世の中には数多くのクレジットカードがあります。
サービスやら、ポイント還元率やら。
今回はそんなクレジットカードの中から、ポイント還元率と年会費だけを考慮した場合のNo1を決めたいと思います。
貯まるポイントはカードごとに異なるので、今回は利便性の高いポイントの一つであるマイル(ANA、JAL)とVポイント、楽天ポイントの三つの場合に分けて考えていきます。
では、いってみましょう!
ポイント還元率と年会費でどう比較する?
今回条件を揃えるために、1年間200万円利用をした場合にどれだけのポイント還元がされるのか。から年会費を引いて算出した結果でNo.1の還元率を誇るカードを選出します。
例えば、年間200万円の利用で1%還元でANAマイルが貯まるカード(年会費10,000円)があった場合を想定すると
200万円の1%還元で2万マイル。
そこから年会費を1万円引いて、1万マイル分の還元が受けている。と算出します。
厳密にはマイルの価値は2円分とも言われていますが、今回はわかりやすく1マイル=1円、1Vポイント=1円、1楽天ポイント=1円とします。
また、今回はカードのポイント還元以外の特典を度外視していますので、ポイント還元以外の特典を含めた場合のお得さは変わってきますので悪しからず。
あくまでポイント還元率だけで見たときにどのカードがお得なのかを、調べた結果です。
では、結果をポイントの種類ごとに紹介します。
ANAマイルでのNo1クレジットカード
オリコカードザポイントが一番でした。
マイル還元率は0.6%で200万円利用で12,000マイルが貯まりつつ、年会費は無料です。
ANA系のクレジットカードもマイル還元率は1%と高いのですが、年会費によって相殺されてしまいます。
ANAアメックスカードが一番還元率と年会費のバランスが良かったのですが、こちらはマイル以降時に年会費とは別に7,700円とられることで最終的に7,700マイルしか実質もらえないという点で、オリコカードザポイントに負けてしまいました。
JALマイルでのNo1クレジットカード
続いてJALマイルのNo1クレジットカードです。
No1カードは、JAL普通カードでした。
マイル還元率は1%で200万円利用で20,000マイルが貯まりつつ、年会費が2,200円+3,300円です。
2,200円でカード保持はできるのですがそれだと還元率が0.5%に下がり、3,300円を追加すると1%になる仕組み。
それを考慮しても年会費との差引で、14,500マイルもらうことができます。
他の追随を許さないポイント還元率でした。
20代だけが持つことができるJALカードも非常に高い還元率で、普通カードよりも安い年会費で同じポイント還元を受けることができるのですが、今回は20代という条件はつけていないので除外しています。
VポイントでのNo1クレジットカード
Vポイントの還元率No1は、三井住友ゴールドカードNLです。
Vポイント還元率は1%で200万円利用で20,000円が貯まりつつ、年会費が無料(年間100万円利用を超えているため無料になる)
三井住友ゴールドカードNLは、通常0.5%還元でVポイントが貯まるのですが100万円利用しているとボーナスで追加で10,000ポイントもらえます。
それを考慮しての20,000ポイントです。
さらに年会費が無料になる条件である100万円利用も同時達成しているので、年会費無料となります。
還元率1%と聞くと他のカードでも良さそうな気もしますが、ポイント交換レートによって徐々にポイントが減っていくことを考慮するとシンプルにVポイントの貯まる三井住友ゴールドカードNLが一番でした。
楽天ポイントでのNo1クレジットカード
楽天ポイントでのNo1クレジットカードは、オリコカードザポイントと楽天カード(通常)の二つが同率でした。
意外な結果ですね。
楽天カードは言わずもがな、楽天ポイント還元率は1%なので200万円利用で20,000ポイントが貯まりつつ、年会費無料。
オリコカードザポイントは200万円利用で20,000ポイントが貯まり、20,000ポイントを楽天ポイントに1対1で交換できてしまいます。
さらにオリコカードザポイントは年会費無料。楽天カードと全く同じ条件になってしまうのです。
そのため、まさかの自社のポイントにも関わらず同率の一位が生まれてしまった結果になりました。
さらに、オリコカードザポイントは、入会後6ヶ月は2%のポイント還元を受けられる特典もあるので初年度は確実にオリコカードザポイントの方が強そうです。
とはいえ、もちろん楽天カードも楽天市場での利用でポイント還元率が高まるので、どっこいどっこいですかね。
まとめ
今回は、クレジットカードのポイント還元率結局どれが高いんだ?という疑問を解消するべく紹介してきました。
今回は年会費と単純なポイント還元率だけで見てきました。
意外な結果だったのは、オリコカードザポイントが名を連ねてきたところですかね。
ダークホースで全くチェックしていなかったところから出てきたので意外でした。
今回は単純なポイント還元に特化させた比較だったので、次回以降は他の特典を円に換算した場合などを含めて検証したいですね。
ポイント還元率で迷ったら、とりあえずオリコカードザポイントにしておけば、良いというのが今回の結果でした。
とはいえ僕は見た目的には三井住友ゴールドカードNLが好きですけど笑
では、皆さんのクレジットカードライフがより良いものになることを祈っています。
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