クラウドエンジニアなら絶対読むべき本「クラウドエンジニア養成読本」
今回はそんな「クラウドエンジニア養成読本」の内容を紹介します。
おすすめの人に関しても解説しますので、自分に合っているかを確認した上で購入してみてください。
では、いってみましょう!
本書の概要
ページ数
著者プロフィール抜きで149ページ、全151ページでした。
読むのにかかった時間
内容だけを追う形なら大体2時間半で読み終えることができました。
演習などをじっくりとやる場合は5時間から6時間ほどで完了できる見込みです。
構成
クラウドエンジニアに必要なクラウドの基礎知識から、AWS、GCP、Azureのそれぞれの特徴と簡単な使い方紹介。
最後にクラウド構築の具体例が紹介されている構成になっていました。
読むべき人、読まなくてもいい人
ズバリ「クラウドエンジニア養成読本」を読むべき人はクラウドエンジニアになりたい!と思った方です。
またクラウドの知識を最初に手に入れたい場合にも推奨できる一冊だと思います。
ただ、基礎とはいえクラウドってそもそも何?って人にはレベルが高すぎて、逆にクラウドで業務をやっているという方にはレベルが低すぎる内容でした。
クラウドエンジニアになるために勉強を始めている方にぴったりな内容で、これよりもレベルが低いものを選ぶなら、「イラスト図解式 この一冊で全部わかるクラウドの基本 第2版」なんかがおすすめですね。
クラウドを実際に触っていく内容にもなっているので、知識を定着させるという面でもおすすめです。
内容を簡単要約
クラウドエンジニアに必要な基礎知識、AWS、GCP、Azureの紹介、クラウド構築・運用例が「クラウドエンジニア養成読本」では紹介されていました。
それぞれについて、簡単に内容をまとめます。
クラウドとは、コンピュータの計算能力、ストレージ、各種のアプリケーションの処理結果をネットワークを介してサービスとして提供するもの。
そしてAWS、GCP、Azureの三つのクラウドが有名で、それぞれAmazon、Google、Microsoftが提供しているクラウドです。
AWSは古株で進化が目まぐるしいという特徴があります。
GCPはGoogleが提供しているだけにビックデータなどを扱うのが得意な特徴があります。
Azureでは、AAD系の認証周りに強い特徴があります。
「クラウドエンジニア養成読本」ではさらにそれぞれ、AWS Fargateの実践的なやり方、GCPのデータ処理の実践的なやり方、AzureのACIを使ったWebアプリのやり方が紹介されていました。
コマンドも書かれていて手順にまとめられているので、やり方を学ぶことができます。
クラウド構築・運用例ではIoTの説明、東急ハンズの実例が紹介されていました。
クラウド構築・運用の実例から、構成図をどうやって組めばいいのかが紹介されています。
クラウドの知識を実践にどうやって落とし込むかがわかる内容になっていました。
まとめ
今回は、「クラウドエンジニア養成読本」を紹介してきました。
クラウドエンジニアになるための書籍としては非常に有用な一冊だと感じました。
クラウドエンジニアの基礎から、実践、構成図が特に良かったです。
クラウドを学び始めて意味はわかるけど実際AWSとかGCP、Azureが特に何をしているかわからないという方に特におすすめだと思いました。
では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。
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