5分でわかる齋藤孝「大人の語彙力ノート」書評&ネタバレ内容要約・解説

ビジネス本の書評

大人と子供の違いわかりますか?

見た目、考え方、いろいろありますが手っ取り早く大人っぽく見せるのに重要なのが言葉選びです。

見た目が大人っぽいのに、若者言葉だけで喋っていては舐められてしまいます。

社会人としてしっかりとした言葉を使うためにも語彙力を今一度見つめ直しましょう。

今回紹介する齋藤孝さんの「大人の語彙力ノート」はそんな大人が使う語彙力を効率的に学ぶことができる一冊でした。

この記事では、「大人の語彙力ノート」の内容を一部ピックアップして紹介していきます。

では、いってみましょう!

ORANGE BLOG オリジナルロゴ
スポンサーリンク

本書の概要

ページ数

全239ページでした。あとがき、終わりになどはありませんでした。

読むのにかかった時間

ざっくり目を通すという形で大体1時間半ほどで読み切ることができました。

構成

口語での言葉に対し、言い換えを行うとどういった言葉があるのかを紹介していく構成でした。

例えば、「なるほど」という単語に対して「おっしゃる通りです」という言葉がありどういった場面で使うべきなのかや意味、成り立ちが紹介されている形です。

この本の使い方は…

「大人の語彙力ノート」の使い方は読むというより調べるという形が良いと思いました。

まず1発で全てを覚えようとするのは無謀で、一通り目を通して今まで使っている単語が載っていたことを認識します。

その後、日常の場面でその単語を使おうとするときに「大人の語彙力ノート」に書かれていた言葉を極力使おうと努力するのです。

もしかしたらスッと言葉が出ないかもしれません。

そんな時はもう一度「大人の語彙力ノート」を読み直して、頭に入れ直すという使い方が一番良いと思います。

全ての単語を覚えるのではなく、自分の日常に近い言葉をピックアップして徐々に語彙力を広げていく使い方が良いでしょう。

なので、本というよりかは辞書として使うという感覚が良いと思います。

普段の会話で使えるフレーズ

まず普段の会話で使えるフレーズについて3つ紹介します。

「大丈夫です」

「大丈夫です」

→「問題ございません」

→「差し支えありません」

→「子細(しさい)ありません」

→「お気持ちだけいただきます」

大丈夫は元々元気な男という意味の言葉で明治ごろから今の使い方がされるようになった言葉。

あくまで口語なので目上の方に話すときは言い換えをするべき。

「上手いですね」

「上手いですね」

→「お手のものですね」

→「右に出る者がないですね」

→「無双ですね」

→「非の打ち所がないですね」

褒める時の言葉にも気が回ると頭一つ抜き出た存在になれる。

「教えてください」

「教えてください」

→「ご教示ください」

ちなみにご教授というのは、習慣的にものを教わるときに使う言葉。

学校の先生たちに継続的に講義を受けているときなどは「ご教授ください」で、ビジネスなどで目上の人から知識や方法を教えてもらうときは「ご教示ください」と使い分けると良い。

メールで使えるフレーズ

続いてメールで使えるフレーズを3つ。

「考えます」

「考えます」

→「検討します」

→「考慮します」

→「吟味します」

考えます。というフレーズ自体に問題はないが、メールなどだとついつい多用してしまう。

だからこそ言い換えるフレーズを知っておくことでメールに深みが出る。

「頑張ります」

「頑張ります」

→「不退転の決意で臨みます」

→「最善を尽くします」

→「尽力します」

頑張ります。と一言伝えるだけだと本当に?と思われてしまいます。

言葉を変えることで、熱意がより伝わるようになるのです。

「すごい」

「すごい」

→「優れた」

→「手練れ」

→「選り抜き」

→「折り紙付き」

ついつい言葉に出てしまう便利な「すごい」という単語。

何がすごいのかを明確にするために言い換えの語彙があると、便利。

言いづらいことを伝えるフレーズ

最後に言いづらいことを伝えるときに使えるフレーズを3つ

当日は都合がつきません

「当日は都合がつきません」

→「当日はあいにく都合がつきません」

→「運悪く都合がつきません」

→「折悪しく、都合がつきません」

言葉を少し付け加えるだけで、悔しさをより一層反映させる言葉になります。

申し訳ない感をどれだけ出せるかが重要なフレーズです。

「絶対無理です」

「絶対無理です」

→「私には荷が勝ちます」

→「ご容赦ください」

どうしてもできないものはできない。いかにやんわり言えるかが大事です。

角が立たない言い方を覚えておきましょう。

「私のミスです」

「私のミスです」

→「私の不手際です」

→「私の手違いです」

失敗をするのは仕方ないこと。そこから挽回するためにまずは自分の非を認めるところからです。

ミスと一言で言うとマイナスな印象が多いですが、日本語を使うことで反省を明らかにすることができます。

まとめ

今回は、齋藤孝さんの「大人の語彙力ノート」を紹介してきました。

こんな言い回しがあるのか。と目から鱗な言葉が多く掲載されていました。

今回紹介した内容はほんの一部ですので、語彙力をもっとつけて大人っぽさを出したいと考えている方は是非ともお手に取ってみてください。

全てを使いこなせるようになったら、もう言葉のエキスパートになれます。

僕は辞書として普段の生活で使う言葉から徐々に変えていこうと思います。

では、皆さんの語彙力がより一層深くなることを祈っています。

orangeblog-ending-picture

おすすめの電子書籍サービス

僕が作ったおすすめアプリ!

・残りの時間がわかるアプリ 寿命時計

・めくって名言!日めくりカレンダーアプリ

・世界一のフードファイターを目指すゲームアプリ 飯キング!

コメント

タイトルとURLをコピーしました