こまめに電気を消す、エアコンの設定温度を1℃変える。
そんなことよりも圧倒的に影響力の高い節約が、固定費を下げることです。
ストレスなく固定費を下げることができれば、生活に満足しながら、お金も溜まっていく最高のループに入ることができます。
今回は固定費を見直して、貯蓄率が25%超えの僕が見直すべき固定費について紹介します。
では、行ってみましょう!
固定費がどうして影響力が高いか
電気をこまめに消したり、エアコンの設定温度を1℃変えたりなどの変動費を節約するよりも、固定費と呼ばれる、月に一定額決まって使われるお金を見直した方が節約になります。
変動費を変えたとしても、微量なものでインパクトが少ないのです。
例えば、変動費を1月に1,000円安くできたとしましょう。
ですが2月も1,000円安くなっているとは限りません。
1月の我慢や意識を2月もやらないと1,000円という節約はできないのです。
それに比べ、固定費を1,000円安くした場合、それは半永久的に1,000円安くなります。
一回見直すだけで、そこからずっと節約が自動的にできるのです。
固定費を見直すことは、最初はエネルギーがいるものですが、見直すことでこれからずっとお得になると思うと影響力が大きく変動費よりもまず最初にやるべきことだと言えます。
節約はストレスとのトレードオフ
節約というのはストレスと密接に関わってきます。
ストレスをいかにかけずに節約をするかが決めてになってくるのです。
例えば、電気代を節約するためにエアコンを使わないという選択肢をした場合、節約できる分寒かったり暑かったりするのを我慢しないといけません。
この我慢というのがストレスで、やりすぎると我慢の限界が来てしまうのです。
ストレスが生まれづらく、生活に無理がないくらいの節約をすることが大事で、節約というのはマラソンのようなもので長くやることで最大の効果を発揮します。
月1,000円節約したものが、1年で12,000円、10年で120,000円と育っていくのです。
ストレスをかけすぎないことで、長い間節約を維持できる環境を作ることこそ最高の節約術になります。
節約とストレスはトレードオフで、節約をすればするほどストレスが大きくなっていくという比例関係にあるのです。
だからこそ、ストレスをいかに増やさず節約に繋げられるかが大事で、今回はそんな方法を紹介していきます。
見直すべき固定費【7選】
では、見直すべき固定費と見直し方について紹介していきます。
すでに実践しているものは飛ばして、まだ見直せていない部分をぜひ取り入れてみてください。
電気代
電気代と言っても変動費部分ではなく固定費部分をぜひ見直してほしいです。
電気代は契約会社によって値段が変わってきます。
東京電力だと、基本料金と電気使用料金と二つのお金が合計されて電気代となっています。
基本料金はどんなアンペアでの契約か、電気使用料金とはそのままその月使用した電気の量によって変わってきます。
会社によっては基本料金が無料であったり電気使用料金が異なったりするのです。
会社によって変わってくるということは、見直すべき点もあると言えます。
会社を見直すだけで使い勝手は変わらないのに、節約になるという可能性があるのです。
僕のおすすめとしてはLoop電気で基本料金無料のプランですが、自分に合っているかは各社が用意している電気代シミュレーションを使ってみるのが良いと思います。
電気会社は電話一本で切り替えができてしまうので、固定費見直しのハードルはかなり低いです。
通信費
通信費もまた、生活レベルを下げずに節約できる項目の一つです。
通信量に合わせたプランを選ぶことが重要で、詳細は別記事で紹介していますので読んでみてください。
簡単にまとめると、月の通信量を把握して自分に合ったプランを見つけることが大事という話になります。
もっと簡単にすると、LINEMOのプランにすれば、通信費の見直しは問題なくなるという話です。
自宅にWi-Fiがあるなら3GBプランで十分で、自宅にWi-Fiがないということであれば20GBプランにするという感じが一つの目安になります。
通信が遅くなるということはほとんどないので、このタイミングで見直すことがおすすめです。
サブスク代
ついつい解約し忘れているサブスクはありませんか?
月500円だとしても、溜まっていくだけで相当なお金になっていきます。
本当に使っているサブスクかどうかを確認することも大事ですし、自分がどのサブスクに現在加入しているかも把握しておく必要があります。
もしかしたら、いつの間にかサブスク契約していて抜けるのを忘れている可能性だってあるのです。
最初の1ヶ月は無料で、その後は自動的に月々500円というサービスも多いので、iPhoneであればAppStoreで自分が入っているサブスクアプリを確認してみると良いです。
身に覚えのないアプリにお金を払っている可能性があります。
また動画配信サービス、NETFLIXなども月々どれだけ見ているかを見直すのもおすすめです。
似たようなサービスが多い分、しっかりと何のために見ているのかをはっきりさせることが節約につながります。
ジム代
ジムって本当に必要でしょうか?
ジムだけでしかできないトレーニングは一般人にはほとんどありません。
ムキムキマッチョになりたいなら別ですが、程よく筋肉をつけたいということであれば自宅でできるトレーニングで十分だと言えます。
わざわざ高い会費(安くても2,980円)を払うに見合うだけの成果があるとは思えません。
しっかりとジムでしかトレーニングができないのかを見直して、ジム代が生活に見合っているかを確認することをおすすめします。
僕はジムに通っていたこともありますが、ほとんどダンベルでトレーニングくらいしかやっていなかったので、自宅で10kgのダンベルを買うことでジム代が浮く形になりました。
自宅で十分に筋トレはできますので、ジム代本当に必要か見直してみてください。
家賃
家賃は出費の中でも一番を占めると言っても過言ではないほどの項目になります。
すぐに見直すというのは難しい分、見直すことができれば大きな節約になる部分です。
月々1万円、2万円くらい安くすることだって可能です。
ちょっと交通の便が悪い地域に引っ越す、使っている路線を変更してみるなど検討する余地はあると思います。
調べるだけで実際に引っ越すのは悩むので十分なのです。
家賃相場を見ていることで、自分の住んでいる家賃が高いのか安いのかという目も養われるので、引っ越しをするだけでなくしっかりと家賃に見合う物件を見抜くこともできるようになります。
そして、お得な物件を見つけて家賃を安くする節約に繋げていってもらえればと思います。
クレジットカード
クレジットカードは年会費を払っていますか?
今の世の中、無料で持てるクレジットカードがいっぱいあるのに年会費本当に必要でしょうか?
ステータスや特典が充実しているから、という理由であれば特に見直す必要はないと思います。
ですが、少しで年会費に見合う価値があるかなという気持ちがあるなら、見直すべきです。
僕は実際に年会費があるクレジットカードの特典が満足するものではなかったので、一年ほどで解約した経験があります。
年会費は月換算にしたりすると安く見えたりしますが、決して戻ってこないお金で本当に特典に年会費ほどの価値があるのかはその人でしか分からない部分になります。
見栄だけで払っている年会費なら、節約という面から切るのが良いと思います。
正直、最近の風潮ではどんなクレジットカードを持っているから、モテるというは少なくなってきている気がします。
個人的にはクレジットカードは好きなので、すごいカードを持っている方には憧れちゃいますけどね笑
食費
食費を固定費に入れるのは難しいところですが、今回は固定費として節約するべきと書いていきます。
ですが、食費を抑えすぎるのはストレスどころか健康にも影響してくるので、節約という面はあくまで自炊をしましょうくらいに思ってください。
外食が主という方に、自炊をすることで食費という外食固定費を抑えることができるという主張です。
パスタを茹でて、和えるだけという製品も多いですし、クックパットなどで情報取集するのも楽になっている時代ですから、自炊もずいぶん楽になりました。
外食だとお金がかかるだけでなく、健康にも決して良いとは言えません。
なので、節約という面でも健康という面でも自炊をおすすめします。
節約の面から自炊をしても、決して食材面で安くしすぎるのはやめてください。
安いからと言ってパスタだけしか食べないということとかがあると、体を壊してしまいます。
健康に気を使う自炊を心がけて、節約というのはあくまで自炊をするという選択部分だけという認識にしてください。
安さを重視するあまり、不健康の安いものばかり食べていると健康から離れていってしまいます。
まとめ
今回は、固定費について節約する方法を紹介してきました。
固定費を見直すことで、少しでも生活を変えずに節約できることを願っています。
おすすめはやはり電気会社の見直しと、通信費の見直しです。
簡単にできて、影響もかなり大きいのでおすすめになります。
小さく始めるとだんだんと、節約が楽しくなってくると思いますので、ぜひ検討してみてください。
では、皆さんの固定費が下がって生活が豊かになることを祈っています。
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