【5選】伏線回収はすごいけど、騙されて胸糞悪い小説

え、完全に騙された。けど、めっちゃ胸糞悪い。

そんな意地悪な小説たちを知っていますか?

今回は、意地悪だけどついつい読みたくなっちゃう作品で、初見では絶対騙される伏線がすごい小説について紹介していきます。

今回紹介する作品で騙されない人がいたら、化け物です!

では、行ってみましょう!

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伏線回収とは

伏線回収とは、事前に出ていた会話や出来事が後々のヒントになっていて、ラストのために事前に提示されていたというのがわかる内容になります。

チラッと出てきた何気ない部屋の風景が、驚愕の事実を解くヒントになっていたりするのです。

作者が読者に仕掛けるトリックという位置付けで、悔しかったり感動したり、最初から全てを計算して作っている作者に感服したりと感情を揺さぶられる作品が多いのが伏線回収系の作品。

今回はその中でも、驚愕すぎたり、ちょっと腹が立つ胸糞が悪い系の作品を集めました。

好き嫌いがはっきり分かれるような作品ばかりですので、もしかしたら肌に合わない方も多いかもしれません。

モノ好きな方はぜひ、読んでみてください。

伏線回収としてはどれも優秀なので、「伏線がすごい小説」などで検索すると出てくることが多い作品ですが、僕的には伏線はすごいけど…って感じの作品ですね。

万人にはおすすめできない作品になります。

驚愕しすぎる系

まずは、驚愕すぎる話とちょっと心に傷を負いそうな作品の紹介です。

殺戮にいたる病

最後のページで多分本を床に落とします。

それくらい驚愕の事実とこれまで完全に騙されていたというのがはっきりとわかる作品になっています。

また途中のグロテスクな描写がえぐいです。

まず間違いなく女性の方にはおすすめしない作品で、男性もメンタルが強い方やホラー、グロが平気な方だけしか読めないと思います。

かなりエグくて、感受性の高い方は読むのが辛いはずです。

決して感受性が豊かでない僕ですら、目を背けたくなるような事件でした。

最後の驚愕度である伏線回収は見事なので、伏線回収好きは読みたい作品ですが、決しておすすめはしません。

伏線が回収される前に断念する方が多そうなイメージ。

怖いもの見たさがある方は挑戦してみてください。

伏線回収としては本当に驚愕できる作品です。

神様ゲーム

僕はめっちゃ好きだけど、人を選ぶのが「神様ゲーム」です。

とにかくメンタルが傷つけられるというのがこの作品になります。

小学生が主人公ということで、少年探偵団が頑張るミステリーかな?と思って読み進めると痛い目を見ます。

とにかくメンタルを病む作りをしているのです。

事件もさることながら、真実の恐ろしさがわかる作品になっていて、神様の無慈悲さがわかる内容でした。

描写自体はシンプルでグロ過ぎないのですが、とにかく1ページめくるたびに驚愕して、ショックを受けてしまう内容になっています。

ページをめくるのがトラウマになりそうな作品です。

伏線回収としてはかなり優秀で、しっかりと読者に推理を促す部分がある点も僕は好きです。

全てが解説されていない伏線回収は、考察意欲が湧いてきていいですね。

ただ、本当にメンタルがきつい作品ですので、読む際はメンタルが安定している時にしてください。

夜読むとショックすぎて眠れなくなります。

イニシエーションラブ

驚愕と共に、胸糞がとにかく悪くなる作品がイニシエーションラブです。

甘酸っぱい恋愛小説家と思いきや…って感じの作品で、恋愛系が決して好きではない僕としてはかなり好きな作品でした。

くっつくか、離れるか、という単純な恋愛のオチでは決してない作者の性格を疑うような作品になっています。

このアイデアはなかなか思いつかないですし、それを作品としてきっちり書き切っているのも見事です。

前半と後半に大きく分けられているのですが、全部を読むと全てがつながって驚愕と鳥肌、無性に胸糞が悪くなる作品が出来上がります。

単純に恋愛小説を楽しんでいたのに、読み終わるとぞくっとする。

僕はこの感じが堪らなく好きですが、恋愛小説好きさんには刺さらないかもしれません。

恋愛に隠れた真実は、かなりエグいと思います。

作者ずるいだろ!系

次の二作品は、どちらも「そりゃずるいよー作者!」と文句を言いたくなるような作品です。

伏線回収としては確かに驚愕しますが、アンフェアな気がしてならない作品になります。

もちろん、ちゃんと読み込めばアンフェアではないのかもしれませんが、僕としては伏線回収に荷重を置きすぎて、ずるいって思っちゃう作品です。

「アリス・ミラー城」殺人事件

これは絶対騙されます。

というか騙されない人がいたら相当に性格が悪いか、注意力が異常です。

正直僕は、読み終わって考察してもちょっと納得のいかない部分が残っているという作品で、事件のトリックなんかは面白いと思いますし妥当だと思うのですが、どうしても最後のオチだけは許せないです。

だって…、とここではネタバレしませんが、ぜひ自分の目で確かめてほしいです。

ラストとしてもバッドエンド系で、胸糞が悪いかもしれません。

読んでよかったとは思いますが、おすすめはできません。

叙述トリックと呼ばれる、作者が意図して情報を隠したりする手法の一つですが、これは流石にやりすぎかなと思ってしまいます。

どんな伏線なのかはぜひ、読んでみてください。

絶対、絶対、おすすめはしませんけどね!「作者ずるい!」ってなりますから。

葉桜の季節に君を君を想うということ

これまた、絶対に騙される作品です。

というか騙された後もしばらくはキョトンっ?となる作品です。

びっくりしすぎて言葉を失って、読み返すと確かに矛盾はない。

けどやっぱりこれはずるいよーっていう作品です。

設定が伏線回収をするために歪んでいます。

確かにラストとしては見事にまとめられているので、爽快感はたまらないですが、作者の性格の悪さや流石に無理矢理すぎるだろう感は否めません。

絶対ずるい伏線だと僕は思います。

こんなの読者は100%騙されますよ。

もしも騙されるのが絶対に、死んでも嫌という方は読まない方がいいです。

これ騙されずに読める人がいたら、会ってみたいです。

まとめ

今回は、伏線回収はすごいけど、驚愕しすぎてメンタルがやられる作品や作者ずるいよって思っちゃう作品について紹介してきました。

正直、どれも万人におすすめできる作品ではありません。

騙されないぞ!っていう猛者たちに挑んでほしい作品です。

僕は簡単に騙されてしまいましたが、これって騙されない人いるの?という作品ばかりですので驚愕を体験して感想を教えてください。

伏線回収は驚きや鳥肌がやばい作品が多いので、胸糞が悪かったり多少ずるいと思ってしまう話も多いです。

それでもやっぱり僕は伏線回収系の話が大好きですね。

単純なオチよりも多少無理矢理でも驚かされる方が好みなので。

では、皆さんが伏線に騙されないことを祈っています。

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