心房と心室の白銅が同期しなくなった場合に起こる不規則な心拍リズムの一種「心房細動」
これを記録するのが「心房細動履歴」です。
日本ではこの機能が長らく使えませんでしたが、ついに日本のApple Watchでも利用できるようになりました。
では、実際この「心房細動履歴」は使えるのか?どの機種からなのか、どんな嬉しいことがあるのか紹介していきます。
では、いってみましょう!
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心房細動履歴とは
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心房細動とは、辛抱と呼ばれる心臓内の部屋が小刻みに震えて痙攣しうまく働かなくなってしまう心臓の病気の一つです。
心房細動にかかると動悸、めまい、脱力感、胸の不快感、息苦しさと言った症状が出ることがあり、自覚症状のない人も多い病気。
心房細動履歴は、そういった心房細動が発生した際の記録を行います。
対応のApple Watch
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Series4以降のApple Watchのモデルに対応しており、ヘルスケアアプリ>心臓>心房細動履歴から設定が可能です。
現在発売しているApple Watchであれば全て対応しています。
ただし、心房細動履歴は生年月日の入力と過去に医師や病院から心房細動と診断された22歳以上のユーザーが対象です。
またこの機能をオンにすると「不規則な心拍の通知」がオフとなります。
何が嬉しいの?
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心房細動履歴を取れるようになったら何が嬉しいのか?
日本の約100万人が実は心房細動があると推定されています。
心房細動は治療をせずに放置しておくと脳卒中につながる恐れがある疾患のため、それをモニタリングできるのに強みがあるのです。
心房細動の継続時間は、定期的な運動、心臓に優しい食生活、健康的な体重の維持などによって減らせることができます。
心房細動履歴を見ることで、適切な生活習慣を作っていくこともできるようになるのです。
これまでダメだった理由
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これまで日本では利用できなかったのは、日本の医療機器承認を得られていなかったためです。
日本ではきちんと認められたものしか、使ってはいけないという定めがあるので、Appleは承認を待っていた形ですね。
今回承認番号として「医療機器承認番号:30200BZI00021000」をもらえたため、日本でも心房細動履歴機能を使えるようになりました。
使える?
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では、実際使える機能なのか?
正直微妙だなと思います。
まず大前提として、心房細動だと診断されている必要があります。
そうでないと、心房細動履歴を取得することに意味がなくなってしまうのです。
心房細動がない。という方が心房細動履歴機能をオンにすると不規則な心拍の通知がオフになってしまうだけでメリットが全くなくなってしまいます。
また、仮に心房細動ではあるものの診断は受けていない。という方も履歴によって心房細動だと見つけられても次に何をしていいかわからない。となってしまうはずです。
そのため、心房細動がある。と診断されている人以外は正直、必要のない機能。
ただ、この機会に自分が心房細動かもしれないとして病院に行くチャンスだと捉えると良い機会かもしれません。
試しに1週間だけ心房細動履歴機能をオンにして、様子を見るのも良いかもしれないです。
心房細動とどう向き合うのか、ぜひ確認するといった意味で使ってみてください。
まとめ
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今回は、Apple Watchで心房細動履歴ができるようになった話をしてきました。
日本でようやく使えるようになった機能、使える場面は少ないものの、心房細動を見つける手法としてぜひ試してみてください。
心房細動は僕自身初めて聞いた話だったので、気をつけたいと思いました。
では、皆さんの心臓がより良い脈を打つことを祈っています。
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