GWにぴったりのおすすめ小説10選 震えるミステリーがお好きな方へ

トレンド記事

GW(ゴールデンウィーク)という休みでなんとなく本でも読みたいなと思っているそこのあなた!

ぜひぜひ、年間100冊以上本を読む僕がおすすめするミステリーに浸るGWを過ごしてみませんか?

今回は僕がおすすめする震えるような伏線回収とワクワクとドキドキで手が止まらなくなるミステリーを10選ご紹介します。

GWという時間を最高なものにできるお手伝いができたら嬉しいです。

では、行ってみましょう!

ORANGE BLOG オリジナルロゴ
スポンサーリンク

ゴールデンスランバー

人生の中で一冊の小説を選ぶならこれ!というほどおすすめの一冊です。

無実な主人公が犯罪者として追われていく様にドキドキワクワクしながら読み進めることができる展開になっています。

最後の最後の大逆転と華麗で美しく切ない伏線回収に読み終わった後、天を仰いでしまうかもしれません。

伏線とドキドキのミステリーを読みたい方必見の小説です。

ゴールデンスランバー (新潮文庫)
衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない――。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。ス...

プロパガンダゲーム

プロパガンダを知っていますか?

プロパガンダとは特定の思想に誘導する広告や宣伝行動のことを言います。

そんなちょっと難しいプロパガンダの世界を一冊の小説にまとめきったのが「プロパガンダゲーム」です。

就活生という身近でとっつきやすい主人公たちが、プロパガンダゲームという就職試験で戦う様は最後まで読みきれない心理戦が描かれていてワクワクになっています。

しかもゲームだけでは終わらないまさかの結末にも注目の作品です。

伏線回収は少なめですが、ちょっと変わったミステリーが気になる方にはおすすめの一冊になっています。

プロパガンダゲーム (双葉文庫)
「君たちには、この戦争を正しいと思わせてほしい。そのための手段は問わない」 大手広告代理店「電央堂」の就職試験を勝ちあがった大学生8名。 彼らに課された最終選考の課題は、宣伝によって仮想国家の 国民を戦争に導けるかどうかを競うゲームだった。勝敗の行方やいかに、 そしてこの最終選考の真の目的とは?――先の読めないゲーム展...

占星術殺人事件

ミステリーを読むとき探偵よりも早く謎を暴いたことはありますか?

謎解きが好きという方におすすめしたいのが「占星術殺人事件」です。

何十年も解かれていなかった謎に読者と主人公御手洗が挑みます。

謎を解くヒントは全てこの一冊の中に隠されています。

ヒントを見つけあなたは事件の真相にたどり着くことができるでしょうか?

ぜひ答えを出す努力をしてみてください。

謎が解けた時の電気が走る感覚を味わえるのは「占星術殺人事件」だけです。

伏線回収も見事で、全てが伏線になっています。

前半部はかなり難しい書き方をしているので、クセの強さもある小説ですが、読後感は最高な小説です。

占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫)
密室で殺された画家が遺した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。彼の死後、六人の若い女性が行方不明となり肉体の一部を切り取られた姿で日本各地で発見される。事件から四十数年、未だ解かれていない猟奇殺人のトリックとは!? 名探偵・御手洗潔を生んだ衝撃のデビュー作、完全版! 二〇一一年十一...

ハサミ男

勘違いという伏線を見事に体現したのが、「ハサミ男」です。

長いこと読んできた中で生まれた勘違いを一気にひっくり返してくれるそんな伏線回収が「ハサミ男」の醍醐味になります。

連続殺人鬼ハサミ男の視点で書かれているにも関わらず、ほぼ全ての人が騙され、悔しい思いをする小説です。

伏線に背筋が凍る、伏線に酔いしれたい方に超おすすめの一冊です。

ハサミ男 (講談社文庫)
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作! 【2005年公開映画「ハサミ男」...

神のロジック 次は誰の番ですか?

意味不明が一気に鮮明になる伏線回収が「神のロジック 次は誰の番ですか?」に詰め込まれた内容です。

最初読み始めた感覚と読み終わった後の感想は全く違うものになること間違いありません。

油断しているところに散りばめられた伏線たちを最終的に見事な回収と、思いもよらない発想によって精巧に作られた小説です。

殺人事件と絡んでいく施設の謎、徐々に追い詰められていくドキドキの地獄を体験できる一冊になります。

万人ウケはしませんが、ミステリー好きとしては押さえておきたいです。

神のロジック 次は誰の番ですか? (コスミック文庫)
人里離れた全寮制の〈学校〉で、生徒は厳しい制約を受けながら推理ゲームなど風&...

すべてがFになる

タイトルすらも伏線。

謎すべてが伏線の理系ミステリーといえば「すべてがFになる」です。

主人公が理系の大学助教授ということもあり、理系の専門用語が多めですが文系理系問わず楽しめる内容になっています。

不可思議な謎と絶対解けないと思っていた謎がまさかの方法で破られるのはまさに圧巻、見事と言わざるをえない美しいミステリーです。

パソコンや数学に強い方なら特におすすめな小説で、ドラマ化や漫画化もされるほど人気な作品でもあります。

GWという時間を使ってじっくり読んで、予想外すぎる真実に酔いしれたい方におすすめな一冊です。

すべてがFになる THE PERFECT INSIDER S&Mシリーズ (講談社文庫)
孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士&...

アヒルと鴨のコインロッカー

伏線回収の美しさと読後感両方を味わいたい方におすすめしたいのが「アヒルと鴨のコインロッカー」です。

タイトルの意味わからなさも読後すべて納得することでしょう。

隣に住む悪魔めいた印象の長身の青年にいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけられるところから始まる異色な小説で、謎が謎を呼んでいき最終的には感動的なラストが待っているという作品です。

伏線と感動を両方味わいたいというちょっと欲張りな方におすすめしたい一冊になります。

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
ボブ・ディランはまだ鳴っているんだろうか? 引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は――たった1冊の広辞苑!? そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立って...

神様ゲーム

ちょっと変わり種なミステリーを求めている刺激的な世界がお好みなら「神様ゲーム」をおすすめします。

はっきり言って賛否両論、小学生という主人公に大して物語はあまりにもブラックです。

なので読む場合は自己責任でお願いします。

刺激が強すぎて眠れなくなる可能性もあるくらいトラウマになりうるポテンシャルを秘めている作品です。

衝撃的なラストも待っていて二度読み必至な小説でもあります。

ただし何度も読めるほど甘っちょろい作品ではないことは何度でも言わせてください。

小学生の主人公が神様と名乗る転校生との話を起点にどんどん不可思議な世界に迷い込んでいく様は世にも奇妙な物語感もあります。

背筋が凍る体験もできるのでブラックな話が嫌いじゃない方はぜひこの機会に試してみてください。

神様ゲーム (講談社文庫)
自分を「神様」と名乗り、猫殺し事件の犯人を告げる謎の転校生の正体とは? 神降市に勃発した連続猫殺し事件。芳雄憧れの同級生ミチルの愛猫も殺された。町が騒然とするなか謎の転校生・鈴木太郎が事件の犯人を瞬時に言い当てる。鈴木は自称「神様」で、世の中のことは全てお見通しだというのだ。そして、鈴木の予言通り起こる殺人事件。芳雄は...

名もなき世界のエンドロール

美しい伏線と切ないラストを同時に味わえる作品なら「名もなき世界のエンドロール」ほど適したものはないでしょう。

ドッキリストと呼ばれるほどドッキリを考え実行するのが好きなマコトと、幼馴染で主人公の「俺」が一世一代のドッキリ「プロポーズ大作戦」を決行する話です。

果たして「プロポーズ大作戦」と銘打った企みとはなんなのか、主人公も読者すらもドッキリにはめてしまうマコトの姿にきっと心が温まることでしょう。

読み終わった後、タイトル通りエンドロールが流れるような切なくも美しい体験ができます。

伏線回収もあるので、ミステリー好きにもぜひおすすめしたい一冊です。

名も無き世界のエンドロール (集英社文庫)
幼なじみの俺とマコト。「ドッキリスト」のマコトが、一世一代の作戦と位置づける「プロポーズ大作戦」とは……?「美学」と「企み」に彩られた衝撃作。第25回小説すばる新人賞受賞作。(解説/藤田香織)

向日葵の咲かない夏

最後に紹介するのはまさに人を選ぶ小説「向日葵の咲かない夏」です。

「神様ゲーム」同様小学生が主人公ながら背筋が凍るラストを持っている小説になります。

「向日葵の咲かない夏」では欠席した級友の家に行ったら級友が死んでいたところから話がスタートしていきます。

衝撃的な話の展開と最終的なオチに落ち着いて読み切ることは決してできない内容です。

一度読んだら絶対に忘れられない衝撃の強さでは今回紹介した小説の中でも随一です。

伏線回収と鳥肌レベルの衝撃を味わいたいという方向けの一冊になっています。

絶対に読んで後悔することのない意外すぎる結末を楽しんでみてはいかがでしょうか。

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなた...

まとめ

今回はGWにぴったりのおすすめ小説を10冊紹介してきました。

一冊でも気になる本があって、お手に取ってもらえたら嬉しいです。

GWにぴったりのビジネス本についても紹介している記事を書いていますので、そちらもぜひチェックしてみてください。

ミステリーという不可思議な世界でGWをぜひ過ごしてみてはいかがでしょうか。

今回紹介した小説はどれもミステリー好きなら読まずに死ぬのはもったいないものばかりです。

ぜひぜひ、ミステリーの醍醐味である伏線回収と衝撃的な結末にドキドキハラハラしてください。

では、良いGWを過ごせますように。

ブログ運営者写真

コメント

タイトルとURLをコピーしました