20年の歴史を紹介 iPod touch販売終了。

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iPod touchをご存知でしょうか?

元々は音楽プレイヤーとして2001年に誕生したiPod。

まさに時代を切り拓いた製品がこの度販売終了となってしまいました。

昔、使っていたよという方は特にショックを受けるニュースではないでしょうか。

思い出の製品がなくなるとはなんとも悲しい話です。

今回はそんなiPodの20年の歴史を振り返りながら、販売終了となった理由について考察していきます。

では、行ってみましょう!

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iPod touch販売終了

Appleが米国時間10日に「iPod touch」について在庫がなくなり次第販売終了すると発表しました。

iPod touchはiPodという音楽プレイヤー機器の最新にして最後のモデルでしたが、ついに販売終了となってしまいました。

音楽プレイヤーとして約20年の歴史に幕を下ろす結果となったのです。

在庫がなくなり次第なので、今あるiPod touchが完売したらもうiPod touchを手に入れることはできなくなってしまいます。

思い出の製品として新品を手元に残すというのもApple信者としてはいいかもしれないです。

iPodの歴史

2001年10月23日 iPod

初代iPodで、iPod classicと呼ばれるモデルです。

第一世代が2001年に発売され価格は当時47,800円、再生時間は10時間でした。

色はホワイトのみでシンプルさが目立つ製品でした。

2002年には第二世代、2003年には第三世代と今のiPhoneのように毎年新しいモデルが出ていました。

途中iPod photoという名前にもなりながら最終的には、第六世代が2009年に発売されて以降iPod classicモデルは発売が終了しております。

随分昔の話のような最近の話のような気もしますが、そのデザインはやはりAppleかなり今の時代にも映えそうな見た目をしています。

2004年1月7日 iPod mini

iPod miniは二つの世代に分けられ一世代目が2004年1月6日に発売されたモデルで価格が26,800円でした。

記憶容量が4GBと約1000曲ほどしか保存できないのにも関わらず、圧倒的な人気を誇る製品でした。

第二世代は2005年2月、27,800円で6GBになりパワーアップ版として発売されていました。

第二世代以降はiPod nanoの発売により生産が終了となった製品になります。

2005年1月11日 iPod shuffle

iPod shuffleは画面を持たないiPodとして有名で価格の安さから、一定の層からかなり人気のあった機種になります。

記憶容量が少ない分やすさを抑えたモデルが多く、一世代目は最大1GBの容量、最終的な第四世代でも容量が2GBしかないという今では考えられないような記憶容量しかない製品でした。

第四世代目のiPod shuffleが最後のモデルで2010年9月2日に販売開始されたのちに2015年7月16日に新色が出たっきり、販売終了となった製品になります。

クリップが一体となった独特のデザインに見たことある人も多いのではないでしょうか。

2005年9月7日 iPod nano

スティーブ・ジョブズ自身が履いていたジーンズのコインポケットから取り出されて発表された第一世代のiPod nano。

小さい画面に縦長のデザインを一度は見たことがあるのでハニでしょうか。

重量が軽くシンプルなデザインでかなりのiPodと聞くとこれだ。という方も多いと思います。

世代を重ねることでデザインも変わっていき、第六世代では、iPod shuffleのような見た目にも関わらず画面として操作できるという画期的なiPod nanoが発売され様々な挑戦の象徴ともいれる製品でした。

2015年い第七世代のiPod nanoが発売され、2017年7月27日には発売終了となった製品です。

右往左往しながら試行錯誤を繰り返しながらユーザーに音楽を届けるとテーマにしていた製品といったところでしょうか。

2007年9月5日 iPod touch 

第六世代iPod(iPod classic)、第三世代iPad nanoと共に2007年9月5日に初代iPod touch発表されました。

iOSに対応した製品で当時はカメラ非搭載の製品でした。

世代が変わるごとに重さや処理性能が上がっていき、第四世代2010年にカメラも搭載され、いよいよ手軽なiOSという地位を確立していきました。

その後マイナーアップグレードを繰り返し、最終的には第七世代が2019年5月28日に発売されました。

そして悲しくも2022年5月10日をもって販売終了となったのです。

ただ在庫がなくなり次第ということなので、今からでも新品を入手することはできます。

音楽という分野を牽引していたiPodシリーズがなくなったということで、人気が再加熱する可能性もありますので記念に手元に残しておきたい方は早めの購入をおすすめします。

そのうちヤフオクやメルカリでしか手に入らない製品になりますから。

販売終了となった理由を考察

iPod touchが販売終了となった理由を僕は、スマホが当たり前になっていることが挙げられると思います。

小学生でも当たり前にスマホやらタブレットやらを持つようになった現代においてiPod touchという存在は肩身が狭くなってきたのです。

実際音楽プレイヤーはスマホで十分という人も多いはずです。

音楽にこだわり抜いた人くらいしか音楽プレイヤーを持っていないでしょう。

音楽プレイヤーの質で勝負するとどうしてもiPod touchは見劣りしてしまいます。

iOSに安い値段で触れられる魅力も昔はありましたが、今ではiPhoneの廉価版がその座を奪ってしまっているのです。

それによってますますiPod touchの存在意義がなくなっていきました。

販売台数も伸び悩んできた中でもあったので、思い切ってAppleの象徴でもあったiPodを販売終了という決意になったんだろうと思います。

もしかしたら今後発売するであろうApple Glass(AR/VRグラス)に注力するためにも集中するべき製品を絞っている可能性もあります。

まとめ

今回はお世話になった人も多いであろうiPod touchについて、iPodの歴史とどうして発売終了となったのかについて考察してきました。

Appleと言えばiPodと言ってもよかった昔と比べiPhoneが占領してきていよいよiPod touchの立場がないと思ったら、いつの間にやら発売終了となっていしまいました。

新機種を楽しみにしていた方には悲しいお知らせだったと思います。

僕もその昔、iPod shuffleにお世話になった身なのでかなりの衝撃でした。

しかしまぁ、今となってはiPhoneで音楽を聴くようになりましたし、iPod touchの必要性も下がっているのが現実です。

今回のiPod touchの発売終了を機にさらに新しいApple製品が出てくることを祈る限りです。

時代にあったものがどんどん生まれてくる世界は嬉しいですが、寂しい気持ちもあることを感じた今日この頃でした。

では、新しいApple製品が生まれることを信じて。

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