を決めるというコンセプトが面白く、哲学の内容についてもとにかくわかりやすいという特徴がある一冊です。
哲学とは、考え続けることで実は僕らが一度は考えたことがあるようなことも、すでに哲学では何百年にわたって考えられてきていました。
新しい考えや先人たちが考えに考え抜いた一つの答えは、きっと参考になるはずです。
7位
「スピリチュアルズ ~わたしの謎~」橘玲
性格が分かれば、その相手を操るのは簡単なんです。
もうすでに、実用されていて選挙で勝つための方法の一つとして使われている技術になります。
選挙の黒い部分を紹介しつつ、性格がいかに人間の決定に関わっているのかがわかる内容になっています。
パーソナリティと言われる性格を分析すれば、どういうことに向いているかもどういう決定を行うかもわかる、そんなちょっと怖いような興味深い話が書かれている一冊です。
自分の性格や傾向を掴む際に役にも立つ内容でした。
6位
「頭の回転が速い人の話し方」岡田斗司夫
あの芸人、頭の回転速いなぁ。という感想を持ったことがある人は大勢いると思います。
ではなぜ、そう思ったのか?パッと面白いことが言えたから?
頭の回転の速さは努力で手に入れることができるのです。
頭の回転を単純に説くだけでなく、しっかりと実践として活かせる内容にまとめたのが、この一冊になります。
頭が少しでも良くなりたい、頭の回転が速いと言われたい、と思う方はぜひ手に取ってみてください。
手順をしっかり踏めば、あなたも頭の回転が速くなるはずです。
ただし、一朝一夕ではできない点は覚悟しておく必要があります。
5位
「脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか」紺野大地、池谷裕二
SFはお好きですか?
脳に知識を直接ダウンロードしたり、ネットに直接繋げることができたら、人生変わると思いませんか?
そんなのSF小説やマンガの中の話だろ、と思うかもしれませんが、実はそんなことないんです。
すでに世界ではそんな未来の技術に近づくために研究が進められています。
どこまでができていて、どこからが難しい壁として立ちはだかっているのかがわかる一冊になっています。
未来がどう変わるのか、想像しながら読むと非常に面白い作品です。
もうこんなにも技術は進んでいるのか、と驚く部分も多くあると思います。
4位
「フリーランス税金で損しない方法」大河内薫
年末調整すら、難しいのに税金や確定申告なんて絶対無理、と思うかもしれません。
ですが「フリーランス税金で損しない方法」はそんな人向けに丁寧に書かれた税金本になります。
マンガベースで書かれていて、年末調整やら確定申告、節税方法など幅広くわかりやすく紹介されています。
この一冊だけで、税金のことは全てわかると言っても過言ではない一冊です。
僕はまだフリーランスや独立はしていませんが、とても参考になる一冊で、今後も手放せない一冊だと感じました。
3位
「サピエンス全史」ユヴァル・ノア・ハラリ
人類の歴史を知っていますか?ホモ・サピエンスがいてー…
僕らの祖先、ホモ・サピエンスがやってきたことも本当に知っていますか?
人間がどこから始まったのか、どのように進化してきたのか、ホモ・サピエンス以外の人類がどのようにして淘汰されてきたのか、知る人は少ないと思います。
そんな人類の進化に切り込んでいくのが「サピエンス全史」です。
今の人類がどうして、腕力や脳の大きさで劣っていながらも、世界を牛耳るほどの力を手に入れたのかがわかる内容になっています。
歴史を学ぶことで、怖くなったり、必死に生きていかなければならないという心が芽生えていくことでしょう。
2位
「ファンダメンタルズ×テクニカルマーケティング」木下勝寿
売れるものを作るのが一番大事です。
たとえ、売り方がピカイチでも売れるものでないと本当の成果は上がらないんです。
「ファンダメンタルズ×テクニカルマーケティング」では、普通だと見落とされがちな売れるものを作るために必要なノウハウが詰まっています。
さらに売れるものを作った後に、どう売るかという部分に踏み込んでいくという構成になっていて、これ一冊でマーケティングのノウハウを学ぶことができます。
考え方と技法をしっかりと学べば、怖いものなんてありません。
1位
「USJを劇的に変えたたった一つの方法」森岡毅
僕の考えや世界観が変わったランキング1位は「USJを劇的に変えたたった一つの方法」になります。
マーケティングの凄さや可能性が学べる一冊で、非常に勉強になった一冊です。
間違いなく2022年読んでよかった本1位です。
これまでマーケティングなんて考えたこともなかった僕が、マーケティングの力とマーケティングによって会社は持ち直せるという証明を記したこの本は非常に勉強になったのです。
USJをV字回復させたノウハウが詰まった本であるとおもに、マーケティングの基礎知識やマーケッターに向いている人の特徴なども紹介されています。
マーケティングとはなんなの?そんなすごい能力なの?と思う方はまず最初に手にしてほしい一冊です。
読み終わる頃にはマーケティングの魅力に取り憑かれるはずです。
まとめ
今回は、2022年に読んだノンフィクション系の本からランキング方式で紹介してきました。
今回挙げた本はどれも、非常に勉強になったり、世界観や考え方に影響を及ぼします。
もしも、自分の考えを変えたくない、世界観なんて誰にも動かされたくないという方は読まない方がいいかもしれません。
自分いかにちっぽけな世界に生きているかというのを自覚させられますから笑
2022年もいっぱいの本を読んできました。
来年も良書に出会えるように、たくさんの本を読めることを祈っています。
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