朝起きるのは得意ですか?
朝活が流行っている昨今ではありますが、実は早起きできるか否かは遺伝子で決まっているのです。
遺伝子的に向いていないのにも関わらず早起きして頑張るのは、実は非効率かもしれません。
今回は朝型人間が実はネアンデルタール人の子孫かもしれない話、朝型人間かわかる質問を紹介していきます。
では、いってみましょう!
朝型とは
「クロノタイプ」と呼ばれる遺伝子によって朝型、夜型は決まってきます。
朝型は、午前6時半よりも早く起き、集中力のピークが午前10時ごろです。
夜は10時半くらいには眠くなり、早寝早起きタイプ。
経営者で成功している多くが朝型で、朝活なんかが流行っている理由もそこが理由になります。
ただ、遺伝子によって朝型かは決まってくるので、無理に朝型にしようとしても体に合った睡眠リズムが狂ってしまうので注意が必要です。
朝型かの見極め方
自分が朝型であるかを簡単に見極めることができます。
「クロノタイプ 診断」でGoogle検索を行うとたくさん出てきますので、基本的にこれで診断すれば自分が朝型人間なのかがわかります。
朝型は「ライオンタイプ」に診断される人で、人口の15%です。
自然と朝早く目覚めてしまう場合は朝型かもしれません。
ちなみに僕はクマ型で人口の55%、昼くらいに集中のピークがやってくるタイプでした。
僕も使ったおすすめのサイトは下記です。
これ以外にも診断サイトはたくさんあるので、好きなものを選んだり、複数試してみて結果を合わせてみても良いかもしれません。
朝型人間=ネアンデルタール人?
朝型人間は実はネアンデルタール人の血が入っているかもしれないという話。
学術誌Genome Biology and Evolutionに発表された新たな論文によって示された内容で、ネアンデルタール人だけが持っている遺伝子に早起きが得意な遺伝子があるとか。
だから、どうしたというわけではないものの、これによって早起きが得意な人は実はネアンデルタール人の子孫であるというのがわかったりするのです。
ちょっとした話題作りにはちょうどいい話でしょう。
ネアンデルタール人ってそもそも何?
ネアンデルタール人は、僕たち現代を生きる人類とは異なる人類でした。
一見すると僕たち(ホモサピエンス)と似ているものの明確に違う点があります。
目の上が張り出して額が突出しており、胸郭が短くて深く、広いのが特徴です。
体も大きく、脳の大きさも大きい。
もちろん道具も使うことができ、一見する能力だけだったらホモサピエンスよりも優秀です。
しかし、のちにホモサピエンスが現れ、自然淘汰されました。
ネアンデルタール人が絶滅したのには、多数の見解がありますが、有力なのはホモサピエンスが「空想を信じられるようになったから」と言われています。
認知革命と呼ばれるもので、これによってより多くの集団での生活や行動ができるようになったため、体も血脳も高いネアンデルタール人に勝てたという見解です。
数の力で圧倒する戦闘スタイルと言われれば、なるほどなって思いますね。
自然淘汰され絶滅してしまったものの、ホモサピエンスの中にもネアンデルタール人の遺伝子は残っていたりするのです。
今回紹介した実は朝型人間はネアンデルタール人かも、というのもネアンデルタール人の遺伝子が現代も残っているという例になります。
ネアンデルタール人が絶滅した話は「ホモサピエンス全史」という書籍の内容でした。
気になる方は面白いので読んでみてください。
自分に合った睡眠を!
朝型人間になろうと頑張っても、遺伝子は変えられません。
朝活が羨ましくても、自分に合った睡眠をとるべきです。
いくら頑張って朝4時に起きて活動をしても、眠くて眠くてたまらない状態では集中力なんてありません。
判断能力も睡眠不足によって低下していき、せっかくの朝活も意味をなさずむしろパフォーマンスダウンにつながってしまうのです。
自分に合った睡眠を行わないと、いくら早く寝たとしても睡眠不足に陥ってしまいます。
遺伝子というのは自分の睡眠のタイプを知るために重要な要素になるので、参考にしてみてください。
睡眠不足がとにかく一番ダメです。
朝活して睡眠不足になるならやらないほうが、脳にもよく仕事や勉強のパフォーマンスも上がります。
自分に合った睡眠をとるように心がけてください。
まとめ
今回は、睡眠のタイプと朝型人間はネアンデルタール人かも?という話をしてきました。
遺伝子を調べていくとどういった祖先なのかがわかったりして面白いですね。
僕たちの持っている能力も多くが遺伝子で決まっているもの、先祖からの頂き物です。
命はつながっている実感と、自然淘汰って怖いなぁという感じが僕なんかはしました。
自分に合った睡眠をとって、より良い生活をしていきましょう。
では、皆さんの睡眠ライフがより良いものになることを祈っています。
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