格安料金の通信プランがどんどん出てくる昨今。
Docomoという回線を使いつつも料金が格安のプランもあるんです。
今回はそんな格安プラン「OCN」と「TONE」について料金プランの解説と比較、おすすめの使い方について書いていきます。
通信費見直しの参考になればと思います。
では、行ってみましょう!
docomo回線を使った二つの料金プラン
OCNモバイル
最安値550円(税込)という破格の値段を実現できる格安プランがOCNモバイルになります。
OCNでは500MB/月という他社にはない最小のパケット量での契約が行えることに特徴があるのです。
また無料通話が500MB/月プランには付随しており、メイン端末だけでなくサブ端末にこのOCNモバイルのSIMカードを使うという使用方法もとてもしやすいものになっています。
また、docomo回線を使っているので回線の品質も保証されています。
docomo回線を使っているというのは、契約はOCNでやるものの届く電波はdocomoを使っているというようなイメージです。
料金は月々に使うと思われるパケット量に合わせて契約する形となります。
参考のための料金表は下記となります。
知る人ぞ知る格安プランがOCNです。
これを知らずに他回線を選んでしまうのはもったいないですね。
TONEモバイル
TONEは、TSUTAYAが行っている通信サービスになっています。
内容は至ってシンプルな一つの契約プランしかない形となっています。
月額1,100円(税込)プランのみとなっています。
パケット量を考える必要もありません。
全ての会員一律で1,100円でネット回線を使えます。
しかも動画以外のネット利用に関しては無制限に使うことができます。
なので動画を見ないのであれば1,100円で自由にネットを楽しむことができるのです。
動画については370円(税込)で1GBごとにチケットを購入して観れるようにする必要があります。
またはWi-Fiを繋げることで制限なく動画を楽しむことができます。
さらに回線はdocomo回線を用いるので、通信品質も担保されています。
音声通話については別途770円でかけ放題プランをつける必要がありますが、
基本的には一つのプランで動画以外使い放題というシンプルな契約なので、わかりやすいプランだと言えます。
OCNとTONEの比較
どちらもdocomo回線を使っているという共通点を持つOCNとTONEですが、明確に用途が違うと言えます。
ここではその用途の差が生まれる部分についてOCNとTONEの比較を行いながら確認していきます。
まずは料金とデータ量、オプションについて表にまとめましたのでご覧ください。
基本的に大容量で使わない限りOCNの方が圧倒的に安価で契約することができます。
ただ6GB以上になるとOCNは1,320円となってしまうのでTONEの方が安くなります。
TONEの場合は動画以外通信容量無制限というのがミソで、YouTubeなどを見る場合は別途課金をしていく必要があります。
Wi-Fiがあるなら別ですが、Wi-Fiもない中動画をよく見る方は絶対にTONEはやめておいた方が良いと思います。
動画を見るかどうかでTONEの値段は跳ね上がってきますので注意が必要です。
勝手に課金されることはないので安心してください。
チケットを購入して初めて動画を見ることができるようになっているのです。
TONEでは他にOCNと比べて独自スマホが格安で手に入ったり、家族サービスというのがあります。
家族サービスというのはお子さんにスマホを持たせる場合に役に立つサービスが受けられるものになります。
例えば、アプリ制限機能だったり自撮り被害防止、SNSいじめ防止サービス、見守りGPSサービスなどがあるのです。
追加料金はかかってしまいますが、お子さんに持たせるスマホを安全にしたいと思うなら入っておいた方が良いサービスです。
こういったサービス面がOCNにはないので、家族で使うならTONEがおすすめだと思います。
もちろんスマホの設定をいじることでアプリ制限はできますが。
SNSいじめ防止サービスなどはTONE独自のサービスなのでやはり加入が必要になってくるのです。
OCNは逆に単身者や子供のスマホまで面倒見る必要のない方におすすめです。
安く済ませる全ての要素がOCNには詰まっていて、データ無制限で使いたいという方以外全てにおすすめできるプランです。
さらにデータ容量を月で使わなかった分を翌月に繰り越す機能もついているので、データをあまり使わなかった月の翌月はいつもより多くデータを使えるということもできるのです。
また、OCNはかけ放題プランもしっかりと用意されています。
TONEは5分以内という短い縛りの上での770円の追加料金になっています。
意外と喋っていると5分なんてものはあっという間です。
なので電話をよく利用する方は、OCNを選んだ方が良いと思いました。
TONEでの電話はLINE電話だけという使い方なら無料で通話は可能ですが。
それぞれのプランのもう少し詳しい話
OCNモバイル
OCNをいざ、契約する際にやること、必要な費用についてお話ししていきます。
まずはやり方です。
申し込み方法は至って簡単です。
下記のURLから公式サイトへ行き、「お申し込みはこちら」というボタンからあとは求められる入力内容に従っていくだけです。
この時SIMカードだけかSIMカードとスマホ本体をセットで購入するかを選択することができます。
スマホセットは原則おひとりさま一台限りなので注意が必要です。
申し込みの際必要な費用として、初期手数料3,300円(税込)、SIMカード手数料434円(税込)となっています。
合計3,734円が新規手続きにかかる費用になるというわけです。
最後に注意点として、回線はdocomoですが、OCNではキャリアメールが使えませんので注意してください。
キャリアメールとは@softbank.jpや@docomo.jpのような形で終わるメールアドレスのことを指しています。
もちろんGメールなどの無料メールアカウントは使えるのでさほどマイナスポイントにはならないでしょう。
TONEモバイル
TONEを契約する際はTONEモバイルの公式サイトへ行き、お申し込みを行っていきます。
iPhoneかつSIMカードだけ交換する場合はdocomoショップに行く必要があるようですので、近くのdocomoショップを確認し予約をして来店する良いでしょう。
契約の際に必要なものは電話番号を引き継ぐ場合はMNP番号、MNP番号は現在契約しているキャリアごとにやり方は変わってきますので、あなたがお持ちのキャリア契約先に合わせて行ってください。
「ソフトバンク MNP 取得」のように検索すればたくさん記事が出ますので参考にすると良いと思います。
MNP番号の他に必要なものとして身分証があります。
顔つきの証明書が必要になりますので、免許証やマイナンバーカードを用意する必要があります。
さらに会員用メールアドレスも必要になってくるので注意してください。
乗り換えるスマホとは別に受信できる会員用のメールアドレスを作っておくと安心だと思いますGメールアカウントなど無料なもので問題ないので、TONEと契約する前には準備しておきましょう。
契約の際はOCNと同じく初期手数料3,300円(税込)、SIMカード手数料434円(税込)がかかってきます。
合計3,734円が新規手続きにかかるので注意しておいてください。
注意書きにちっちゃく書いてあるので、見逃しがちですがきちんと初期費用はかかるので注意が必要です。
似た他格安料金の紹介
OCNやTONEに似た他の料金プランだと僕はLINEMOやpovoが挙げられると思います。
3GBで考えるとLINEMO、povo共に月額990円のプランが存在します。
LINEMOはさらにLINEでの通信については3GBに含まれないのでLINE以外の通信で3GBという契約になります。
povoは1日だけデータ無制限で使いたいという日があれば330円を追加すれば1日だけデータ使い放題にできます。
もちろんOCNの方が3GBの料金は安くできますが、LINEを多く使いたい方や日によってデータの使用量が変わることがある方はLINEMOやpovoという選択肢もありだと思います。
povoについては詳細に書いた記事もありますので、参考にしてみてください。
おすすめはこんな人!
ここまで、OCNとTONEについてその特徴をみてきました。
そこからどういった人におすすめかを考えていきます。
まずOCNモバイルがおすすめの方は家族安心サポートが必要のない動画見るけどそこまでネット回線を使わない方です。
家族安心サポートのようなサービスがないものの少ないパケットで済む方なら、業界最安値を実現しているのがOCNモバイルです。
月に10GB以下なら間違いなくOCNを検討するべきでしょう。
3GBだと他にもLINEMOやpovoといったもの出てくるので、3GB以下の方は更なる吟味をする必要がありそうですが、面倒臭いとりあえず3GBで安ければいいというならOCNを選択しておけば安心です。
TONEがおすすめな方は、動画はWi-Fi以外では見ないけど割と外でネットに繋がることが多い。という方です。
またTONEにはオリジナルの家族見守りサービスというのもあるので安心してスマホを使ってほしいお子さんがいる方にはTONEがおすすめです。
勝手に動画を見てしまうのを防ぎたい場合も動画を見るためにはチケットを購入する必要があるTONEがおすすめでしょう。
動画以外のネット回線が無制限で1,100円は他にはない魅力なので非常におすすめです。
スマホのネット回線ライトユーザーはOCN、スマホのネット回線ヘビーユーザーだけど動画はWifiだけでしかみない方はTONEという分け方で良いと思います。
自分の月に使っているパケット数(契約しているパケット数ではなく実際に使っているパケット数)を確認して、3GB以下ならOCNで決定し良いと思います。
また10GB以下でも動画も見ているというならやはりOCNが良いと思います。
それ以外の条件で電話をしないという場合はTONEを選んでおくのが無難だと思います。
まとめ
今回は、docomo回線を使った格安スマホ料金プランOCNとTONEについて比較と紹介を行ってきました。
おすすめな方は人によって変わってくるというのがわかってきました。
やはりこれは、おすすめの回線を見つけられるサービスを作る時が近づいてるのかもしれません。
割と簡単にできそうなので、挑戦してみようと思います。
世の中にいっぱいの料金プランがあって自分に合ったものを探すのは大変ですからね。
皆さんのスマホライフがより良くなることを祈っています。
では、あなたにぴったりのスマホプランに出会えるまで頑張りましょう!
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