GW(ゴールデンウィーク)という休みでなんとなく本でも読みたいなと思っているそこのあなた!
ぜひぜひ、年間100冊以上本を読む僕がおすすめするミステリーに浸るGWを過ごしてみませんか?
今回は僕がおすすめする震えるような伏線回収とワクワクとドキドキで手が止まらなくなるミステリーを10選ご紹介します。
GWという時間を最高なものにできるお手伝いができたら嬉しいです。
では、行ってみましょう!
ゴールデンスランバー
人生の中で一冊の小説を選ぶならこれ!というほどおすすめの一冊です。
無実な主人公が犯罪者として追われていく様にドキドキワクワクしながら読み進めることができる展開になっています。
最後の最後の大逆転と華麗で美しく切ない伏線回収に読み終わった後、天を仰いでしまうかもしれません。
伏線とドキドキのミステリーを読みたい方必見の小説です。
プロパガンダゲーム
プロパガンダを知っていますか?
プロパガンダとは特定の思想に誘導する広告や宣伝行動のことを言います。
そんなちょっと難しいプロパガンダの世界を一冊の小説にまとめきったのが「プロパガンダゲーム」です。
就活生という身近でとっつきやすい主人公たちが、プロパガンダゲームという就職試験で戦う様は最後まで読みきれない心理戦が描かれていてワクワクになっています。
しかもゲームだけでは終わらないまさかの結末にも注目の作品です。
伏線回収は少なめですが、ちょっと変わったミステリーが気になる方にはおすすめの一冊になっています。
占星術殺人事件
ミステリーを読むとき探偵よりも早く謎を暴いたことはありますか?
謎解きが好きという方におすすめしたいのが「占星術殺人事件」です。
何十年も解かれていなかった謎に読者と主人公御手洗が挑みます。
謎を解くヒントは全てこの一冊の中に隠されています。
ヒントを見つけあなたは事件の真相にたどり着くことができるでしょうか?
ぜひ答えを出す努力をしてみてください。
謎が解けた時の電気が走る感覚を味わえるのは「占星術殺人事件」だけです。
伏線回収も見事で、全てが伏線になっています。
前半部はかなり難しい書き方をしているので、クセの強さもある小説ですが、読後感は最高な小説です。
ハサミ男
勘違いという伏線を見事に体現したのが、「ハサミ男」です。
長いこと読んできた中で生まれた勘違いを一気にひっくり返してくれるそんな伏線回収が「ハサミ男」の醍醐味になります。
連続殺人鬼ハサミ男の視点で書かれているにも関わらず、ほぼ全ての人が騙され、悔しい思いをする小説です。
伏線に背筋が凍る、伏線に酔いしれたい方に超おすすめの一冊です。
神のロジック 次は誰の番ですか?
意味不明が一気に鮮明になる伏線回収が「神のロジック 次は誰の番ですか?」に詰め込まれた内容です。
最初読み始めた感覚と読み終わった後の感想は全く違うものになること間違いありません。
油断しているところに散りばめられた伏線たちを最終的に見事な回収と、思いもよらない発想によって精巧に作られた小説です。
殺人事件と絡んでいく施設の謎、徐々に追い詰められていくドキドキの地獄を体験できる一冊になります。
万人ウケはしませんが、ミステリー好きとしては押さえておきたいです。
すべてがFになる
タイトルすらも伏線。
謎すべてが伏線の理系ミステリーといえば「すべてがFになる」です。
主人公が理系の大学助教授ということもあり、理系の専門用語が多めですが文系理系問わず楽しめる内容になっています。
不可思議な謎と絶対解けないと思っていた謎がまさかの方法で破られるのはまさに圧巻、見事と言わざるをえない美しいミステリーです。
パソコンや数学に強い方なら特におすすめな小説で、ドラマ化や漫画化もされるほど人気な作品でもあります。
GWという時間を使ってじっくり読んで、予想外すぎる真実に酔いしれたい方におすすめな一冊です。
アヒルと鴨のコインロッカー
伏線回収の美しさと読後感両方を味わいたい方におすすめしたいのが「アヒルと鴨のコインロッカー」です。
タイトルの意味わからなさも読後すべて納得することでしょう。
隣に住む悪魔めいた印象の長身の青年にいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけられるところから始まる異色な小説で、謎が謎を呼んでいき最終的には感動的なラストが待っているという作品です。
伏線と感動を両方味わいたいというちょっと欲張りな方におすすめしたい一冊になります。
神様ゲーム
ちょっと変わり種なミステリーを求めている刺激的な世界がお好みなら「神様ゲーム」をおすすめします。
はっきり言って賛否両論、小学生という主人公に大して物語はあまりにもブラックです。
なので読む場合は自己責任でお願いします。
刺激が強すぎて眠れなくなる可能性もあるくらいトラウマになりうるポテンシャルを秘めている作品です。
衝撃的なラストも待っていて二度読み必至な小説でもあります。
ただし何度も読めるほど甘っちょろい作品ではないことは何度でも言わせてください。
小学生の主人公が神様と名乗る転校生との話を起点にどんどん不可思議な世界に迷い込んでいく様は世にも奇妙な物語感もあります。
背筋が凍る体験もできるのでブラックな話が嫌いじゃない方はぜひこの機会に試してみてください。
名もなき世界のエンドロール
美しい伏線と切ないラストを同時に味わえる作品なら「名もなき世界のエンドロール」ほど適したものはないでしょう。
ドッキリストと呼ばれるほどドッキリを考え実行するのが好きなマコトと、幼馴染で主人公の「俺」が一世一代のドッキリ「プロポーズ大作戦」を決行する話です。
果たして「プロポーズ大作戦」と銘打った企みとはなんなのか、主人公も読者すらもドッキリにはめてしまうマコトの姿にきっと心が温まることでしょう。
読み終わった後、タイトル通りエンドロールが流れるような切なくも美しい体験ができます。
伏線回収もあるので、ミステリー好きにもぜひおすすめしたい一冊です。
向日葵の咲かない夏
最後に紹介するのはまさに人を選ぶ小説「向日葵の咲かない夏」です。
「神様ゲーム」同様小学生が主人公ながら背筋が凍るラストを持っている小説になります。
「向日葵の咲かない夏」では欠席した級友の家に行ったら級友が死んでいたところから話がスタートしていきます。
衝撃的な話の展開と最終的なオチに落ち着いて読み切ることは決してできない内容です。
一度読んだら絶対に忘れられない衝撃の強さでは今回紹介した小説の中でも随一です。
伏線回収と鳥肌レベルの衝撃を味わいたいという方向けの一冊になっています。
絶対に読んで後悔することのない意外すぎる結末を楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はGWにぴったりのおすすめ小説を10冊紹介してきました。
一冊でも気になる本があって、お手に取ってもらえたら嬉しいです。
GWにぴったりのビジネス本についても紹介している記事を書いていますので、そちらもぜひチェックしてみてください。
ミステリーという不可思議な世界でGWをぜひ過ごしてみてはいかがでしょうか。
今回紹介した小説はどれもミステリー好きなら読まずに死ぬのはもったいないものばかりです。
ぜひぜひ、ミステリーの醍醐味である伏線回収と衝撃的な結末にドキドキハラハラしてください。
では、良いGWを過ごせますように。
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