デザインは才能だ。
なんて思っていないですか?
確かにデザインを突き詰めるとセンスや才能な部分もあるかもしれません。
ですが、ある程度は知っていれば上手いデザインができるのです。
今回紹介する「最強デザイン構図 知ってたらうまくなる。」ではそんな、デザインの構図に関するコツが書かれていました。
デザインの構図がどうも上手くいかないと悩んでいる方の助けになる一冊だと思います。
この記事では「最強デザイン構図 知ってたらうまくなる。」の内容について要約、解説していきます。
では、いってみましょう!
本書の概要
ページ数
全223ページでした。
読むのにかかった時間
ほぼ全てが図で、文字は解説程度なので大体1時間ほどで一周できました。
構成
6つの最強構図を紹介したのちに、バナー、SNS、名刺、カード、ポップアップ、DMの各種例を使った解説が書かれた内容でした。
どんな人に向けた本か
とにかく構図を頭に叩き込みたいという方に向けた本だと感じました。
6つの構図が紹介されたのちに、デザイン別にとにかく例がたくさん出てきており構図がどのように使われたデザインなのかを解説してくれます。
対角線という構図をどのように使って、バナー広告を作っているのか文字の配置や写真の位置なんかをどのように決めているのかがよくわかる内容になっているのです。
構図以外の部分、色についてなどはさらっと触れられる部分もありますが、基本構図。
写真や文字、背景色をどのような配置におくべきかにフォーカスした内容になっています。
なので、構図をとにかく学びたい方に向けた一冊だと思って良いです。
「最強デザイン構図 知ってたらうまくなる。」を読むことで、世の中のいろいろなデザインが基本的な構図を使ってデザインされているということがわかります。
逆に、色やフォント系については詳しくないので、構図以外にデザインの勉強をしたい方は他の本「ノンデザイナーズ・デザインブック」「なるほどデザイン」なんかを読むと良いです。
乗っているのはとにかく構図と例
「最強デザイン構図 知ってたらうまくなる。」に掲載されているのはとにかく構図です。
6つの以下の構図を使ったデザインの解説がたくさんの例と共に紹介されています。
・黄金比
・三分割
・対角線
・日の丸
・シンメトリー
・トライアングル
これらの構図を使って、様々なデザインについて照らし合わせることで解説してくれるのでなるほどなって思わせてくれる内要にまとめられていました。
さらに、単純にこれらの6つに分類されるだけでなく組み合わせ方も紹介されていたり、構図による効果なども紹介されていたので、本当にこれ一冊で構図に無茶苦茶強くなると思います。
僕は読んでから世の中のポスターや広告などのデザインが、確かに構図を使って説明できるなぁと毎日思うようになりました。
読んで終わりの本じゃない
「最強デザイン構図 知ってたらうまくなる。」は読んで、終わりで実践に即落とせる本ではありません。
何度も読んだり、自分がデザインを作成するときに読み直したり参考にしたりする本です。
そのため、今回は読むのにかかった時間を一周という表記にしました。
「最強デザイン構図 知ってたらうまくなる。」を全て理解して体得するにはあと最低でも5週は必要だと思います。
それくらい重要かつ難しい話です。
もしも1発で「最強デザイン構図 知ってたらうまくなる。」について理解できるなら相当デザインの才能とセンスがあります。
僕はセンスや才能がないので、コツコツ身につけようと思います。
常に本棚に置いておく本の一冊に追加ですね。
まとめ
今回は、「最強デザイン構図 知ってたらうまくなる。」について紹介してきました。
デザインの特に構図について非常によくわかる内容になっていて、6つの構図を覚えればデザインがグッとよくわかる。そんな内容になっていました。
6つの構図さえ理解できれば、数多くの世の中のデザインに説明がついてしまう。
まさにデザインの基礎であり、根幹だと思います。
デザインの中で特に構図が苦手や詳しく知りたい方にぴったりの一冊です。
興味のある方は、一度お手に取ってみてください。
では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。
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