本屋が恐ろしいスピードで倒産や休廃業しています。
その数10年間で、764社。
本好きの僕からしたら、このニュースは衝撃的かつ悲しいです。
今回は、どうして本屋が潰れていくのか。本屋は潰れてはいけない理由。本屋が今後打つべき施策について考察します。
では、いってみましょう!
本屋が潰れていくスピード
本屋が潰れていくスピードが凄まじいです。
2014年から2023年の10年間で140社が倒産、倒産以外で事業を停止した休廃業・解散は624社。
合計10年間で764社が本屋という市場から退出したのです。
最近僕の行きつけだった本屋も別名本屋になっていました泣
本屋が少なくなっている感覚は決して間違いではなく、数値としても本屋が減っていることが示されているのです。
本屋が潰れる理由
本屋が潰れる理由は、ネット購入が主流になったことによる売り上げ減だと考えられます。
Amazonや楽天で本を購入すれば、重い荷物を持つことなく自宅に届けてもくれますし、本を探すのも簡単でおすすめ動画で出てきた本を自宅ですぐに購入することもできます。
この便利さによって本屋に行くことは減り、本屋自体必要なくなってしまったのが原因だと考えられるのです。
また、電子書籍の登場も大きいと思います。
電子書籍によって、そもそも紙の本の需要が減り、紙の本を買う習慣も見る習慣も減る。
その結果紙の本を置いている本屋へ行くことも減って、本屋の売り上げが減るという流れ。
さらに、そもそも本を読む人口も減っていることでしょう。
スマホがあればなんでも調べられますし、YouTubeなどで著名人の人生についても語られる時代。
本をわざわざ読む必要ない。と思う方も多くなっているのが本屋が潰れていっている理由だとも考えられます。
完全に時代に淘汰されつつあるのが本屋というのが僕の見方です。
ただ、僕は紙の本好きですし、本屋はこのまま時代に淘汰されて潰れるべきではないと思います。
本屋が潰れてはいけない理由
本屋は潰れてはいけません。
その一番の理由が、新しい本と不意に出逢えるチャンスがなくなってしまうからです。
ネットで本を選ぶ際は、カテゴリーや検索を利用して本を選ぶと思います。
確かにそれで意図した本を手に入れることはできます。ですが、それだと自分の趣味趣向にあった本しか読まなくなってしまうのです。
本の醍醐味は自分の考えとは異なる考えをインプットすることによる視野拡大、知見が広がって色々な意見を自分の中に取り入れることだと思っています。
それがネットだけだと、できなくなってしまうのです。
Amazonなどならおすすめで、別の本も出てきますが、やはりこれまで買った本の関連商品にすぎません。
全く別角度で、表紙だけで買っちゃった。
表紙に描かれたこのワンフレーズが心に引っかかった。といった理由で購入する機会が本屋がこのまま潰れてしまったらなくなってしまうのです。
視野が狭まってしまうと、差別や一つの考え方に固執してしまうようになります。
これは社会としても良くないこと、自分の正義だけが正しいと思うようになれば戦争は起こり、自分勝手な人が増えてしまいます。
本はそれくらい重要なものだと僕は考えているのです。
不意に全く考えたこともない考えに触れられるチャンスがある本屋はだからこそ、生き残るべきだと思います。
もちろん、ネットでその不意に本に出会える瞬間を作れるのであれば、別ですがまだまだそれは難しいでしょう。
本屋が打つべき施策
本屋が生き残るべきに打つべき施策を、本好きの僕が考えました。
ズバリ、5冊購入すると100ポイント付与。です。
僕がそもそも、本にハマったきっかけがこの〇〇冊買うとポイントアップという手法でしたので、それを本屋でも取り入れるのが良いのでは?という考え。
Amazonとかで行われることが多いキャンペーンで、何度もやっているところを見ると効果も大きいのだと思います。
本屋でもこれを取り入れるのが良いのではないかと思うのです。
もちろん本屋自身のネット通販サイトを作るのも重要ですが、今から頑張ってもAmazonや楽天での販売に勝つことは難しいという考え。
ネットに行く人は追わずに、現地で買ってくれる人により数を買ってもらえるようにシフトするのが得策なんじゃないかと思います。
あとは、ブックカバーを限定のものにして一つプレゼントするとか、しおりをコラボ限定のものにしたりとか。
紙の本をその場で購入するからこそ、もらえる特典なんかも良いと思います。
まとめ
今回は、本屋が潰れすぎている問題について取り上げました。
皆さんは本屋行っていますか?
正直僕自身は、なんだかんだネットで本を購入することが多いです。
そもそも家の近くに本屋がないので…
とはいえ、出先で本屋があれば必ずチェックするくらい本屋が好きなので、このまま潰れて欲しくありません。
ぜひとも生き残って欲しいです。
では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。
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