楽天Koboから新型電子書籍リーダーが発売になりました。
その名も「Kobo Elipsa 2E」
今回は「Kobo Elipsa 2E」について特徴をまとめ、これまでの製品と何が違うのか紹介します。
また、Amazonから出ているKindleシリーズとも比較して、買うべきかについて検討していきます。
では、いってみましょう!
Kobo Elipsa 2Eの基本情報
価格
52,800円(税込)
スペック
10.3インチのタッチスクリーンで、メモリ容量は32GB(本:約28,000点分 / コミック:約700点分)
防水ではありません。
物理ボタンもなく、代わりにスタイラスペンと呼ばれるタッチペンが付属しています。
スタイラスペンは充電式で、USB-Cで充電することができます。
できること
楽天Koboで購入した本を読むことはもちろん、スタイラスペンでの書き込みが可能になっています。
また、ノート機能を使うことで本の上ではなく、自由にノートを作成することができます。
メモ帳としても、電子書籍という本としても使うことができる端末です。
楽天Koboの電子書籍リーダーたち
楽天Koboの他の電子書籍たちについてもおさらいしておきます。
今回発売されたKobo Elipsa 2E以外のモデルは4種類です。
・kobo sage 30,800円(税込)
・kobo libra 2 23,980円(税込)
・kobo clara 2E 19,900円(税込)
・kobo nia 10,978円(税込)
スペックの違いを一覧でまとめるとこんな感じになります。
今回発売されたKobo Elipsa 2Eは一番左です。
Kindleとの比較
Amazonが発売しているKindleとも比較しようと思います。
AmazonからはKobo Elipsa 2Eと同じく、ペンを使ってメモを書くことができる「Kindle Scribe」と比較していきます。
容量もKindleScribeの方は16GB、32GB、64GBから選べますが、条件を揃えるために32GBの値段で見ていきます。
一覧がこちらです。
基本的にペンの種類が、スタイラスペンか、プレミアムペンかぐらいの差しかないと思って良いでしょう。
ただ、価格の差は生まれていて大体2,000円くらい違います。
その差はKindleScribeならペン先が5個ついてくる点だと思います。
また重さについてはKobo Elipsa 2Eの方が軽いです。
どちらの機種も防水には対応していないので、お風呂場での使用はできないと考えた方が良いと思います。
ペン機能をつけると防水にするのは難しいんですかね?
おすすめ?
では、結論Kobo Elipsa 2Eはおすすめなのか?
正直、おすすめはできないというのが僕の結論です。
ニーズとしてはメモをとりながら読書をする方向けでしょう。
僕自身、メモをとりながら読書はしないので、正直必要ない機能かなと思います。
また、メモ帳にメモをする方ならばわざわざ5万円を超える値段のKobo Elipsa 2Eを買う必要ありません。
メモ機能だけのタブレット系ならば電子ペーパーがおすすめです。
電子書籍が見れるからというだけで、5万円にもなる製品を買うのは正直賢い選択とは僕には思えません。
また、防水機能がないというのもデメリットに感じました。
いつでもどこでも読めるというのが売りが電子書籍なので、お風呂でゆっくり本・漫画を読みたい方も多いはずです。
そういった面でもKobo Elipsa 2Eは決して万人におすすめできる製品ではないと感じました。
少なくとも、僕は購入しません。
購入するとしたら「kobo sage」でしょうね。
物理ボタンもついていますので、ページめくりの際スクロールしなくて済むのは便利ですし、防水もついているのでお風呂場でも読めますから。
性能と価格をしっかり吟味してコスパの良い選択をしていただければと思います。
まとめ
今回は、楽天から新しく出た電子書籍リーダー「Kobo Elipsa 2E」について紹介してきました。
正直、メモ機能がついただけの劣化版というイメージが僕にはしました。
メモ機能ってどのくらいのユーザーのニーズがあるんですかね?
本を読む時、絶対メモする!という方がいれば教えてほしいです。
結論、僕としては同じ楽天Koboの電子書籍リーダーなら「kobo sage」方がおすすめだと思いました。
では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。
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