プログラミングを学ぶ一つの方法として、アプリを実際に作ってみるというのがあります。
上達も早くなり、検索能力も高くなるのでおすすめな方法です。
今回はそんなアプリ開発で広告をつけるとどのくらい儲かるのかについてご紹介します。
iPhoneやAndroid向けのアプリを開発して、広告をつけて展開した結果1年近く経ってどのくらい儲かったのかについて書いていきます。
アプリ開発を考えている方はぜひ、参考にしてみてください。
では、行ってみましょう!
リリースしているアプリ
まずは僕が実際に作って、現在リリースしているアプリについて紹介します。
iPhoneのみで使えるiOSアプリとAndroidに対応したアプリそれぞれで、種類が異なりますのでそれぞれ紹介します。
iOS
・寿命時計-LifeWatch-
BMIや生年月日から、寿命を算出するアプリ
・名言日めくりカレンダー
名言が毎日変わる、日めくりカレンダーアプリ
・叫ぶモールス信号
モールス信号を音と光で楽しむアプリ
・光音ストップウォッチ
スタートを光と音で知らせるストップウォッチアプリ
・レベルアップ!記録帳
毎日の努力を記録して、レベルアップに紐づけた成長記録アプリ
・和み時計
和む背景を提供するシンプル時計のアプリ
Android
基本的にiPhoneリリースと同じ作りをしています。
・寿命時計-LifeWatch-
・名言日めくりカレンダー
・レベルアップ!記録帳
リリースにかかる費用
アプリをリリースするためには費用がかかります。
単純にアプリを作るだけなら無料で作ることができるのですが、リリースして多くの方にインストールしてもらうとなると費用がかかる形です。
iPhoneやiPad向けにリリースしたい場合は、Apple Developer Programへ登録する必要があります。
Apple Developer Programは年会費となっていて99ドルです。
日本円にして約13,000円ほどになります。
毎年かかってくるので、AppleStoreへの公開は結構ハードルが高めかもしれません。
Androidの方も費用はかかってきます。
GooglePlayに登録するための費用で、25ドルかかります。
日本円にして約3,200円ほどです。
GooglePlayはAppleStoreと異なり、一回だけの支払いで半永久的に権限を使うことができます。
一回だけ3,200円を払えば、ずっとGooglePlayにアプリをリリースすることができるようになるのです。
初心者やとりあえずアプリを公開したいよという方は、GooglePlayでのリリースを検討するのが良いと思います。
AppleStoreやGooglePlay以外にもアプリをリリースすることや、無料でアプリリリースすることも可能ではありますが、おすすめはしません。
収益性を考えると、しっかり整えられたプラットフォームの方が良いからです。
よくわからないサイトからアプリをインストールするのは、ユーザー的にも印象が悪くなります。
実際僕もAppleSotreやGooglePlay以外からのインストールは、ハッキングなどを恐れてやらないようにしています。
ですので、アプリリリースする際は割り切って、AppleStoreやGooglePlayで公開するための費用を払った方が収益的には良いと思います。
アプリの広告収入
では、実際アプリをリリースしてどのくらいの収益になっているのでしょうか?
それぞれのアプリでみていきたいと思います。
7月の収益になります。
iOS
・寿命時計-LifeWatch-
34円
・名言日めくりカレンダー
206円
・叫ぶモールス信号
1円
・光音ストップウォッチ
0円
・レベルアップ!記録帳
10円
・和み時計
1円
Android
・寿命時計-LifeWatch-
1830円
・名言日めくりカレンダー
205円
・レベルアップ!記録帳
100円
となっていて、合計2,387円です。
月々2,387円の収益ですので、決してすごい値段にはなっていないということがわかります。
アプリによりますが、甘い世界ではないことがわかると思います。
アプリのリリース時期が去年くらいの寿命時計や日めくりカレンダーあたりは収益が安定しつつ、あるものの最近リリースした他のアプリに関しては軒並み成績が悪いという感じですね。
実際リリースした感触からも、最初の方はインストール回数も少なく収益は0円というのが多いです。
特にiOS版は収益の伸びが悪い印象で、広告の形が異なるという点を考慮してもAndroidの方が収益が良いと思います。
同じアプリでも収益は異なってきますので、リリースする際はどちらにアプリをリリースするかまで考えた方が良いと思います。
おすすめできる副業か?
副業としておすすめかどうかは、正直微妙だと言わざるを得ません。
僕の場合、プログラミングの勉強ととりあえず思いついたら作ってみたいという欲によって突き動かされていますが、それらがモチベーションでなければアプリ開発は良い副業ではないと思います。
収益も見てもらった通り、小遣い稼ぎにすらなっていないのが現状です。
もしかしたら爆発的にヒットするアプリを開発して、1発当てることができるという夢はあるものの、世の中そんなに甘くないですね。
アプリを作ってみたい方はぜひ、やってみるべきですし、実際アプリを開発してリリースしてみるまでそのアプリがヒットするかどうかはわかりません。
挑戦してみることは良いと思いますが、副業としてしっかりお金を最初から稼ぎたいという方にはおすすめしません。
リリースしてから実際に収益を上げるまでに時間はかかりますし、アプリ開発にも時間がかかりますのでコスパは悪かもしれないです。
とはいえ、僕自身はこれからもアプリ開発を副業の一つにしていくつもりです。
もしかしたら1発当てられるかもしれませんし、アプリ作って実際誰かが使ってくれているのが見えると嬉しいんですよね。
プログラミングしているときも楽しくできますし、本業よりも100倍楽しくできています。
プログラミングをやってみたいけど、難しそうと思っている方も案外簡単にアプリ開発はできますので、1発当てるつもりでぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
副業としておすすめはできませんが、プログラミングを学ぶ上ではとても勉強になると思います。
まとめ
今回はアプリ開発が儲かるかについて紹介してきました。
正直今のところ、アプリ開発を本業にする道はありませんし、副業としてカウントするのもおこがましいくらいの成績しか納めらていません。
ですが、僕としてはアプリ開発は楽しいですし、ちょこっとずつ収益が上がっていっているので今後も続けようと思っています。
アプリ開発に興味を持ってもらえる人が一人でも増えると嬉しいです。
アプリ開発をするならUnityとGooglePlayという組み合わせで、開発とリリースをするのが安く始められて比較的簡単なので、チェックしてみてください。
もしも、開発していてわからないことあれば、メッセージやTwitterで声をかけてくれればわかる範囲で助言もできればと思います。
決して優秀なプログラマーではないことだけはご承知おきください。
では、一人でもアプリ開発者が増えて、面白いアプリが世の中に溢れかえることを祈っています。
コメント