キャリアでスマホを買うなんてもう時代遅れな現代。
果たしてどこでSIMフリーのスマホを買うべきか?
今回は、SIMフリーの端末を公式サイトで買うべきなのか、Amazonや楽天などのECサイトで買うべきなのか、はたまた大手家電量販店で買うべきなのか、比較検討していきます。
比較対象はスマホの中でも高額なiPhone13を見ていこうと思います。
この記事では、SIMフリー端末とは何かから、最終的にポイント還元まで含めた一番お得なスマホの買い方をご紹介します。
では、行ってみましょう!
SIMフリー端末とは
SIMフリー端末とは、キャリアが発売している端末のようにSIMカードスロットに制限があるものではないスマホになります。
SIMカードとスマホを別々に購入して、スマホに自分でSIMカードを挿すといった使い方をするためにはこのSIMフリー端末というのを確認する必要があります。
例えば、auのSIMロックがかかったスマホを持っている場合、SIMロック解除を行わない限りau以外のSIMカードを挿して使うことはできません。
auのSIMカードしか使えない端末です。
SIMフリー端末であれば、SIMカードに制約はなくソフトバンクだろうと、auだろうと自分の好きなプランで契約したSIMカードを挿入して使うことができます。
なので、安いプランに乗り換えをしようと考えた時には既にお持ちのスマホであればSIMロック解除を、新しくスマホを購入する場合はSIMフリーであることを確認する必要があるのです。
SIMロックが解除されていないと、せっかく安いプランに契約し直したのに、SIMカードを使えないということになりかねません。
ちなみにSIMロックというのは物理的にSIMカードを入れる部分が開かないということではなく、内部の処理的に異なる会社のSIMが使えないという制約になります。
ですので、スマホを買ったキャリアに確認すると簡単にSIMロック解除自体はできるので、SIMロックを外したい場合はキャリアの公式サイトなどを確認してみてください。
新しくスマホを購入する場合は、SIMフリーを断然おすすめします。
SIMフリーであれば、今後SIMカードを入れ替えるようなことがあったり売却するという時にも簡単になるからです。
SIMフリーの端末は基本的に公式サイトや家電量販店、ネット販売などで手に入れます。
この記事では、そんな様々な購入方法でどれが一番お得になるのかを趣旨としています。
スマホの料金が年々上がっているわけ
スマホの値段はどんどん上がっていっています。
この記事ではたとえでiPhoneを例に挙げます。
iPhoneが日本で発売された当初は大体「46,080円(iPhone4s)」でしたが、今では「149,800円(iPhone14Pro)」ほどになっています。
確実に値段が上がっていて、他の高スペックなスマホは大体10万円を軒並み超えてくるという感じになっているのです。
スマホの値段がどんどん上がるのには二つの理由があると僕は考えています。
需要が多い
スマホはパソコン以上に多くの方が触る端末となっています。
需要が高まればそれだけ、値段を上げても購入してくれる人がいるということです。
またスマホはどんどん高性能になっていて、カメラでも動画でもなんでも一つでこなすスペックを持っています。
それだけ技術が集まった製品ということは、値段もそれだけかかるということです。
需要があり、進化を望んでいる方が多いということもあり、今後もスマホの値段は上がっていくことは間違いなさそうです。
円安
日本での販売価格がさらに高くなっているのは円安の影響です。
円安によって輸入してくるスマホの値段が、高くなってしまっているのです。
1ドル100円だった時は1000ドルのものが10万円で手に入っていましたが、円安によって1ドル130円になったら1000ドルが13万円になります。
海外でもスマホの値段は上がっているのに、円安によってさらに日本に入ってくるスマホは高くなって見えるのです。
この需要が増えているせいというのと、円安であるというのがスマホの値段が昨今さらに高くなっている理由だと思います。
公式サイトの値段
今回はSIMフリー端末を購入する比較として、比較を容易にするために最新機種の一つ前であるiPhone13(256GB)を例とします。
他の端末に関しても大体は同じくらいのお得さになると思いますので、ぜひAndroidユーザーの方も参考にしてみてください。
まず、iPhone13をApple公式サイトで購入しようとするとその値段は「122,800円」になります。
かなり高いですね。
ちょっとしたパソコンなら買えてしまう値段です。
今回はこの「122,800円」を基準として、いかにポイント還元やらを使いながらお得にできるかを比較検討していこうと思います。
公式サイト以外の値段
まずAmazon価格から見ていきます。
iPhone13(256GB)の値段は「132,800円」に9/22現在はなっています。
これだけだと公式よりも1万円高くなっていますが、ポイント還元がAmazonの場合だと8%つくようです。
よってポイント分を差し引くと、「121,572円」となります。
しっかりとSIMフリーになっているので安心して、公式サイトより少し安い値段で購入することができますね。
次に楽天市場です。
楽天市場価格は「132,800円」になります。
Amazonと価格は同じですが、ポイント還元率が異なります。
僕の場合ですとSPUの関係で6~8倍くらいのポイント還元率になっているので、8,306ポイント(8倍時)戻ってくる感じになっています。
楽天は税抜き価格に対してポイントが決まる分、Amazonよりも低いポイントになっているようです。
ポイントを差し引いた値段は「124,494円」になります。
公式よりも高い値段となってしまいました。
人によってはSPU8倍よりも高いという場合があるので、SPU部については確認してみてください。
最後に家電量販店の価格とポイントの関係です。
ビックカメラで調べたところ通常価格は「122,800円」で公式と同額、ポイントが1%付与されて1,228ポイントつきます。
トータルで換算すると「121,572円」です。
Amazonと同じ価格になりました。
Amazonはセールなどでポイント還元率が上がるので、セールを利用すればさらにお得になる可能性は秘めていますが、今回はあくまで8%計算で実施している点は注意してください。
比較結果 (結論)
結論、ポイント還元を考慮するとAmazonか家電量販店が同率一位です。
ただ値段というコスパだけで見ただけですので、公式サイトだと保証が見えやすく受けやすいという点や、返品も容易という点は公式サイトが優勢だと思います。
楽天やAmazonで購入したApple製品も保証対象ではあるものの、公式サイトで購入した際は、開けてからも無償で返品することができるサービスがあります。
なのでコスパ面だとECサイトで購入した方がポイント還元率という面でお得ですが、Apple製品だと公式サイトで受けられる恩恵も捨て難いという結論です。
コスパ重視なのか、返品対応まで含めたサービスをとるのかは人によって分かれてくる部分だと思います。
僕は断然コスパ重視なので、家電量販店での購入をします。
家電量販店であれば補償もある程度手厚いと思いますので、かなりおすすめな購入先です。
まとめ
今回はスマホをお得に買う方法について紹介してきました。
キャリアで分割払いして購入すると、値段が少し上がったりしますのでぜひ今回紹介した方法での購入を検討してみてください。
楽天が個人的に一位かなと予想していたのですが、まさかの家電量販店が一位だとは思いませんでした。
家電量販店がそもそも公式と同じ価格で発売していることに驚きですし、そこにポイントが付与される太っ腹ぶりは感服です。
今回の記事を活かして、ぜひお得にスマホ購入を検討してみてください。
では、皆さんのスマホライフがより良いものになることを祈っています。
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