本は読みたいけど、時間がかかる
読みたい本が多すぎるけど全部読み切る時間はない
わかります。僕も読みたい本がどんどん積まれていくあの感じ、ものすごいフラストレーションになります。
ですが、そんな僕でもある速度術を使うことで、本業をしながらも年間100冊以上の読書をしています。
この記事では、そんな仕事をしながらでも年間100冊、月に9冊以上の本を読むテクニックについて紹介していきます。
パラパラめくるだけで読める!などの怪しい方法ではなく、泥臭い方法です笑
では、行ってみましょう!
僕の読書習慣
まずは僕がやっている読書習慣の紹介です。
僕は毎日本を読むようにしていて、だいたい1時間半という時間を確実に確保するようにしています。
読む本はビジネス系の本1冊と小説を1冊、時間は半々くらいです。
1週間ほどで2冊ちょっと読み切ることができ、一ヶ月で8~10冊読むことができるというわけです。
読むスピードもおそらく、一般の人よりも早いと思います。
年間100冊以上を読めているわけなので、速読の参考にはなるかと思います。
速読術
僕が紹介する速読術はかなり、泥臭い方法です。
一言で言うと本をたくさん読んで経験則で速読をしていくということになります。
経験則を高めつつ、速読を極めていく方法について紹介していきます。
目次をじっくり読む
目次はさらっと流すだけという方も多いのではないでしょうか?
速読を極めるためには、目次はじっくり読んでいた方が良いです。
なんなら目次だけで十分必要な情報を取得することはできます。
目次は作者がまとめた要約みたいなもので、見出しだけである程度中身を推察することができるのです。
目次をじっくり読むと中身のイメージが出来上がり、実際に読み始めると目次とのイメージと擦り合わせると言う形になって、いる情報、いらない情報を自動的に脳が判断して頭への残りやすさも変わってきます。
僕が実践している方法だと、目次まで読んで一度本を閉じてから、この本からどういったことを学びたいのかを箇条書きで書き出す方法です。
これを行うことで、本から何を学びたいのかが明確になって、本を読むモチベーションや何に注目して読む必要があるのかの参考になるのです。
本を書店で購入する際も、目次を読めば自分が必要な情報かどうかの判断材料になるのでおすすめです。
ただし、これはビジネスや実用書限定の方法になります。
小説では、さすがに目次だけでは推察なんてできませんから
必要なものだけ選び取る
実際に読み進める中で速読するなら、必要なものを選び取っていく技が必要になってきます。
これこそ経験で、見出しと本文の始まりだけで、大体内容を把握してキーワードや自分が欲しい情報だけをピックアップしていく方法になります。
数をこなしていくうちにできるようになってくる技で、目次をじっくり読み込む習慣が身に付いてきた方だけが習得できる技とも言えます。
またこれは小説でも応用できる技で、小説の場合セリフだけを追っていくという大技を持っています。
セリフが多い系の小説でしかできませんが、セリフはしっかり読んで、他の語りについてはさらっと流し見で済ませる。
そうやって小説という時間のかかる文章も早く読むことができるのです。
必要なものだけをピックアップする技術はまさに経験則でしかできないことになります。
わかっている内容は飛ばす
投資系の本を10冊くらい読んでくると、大体同じことを言っているんだな、と思う瞬間がやってきます。
そこからは速読のスピードが上がります。
11冊目の投資系の本については、わかっている部分を一気に飛ばすことができるからです。
まだ自分の知識になっていない部分をピックアップするだけで、1冊目を読みきった時間から10分の1ほどにまで時間短縮できることでしょう。
同じ系統の本を読むことに抵抗がある方にはできない速読術になりますが、知識を貪欲に求めるという方に関しては非常におすすめな方法で、確実な方法だと思います。
速読術は経験則のこと
結局速読術というのは経験則ということだと、僕は思っています。
1日10冊以上の本を読むという人もいるみたいですが、絶対に一字一句の文字に目を通しているわけではなく、本一冊から学べることをピックアップしたことを読んだと言っているのです。
元々本はそこから学びを得ることが目的ですので、読書という意味では合っていると思います。
僕も実際その方法こそが本当の速読術だと思っています。
ただ、この経験則によって必要な情報をピックアップするという技は本を大量に読まないとできない技でもあります。
なので、矛盾しますが、大量の本が読むために速読を習得するには、大量の本を読まなければならないのです。
まずは投資なら投資、健康なら健康に関する本を系統分けして同じ系統の本を読むところから始めるのがおすすめになります。
そのうち、あぁ言いたいことをピックアップする感覚ってこんな感じか、となってくるはずです。
その際、目次を見る習慣ができているとよりスピードが上がってくるはずです。
パラパラめくるだけで本の内容がわかると主張する方もいますが、僕は嘘もしくは本当は把握できていないと思っています。
たまたま目についた文字を拾い上げてそれっぽく披露しているだけだと思うのです。
速読を極めるためには、地道に本を読み続けることが結局1番の方法だと思います。
ぜひ、これからは目次をじっくり読んで内容を想像してから、本を読み始めてみてください。
もっとスピードを求めるなら要約記事を
経験則でしか速読のスピードは早まらないという話をしましたが、裏技として要約記事や要約情報を使うというものがあります。
僕のサイトでも要約記事を紹介していますが、YouTubeでも書籍の要約情報は多く投稿されています。
さらにflier(フライヤー)という要約サービスもあります。
要約を読んだり、見た後、本を読むことで経験則を擬似的に生み出すことができるのです。
これによっておそらく一冊の時間が半分以上削れることでしょう。
すでにわかっている内容は飛ばせますし、必要のない部分は思い切って削ることができるので、要約という裏技は非常におすすめです。
また、本を選ぶ参考にもなり、要約を読んでから買うかどうか、自分の時間を使ってでも読む価値があるかどうかを判断することができます。
ぜひ僕の要約ご活用ください笑
ただ、要約は要約者が独自の解釈をしていますので、要約だけを読んだり、見たりしただけで知識として完全に信用するのは危ないです。
筆者の伝えたいことは文章できちんとニュアンスとして表現されているので、あくまで要約は要約として理解を促進するための読書前の薬程度に思ってください。
flier(フライヤー)という要約サービスは月額はかかりますが、要約が1冊10分と謳っていて、要約のデメリットである要約しすぎているという点が排除されています。
今なら7日間無料キャンペーンを実施していますので、参考にしてみてください。
下記リンクから飛ぶことができます。
まとめ
今回は速読術について、紹介してきました。
がっかりしましたか?
めちゃめちゃ泥臭いやんけ!という感想だったと思います。
しょうがないんです。
先人たちが築いてきた知識というのは一朝一夕で読み切れるほど、生優しくはないんですから。
ですが、その分読み切る人も読書を習慣にする人も少ないです。
少ないということはやればそれだけで人との差になります。
読書で知識がついて、あの人よりも頭や知識が増えていく。
その感覚もまた読書の楽しみだと思います。
ぜひ、皆さんもいろいろな本を読んで、速読術に磨きをかけてください。
では、皆さんの速読ライフがより良いものになることを祈っています。
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